スキマ時間にインプットしよう 覚えておきたいビジネス用語・カタカナ語 word-03
カタカナ語やビジネス用語をよく聞くけどイマイチ意味がわからない…。 そんなたくさんある用語の中から、筆者独自の判断で選び、ざっくりとまとめました。 スキマ時間で読めますよ♪
スキマ時間にインプットしよう 覚えておきたい ビジネス用語・カタカナ語 word-02
美容学生さんならサロン説明会などで、または美容師さんはお客様やメーカー・ディーラーさんと会話をしていると、カタカナ用語やビジネス用語を聞く機会が多いはず。よく聞くけどイマイチ意味がわからない、そんなことはありませんか? そんなたくさんある用語の中から、筆者独自の判断で選び、ざっくりとまとめました。スキマ時間で読めますよ♪
スキマ時間にインプットしよう 覚えておきたいビジネス用語・カタカナ語 word-01
美容学生さんならサロン説明会などで、または美容師さんはお客様やメーカー・ディーラーさんと会話をしていると、カタカナ語やビジネス用語を聞く機会が多いはず。よく聞くけどイマイチ意味がわからない、そんなことはありませんか? そんなたくさんある用語の中から、筆者独自の判断で選び、ざっくりとまとめました。スキマ時間で読めますよ♪
作業時間はたったの20分!継続の極意は手軽さにあり。 TLUUS代表・土谷大貴さんに聞く「SNSと美容師の◯◯な関係」【後編】
TLUUS代表を務める土谷大貴さんにSNS活用の極意を伺うインタビュー。前編では、動画制作の深いこだわりついてたくさんお話しいただきました。 今回の後編では、どのように動画をつくられているのか、そして続けていくためのポイントを教えていただきます。 →前編はこちら 短時間の作業が無理なく楽しくSNSを運用するコツ ―インスタグラムへの並々ならぬこだわりを感じました。きっと動画の制作や編集作業もきっと大変なことですよね。 いえ、それが手を抜いているなんてことはないんですが、1本あたりだいたい20分以内で完成させているんですよ。 ―えっ、そんなに短時間で動画ってできるもんなんですか!? 撮影も編集もiPhoneだけでやっているんです。その方が手軽で……接客の空き時間や、カラーの待ち時間に作業ができますしね。 実はアフレコはお風呂で録っていて。雑音が入りにくいっていうことももちろんですが、湯船に入っているとどうしても熱さで限界がきちゃいますよね。のぼせてしまうまでに声を録りきらないといけない、そんな制限を課すことでどんなにがんばっても15分以内には完了させなければならない状況をつくっています。 キャッチコピーもパッと頭に浮かんだ言葉を入れているので、考える時間はだいたい5秒くらい?(笑)。更新し続けるとなると、無理のない手軽さが重要になってくるわけなんです。 ―お風呂場でiPhoneのマイクに向かって話しかけている土谷さんを想像して笑ってしまいました。では、撮影時に気をつけていることなどはいかがでしょうか? 技術的なことではないのですが……、お客さまは髪を切るためにお店にきてくださっているというのを忘れないことでしょうか。写真や動画を撮りたいのは、ぼくの都合なので。撮影に承諾いただけたら感謝の気持ちをしっかり伝えますし、断られた際にがっかりしたような態度や言動は絶対しちゃダメですね。 継続は力なり。結果が出るまでやり続けること ―最後に、今回のインタビューを見てSNSをがんばろうと決意された美容師さんへのアドバイスをお願いします。 何よりも大切なのは、結果が出なくても耐えることです。僕も投稿をはじめてから「インスタを見てきました!」というお客さままでに来店いただくまでに3ヶ月はかかりました。やり続けていくこと、そしてその積み重ねが自分の知見になっていくんです。 あと、来客に繋がる以外にSNSに力を入れることのメリットがあるんですが、なんだと思います? ―えぇっと、写真が上手になるとかでしょうか……? それもありますが、自分のスタイリングを客観視できることです。これ、技術の向上にも大きな一役を買っていて、上達の近道だとぼくは思っています。だから、すべての美容師さんがSNSを活用すべきなんです! そしてSNSの大切さを知っているからこそ、僕たちTLUUSでは一人ひとりに沿ったSNSのコーチングをしています。実際にSNSを通して0から30人の来客に繋げたスタッフもいるんですよ。ぜひうちの求人に応募してくれたらうれしいです!(笑) <PROFILE> TLUUS本店 代表 土谷大貴さん 1995年生まれ、大阪府出身。ル・トーア東亜美容専門学校卒業後は大阪府内のヘアサロンに勤務。その後、関西の大手サロンでの店長経験やフリーランスを経て2021年秋、TLUUSの立ち上げとともに参画。代表を務める傍ら、SNS担当として後進の指導にあたっている。趣味は格闘技を見ること。 Instagram : @tluus_daiki.short <SALON DATA> TLUUS本店/トゥルーズホンテン 大阪市北区角田町1-20 フキヤビルB1F Instagram : @tluus.hair.official ☆2023年6月24日にTLUUS梅田店がNEWオープン! ぜひTLUUSのインスタグラムでチェックしてみてください。
最初の1秒で心を掴む!ゲストに響くSNSコンテンツとは? TLUUS代表・土谷大貴さんに聞く「SNSと美容師の◯◯な関係」【前編】
美容師さんにとって切っても切れないSNS。自身のブランディング、時には営業ツール、そして情報収集と多岐にわたってお仕事に影響をしているはずです。 今回は、思わず目にとまるキャッチや、声をアフレコした親しみやすさで人気のTLUUS代表・土谷大貴さんのインスタグラムにフォーカス。裏側にある並々ならぬこだわりやゲストに響くコンテンツ制作の秘訣など……、フォロワーに支持されるヒミツに迫ります。 アニメから着想を得た、目に留まるキャッチコピー! ―土谷さんのインスタグラムを拝見しましたが、キャッチコピーがすごくおもしろいですよね。あと、アフレコをされているからか土谷さんをより身近に感じられて、すごくいいなと思いました。 ありがとうございます。まさにそのキャッチコピーをつけることと、動画にアフレコすることはぼくの投稿でも特にこだわっているところなんです。 ―そもそも土谷さんはどうしてインスタグラムの投稿に力を入れるようになったんでしょうか? サロン情報サイトでの集客が伸び悩んでいたことが大きな理由です。ほかに何かできることがないかとインスタグラムに力を入れるようになりました。それがちょうど5年ほど前。今では、新規のお客さまの100%がInstagramを見て来てくださっているといっても過言ではありません。 ―がんばりがしっかり結果へと繋がるのがSNSなんですね。過去の動画を遡って拝見すると動画の内容もちょっとずつ変わっているような気がします。 そうですね、最初は他の美容師さんやバズっているクリエイターさんの投稿を参考にしていました。でも、やっぱり同じだと二番煎じでしかないので、僕にしかない独自性を出さないと見てもらえないなと。インサイトやお客さまの反応をうかがいながらたどり着いたのが、キャッチコピーとアフレコなんです。 ぼく、アニメが好きでして……アニメって各回にタイトルがついているじゃないですか?そんなふうにインスタの動画にもタイトルがついていたらわかりやすいなと。 アフレコは美容師で誰もしている人がいなかったのでちょっとやってみたんですけど、お客さんから「おもしろい」って好感触をいただきました。先ほどおっしゃっていただいたように、声が近いことで人となりが鮮明に見えてきますよね。 ―なるほど、そうやって試行錯誤されながら唯一無二の武器を磨き上げていったわけですね。 動画コンテンツ、大事なのは最初の1秒! ―約5年間、土谷さんはインスタグラムに力を注いでこられたわけですが、一番大事にされていることってなんでしょうか? それは“最初の1秒”です。動画の続きを見たいかどうかって最初の1秒で決まると言われています。だからパッと見た瞬間に内容が伝わるということは意識していますね。最初に目に入るキャッチコピーにも秘密があって……たまにちょっとマイナスなことを僕書いてません? ―たしかに!「扱いづらいです」だとか「イメチェン失敗」とか、なんだか引っかかるワードが……。 ですよね。人って損するかもって感じたときに心が動くんそうなんです。なので、「〇〇しないと△△です」というようなちょっとマイナスなキャッチコピーをあえて入れるようにしています。やりすぎるとただ性格の悪い人になっちゃうので、そこはさじ加減ですけど。 ―SNSをうまく運用していくには実践だけでなく知識を集めることも大切だったんですね。 細かいところのこだわりで言うと、たまにストーリーにぼくの私服だったりお休みの日のようすとかを投稿するようにしています。ちょっとした変化と言いますか、フォロワーさんに「おっ!」と思ってもらえたらいいなということがひとつ。そして、繰り返しになってしまいますが、人となりを見せることで親しみやすさを感じてもらえたらなと。 フォロワーを飽きさせない工夫と、どんな美容師さんなのか人となりがわかることが大事だとわかりました。後編では、そんなインスタグラムを土谷さんが実際どのように作っているのかを聞いていきます。 <PROFILE> TLUUS本店 代表 土谷大貴さん 1995年生まれ、大阪府出身。ル・トーア東亜美容専門学校卒業後は大阪府内のヘアサロンに勤務。その後、関西の大手サロンでの店長経験やフリーランスを経て2021年秋、TLUUSの立ち上げとともに参画。代表を務める傍ら、SNS担当として後進の指導にあたっている。趣味は格闘技を見ること。 Instagram : @tluus_daiki.short <SALON DATA> TLUUS本店/トゥルーズホンテン 大阪市北区角田町1-20 フキヤビルB1F Instagram : @tluus.hair.official ☆2023年6月24日にTLUUS梅田店がNEWオープン! ぜひTLUUSのインスタグラムでチェックしてみてください。
次世代へバトンをつなぐ「クラフト・ワークス40周年記念および代表取締役退就任式典」レポ【後編】
高付加価値をキーワードに、ワンランク上のサービスを提供する株式会社クラフト・ワークス。神戸居留地、大阪心斎橋、神戸三宮などに展開するトータルビューティーサロン「La Sente(ラシェンテ)」をはじめ、兵庫と大阪で計9店舗のサロンを運営しています。先日、同社の創業40周年記念および代表取締役の退任&新代表取締役の就任式典が行われました。大きな節目となった1日を、前編・中編・後編に分けてレポートします! ラストは、社員表彰や新入社員の華麗な舞台、パーティーの模様をお送りする【後編】です。 →【前編】はこちら →【中編】はこちら 入社10年以上の功労者が続々! 社員表彰&幹部決意表明 代表の退任・就任式の後も盛り上がりは加速。ここからは社員の皆さんが主役となるプログラムが続きます。 まずは、永年勤続社員の表彰式。入社10年目が3名、15年目が1名、20年目が5名、25年目が2名、続々と表彰されます! これほど長きにわたって勤めている社員が多いという事実こそ、前代表がどれほど皆さんを大切に、深い関係性を築いてきたのかという証明なのではないでしょうか。 また、年間功労者2名には社長賞を授与。7日間のニューヨーク研修旅行がプレゼントされました! ▲眩しい笑顔と感動の涙に包まれる表彰式。新代表と社員の皆さんの間にもすでに強い関係性が築かれていることが伺えます 続いて、各ポジションの昇格者や、先ほど掲げられた新体制に基づく新ポジションの就任者を披露する人事発表。さらなる高みへ向けて踏み出す皆さんに、温かな拍手が送られました。 さらに、幹部社員による決意表明の場面も。「40周年を迎え今後、組織体系やシステムは大きく変化する」と村田卓史営業統括本部長。「これからも選ばれる美容室であるために、過去の成功体験に依存せず、時代の流れに合わせて変化していく。しかしもちろん、素晴らしい美容師になるためには素晴らしい心を持った人にならなければならないという、人の心を大切にする経営方針は変わってはいけないもの。この想いを薄めることなく実践し、次の40年の発展に向けて邁進していく」と力強く語りました。 ▲「新代表と共にさらに会社を盛り立てていく」と決意新たな幹部一同 新入社員が躍動! ソーラン演舞~閉会のご挨拶。 そろそろ宴もたけなわ……と思ったところで、最後にもうひと盛り上がり! 新入社員によるソーラン演舞の披露です!! なんでも、このソーラン演舞はクラフト・ワークスの伝統なのだとか。入社2年目の皆さんの和太鼓に合わせて、1年目の皆さんがダイナミックに舞い踊る様は迫力満点です。 ▲受け継がれる情熱! キレッキレの舞でゲストを魅了 熱気が冷めやらぬ中、式典は閉会へ。最後は高宮千嘉教育統括兼エリアマネージャーが締めくくります。入社以来27年間、ずっと背中を追い続けてきた前代表を「愛と努力の人」と称える高宮氏。「誰にも負けない努力をするトップだったからこそ、同じ目標を持って頑張れた。もうダメだと思った時が始まりだと奮い立つ姿を何度も見てきた」と話します。 ▲18歳で入社、クラフト・ワークス一筋の高宮千嘉教育統括兼エリアマネージャー また、前代表は頻繁に美容師としてはもちろん、人としての在り方、考え方を教える講義を開き、「高宮、わかるか?」と問いかけながら、それは丁寧に、あきらめずに説き続けてくれたそう。何十年もかけて教え、育ててもらったから今があるのだと真っ直ぐに感謝を伝える姿にこちらも胸を打たれました。 そして「新代表も真面目で、本当に魅力のある人。社員の皆も、周りの人のために働ける素直な心を持っている。お客様も心豊かで優しい方ばかり」と笑顔。「新代表と共に、さらに魅力的な組織となり、美容を通じて人々の心を明るく幸せにしていきたい。こんな時代だからこそ、人間的な魅力の集まった、付加価値のある会社にしていきたい」と今後の抱負を語り、会場は大きな拍手に包まれました。 ▲「今後も温かい応援と期待をお願いします」と高宮氏。前代表のDNAは社員一人ひとりに確かに受け継がれていることが十分に伝わりました 輪になって歌おう! 和やかな立食パーティー。 式典の後は、場所を変えて立食パーティー。先ほどまでのかしこまった雰囲気とは一転、和気あいあいとしたムードに包まれます。 社員の皆さんと縁のあるゲストの皆さんが笑顔で思い思いに語らう光景は、40年かけて築き上げてきた信頼関係の賜物。また、前代表は社員やゲストに労われ、思い出話に花を咲かせる一方で、新代表はゲスト一人ひとりに丁寧に挨拶をして回る姿が印象的でした。 ▲あちらこちらから笑い声が飛び交うハッピーな空間 途中、前代表へ感謝の言葉と御礼のプレゼント、花束贈呈のサプライズも。幹部社員でこっそり準備したムービー上映では思わず涙する一幕もありました。 そして最後は、参加者全員が肩を組み、輪になって「愛は勝つ」を熱唱! 愛溢れる時間が賑やかに過ぎていきました。 ▲ラストは大合唱で大団円! 新体制で走り始めたクラフト・ワークス。頼もしい新代表&社員の方々の下、これからの益々のご発展をお祈りします! ----------------------------------------------------------------------------------------------- 株式会社クラフト・ワークスの詳細は下記ホームページをチェック↓ https://la-sente.com/
次世代へバトンをつなぐ「クラフト・ワークス40周年記念および代表取締役退就任式典」レポ【中編】
高付加価値をキーワードに、ワンランク上のサービスを提供する株式会社クラフト・ワークス。神戸居留地、大阪心斎橋、神戸三宮などに展開するトータルビューティーサロン「La Sente(ラシェンテ)」をはじめ、兵庫と大阪で計9店舗のサロンを運営しています。先日、同社の創業40周年記念および代表取締役の退任&新代表取締役の就任式典が行われました。大きな節目となった1日を、前編・中編・後編に分けてレポートします! 続いては、新代表就任セレモニー~新代表挨拶の模様をお送りする【中編】です。 →【前編】はこちら 初代から2代目へ、バトンタッチセレモニー。 飯田純子代表の退任挨拶に続いて執り行われたのは、新代表の就任セレモニー。2代目として受け継ぐのは、娘の飯田翔子氏です。 向かい合う両者。前代表の手には、京セラの創業者である稲盛和夫氏の著書が抱えられています。かつて前代表は稲森氏が主催する経営塾「盛和塾」で学び、この本を徹底的に読み込んだのだとか。そんなバイブルと言える本を、これからの経営指南書として新代表に贈ります。 「私が持っているものはもうボロボロだから、新品がないか探して。なんとか手に入った貴重な1セットです」と手渡すその本には、見守るこちら側も大きな重みを感じずにはいられませんでした。 ▲前代表から新代表へ、母から娘へのバトンリレー いざ新時代へ! 新代表による所信表明のご挨拶。 セレモニーを終えると、飯田翔子新代表がマイクの前へ。自身が生まれた頃にはすでに3店舗展開しており、物心つく前からクラフト・ワークスが生活の一部だったという新代表。毎朝、母親が車で幼稚園に送ってくれる道中、一気に仕事モードのスイッチが入り思考を巡らせる姿を見ながら助手席で大人しくしていたこと、忙しい日は母親の代わりに美容師らしくド派手な格好の社員がお迎えに来てくれたこと、一緒に出社して社員のひざの上に座って会議に参加した記憶もあることなど、娘ならではのエピソードが披露されます。 ▲2代目を引き継ぐ飯田翔子新代表 小学校入学の前年には、阪神・淡路大震災を経験。当時たくさんの社員が自宅に寝泊まりすることを自然に受け入れていたものの、後々それは被災して住む家を無くした社員の救済であったことに気づいたそう。その後も、前代表はよく社員を自宅に招いて食事会を開き、大切に交流を深めていったことが今につながっていると話します。 また、幼い頃から母親に「クラフト・ワークスが1番、お前は2番。どちらを取るかと言われれば会社を取る」と言われてきたのだとか! 他にも「毎日ご飯を食べて生活できているのはクラフト・ワークスの皆のおかげ」だと言い聞かせられ、「クラフト・ワークスの皆と家族を守るのが私の仕事。会社が傾いたらすぐにこの家を売る」と宣言されていました。 厳しい言葉の数々を思い出し、「改めて母の圧倒的な強さ、強い信念で語り掛け続けてくれた愛情を感じる」と新代表。「前代表の想い、哲学を引き継ぎ、途絶えさせないことが使命」であり、「ここまで築き上げられた経営理念と考え方を普遍のものとして大切に守っていきたい」と力強く語ります。 ▲新代表と共に決意を新たにする社員の皆さん 一方で、時代の流れに合わせた変革にも積極的。今後の目指す姿として、「美を通じてご縁のあるすべての人の生活文化に寄り添う」というミッション、「美の境界線を無くす」というビジョン、「美容でセカイを創造する」というコーポレートステートメントを掲げました。 また、昨今話題のウェルビーイングをキーワードに、お客様の心身の美と健康を実現する新たな施策をはじめ、FCオーナーの輩出を促進する新チャレンジ制度の創設、独立支援を強化する経営委託方式の採用、店舗開発チームを発足しての新たなコンセプトサロンの展開などを発表。さらに、エリアマネージャーの設置、執行部の廃止、若手店長の育成など組織改革にも力を入れ、「自主的に動く組織作り」に力を入れる方針です。 終わりにはメビウスの輪をイメージしたという新しいロゴマークを披露。いつの時代も廃ることのない、シンプルでスタイリッシュなイメージで作られたこの新ロゴも、今後さまざまな場面で目にし、長く愛されるものになることでしょう。 ▲明確なビジョンと戦略を掲げたパワフルなプレゼンに、ゲストの皆さんも圧倒されている様子。今後のさらなる飛躍が楽しみです! 無事に退任・就任式を終え、さらに盛り上がりは加速。 次回【後編】では、社員表彰や新入社員の華麗な舞台、パーティーの模様をお送りします。 ----------------------------------------------------------------------------------------------- 株式会社クラフト・ワークスの詳細は下記ホームページをチェック↓ https://la-sente.com/
次世代へバトンをつなぐ「クラフト・ワークス40周年記念および代表取締役退就任式典」レポ【前編】
高付加価値をキーワードに、ワンランク上のサービスを提供する株式会社クラフト・ワークス。神戸居留地、大阪心斎橋、神戸三宮などに展開するトータルビューティーサロン「La Sente(ラシェンテ)」をはじめ、兵庫と大阪で計9店舗のサロンを運営しています。先日、同社の創業40周年記念および代表取締役の退任&新代表取締役の就任式典が行われました。大きな節目となった1日を、前編・中編・後編に分けてレポートします! まずは、オープニング~代表退任挨拶の模様をお送りする【前編】です。 オープニングは華やかなヘアコレクション! 2023年5月22日(月)、神戸オリエンタルホテルにて行われた株式会社クラフト・ワークスの記念式典。お祝いに駆け付けたゲストは100名を超え、会場は満員御礼です。 ▲スタッフ総出でゲストをお出迎え ▲受付までのアプローチを彩るたくさんの祝花 定刻になり、まずはオープニングムービーの上映。これまでの歴史を踏まえ、最後は「伝統が革新を生む。新たなクラフト・ワークスの始まりです!」という言葉で締めくくられます。 すると、場内がパッと明るくなりムードが一転。軽快なBGMに合わせて、独創的なスタイルに身を包んだモデルたちが、場内を練り歩きます。突然のショータイム、スタートです! 手掛けたのは、同社のアーティスティックチーム。スタイリングはもちろん、ショーの構成、音響、振付も全て自分たちで考え作り上げたものです。 ▲通路がランウェイ! 間近に迫るモデルの姿にゲスト全員釘付け 「未来を作る力は多様性の中にある。多様化する様々な文化や一人一人の個性、今を受け入れ新しい未来の形を創造する」。これからの同社のものづくりのテーマを表現する、オープニングにふさわしい華々しいショーでした。 ▲個性的な6スタイルを披露 40年間の想いを乗せた、代表退任のご挨拶。 ショーの後は、開会の挨拶、続いて40年の歩みを辿るヒストリームービーを上映。そして、ここまでの歴史を作り上げてきた飯田純子代表取締役社長の登壇です。 40年の節目に退任する飯田代表。「この40年間、多くのことを学び成長できた」と話し始めます。貧しい暮らしに負けず、諦めない情熱と忍耐力で美容師の道を切り開き、1983年にアシスタントと3名で兵庫・宝塚に1号店をオープンしたこと。2号店が軌道に乗るまでは、私財を手放して雇用を守る、ど根性経営で乗り切ったこと。その後、社員の技術力向上に尽力していき、全日本理美容選手権大会の優勝者を輩出するほどになったことなどを振り返ります。 次第に「こんなに高い技術力の社員を安く売ってはいけない」と新たな方向性を考え始めた矢先、1995年に起きたのが阪神・淡路大震災。当時の六甲店や三宮店は倒壊、退職者が相次ぎ社員は半減しました。しかし、歩みを止めない飯田代表。自身も残った社員の多くも被災者でありながら、皆で避難所を巡りカットやシャンプーのボランティアを行い地域のために尽くしたといいます。 ▲数々の困難を力強く乗り越えてきた飯田純子代表 そしてここから飯田代表は「団結・拡大」をスローガンに掲げ、大きく方針転換。スペシャリスト制を軸とした高付加価値サロン、人間力を軸とした育成型サロンという、今日まで続く新たなクラフト・ワークスの道が開かれることとなったのです。 「ほとんどの社員が生え抜きで、一から育ててきた。人材育成には本当に多くの時間がかかるけれど、皆が大きく育った時、これほど強固な組織はないと信じてやってきた」と飯田代表。美容のスペシャリストとしての技術はもちろん人間性の向上にも努め、代表自ら一人ひとりに寄り添い、丁寧に指導を重ねていった結果、今があるということがひしひしと伝わりました。 ▲社員教育を徹底することで他店との差別化を図り、唯一無二の存在となったのですね コロナ禍においては「世界の経済が止まって、阪神・淡路大震災の時よりも怖かった。もうダメかもと思った」と一瞬弱気になりつつも、自ら関係各所に掛け合って危機を乗り切ったのだとか。そして世間にもようやく明るい兆しが見え始めたこの日、飯田代表はとても晴れやかな表情で、「40年は過ぎてみればあっという間。共に働いてくれた社員には感謝の念でいっぱい」と皆さんに笑顔を向けました。 最後に「これから50年、100年続く企業に。新しい代表がさらに発展させてくれることを期待しています。幹部の皆さんには、社員一人ひとりの才能を引き出し、活躍できるようにバックアップしてほしい。若い世代の活躍を期待しています」とエール。場内はひときわ大きな拍手に包まれました。 ▲一代でここまで築き上げた飯田代表。40年間お疲れ様でした! そしてバトンは新代表へ。 次回【中編】では、新代表就任セレモニー、所信表明の挨拶などの模様をお送りします。 ----------------------------------------------------------------------------------------------- 株式会社クラフト・ワークスの詳細は下記ホームページをチェック↓ https://la-sente.com/
シーンの第一線で活躍するDaBのHARUTOさんに聞く「東京で働くこと」【後編】
最先端の街、東京。日本の情報発信基地に憧れ、生まれ育った関西から東京の街へと上京した『DaB』のHARUTOさん。美容のトップシーンで活躍するHARUTOさんに、東京で働くことのおもしろさをインタビューします。 東京での華々しく刺激的な学生時代を経たHARUTOさん。 【後編】は彼が『DaB』入社後に感じた力不足と、逆境を乗り越えてスタイリストとして活躍する現在、そして未来の美容師像について語ってもらいました。 →【前編】はこちら 理想のサロンに入社してコンテストで優勝。 ー数ある東京のサロンの中でも『DaB』を選んだ理由は? 『DaB』に入社したのも親の影響があったんです。中学の頃に父と初めて東京に二人旅をしたとき、「DaBで髪切りに行ってこい」って言われて。父が東京で働きたかったと言ったじゃないですか。その中でも『DaB』の代表をとても尊敬していたそうで、もし生まれ変わったらここで働きたいと思っていたそうなんです。父に予約を取ってもらってひとりで髪を切りに行きました。当時、僕は「オシャレだな~」くらいしか感じなかったのですが、いざ自分自身が就職活動をするときにいろんなサロンを見ようと都内のお店を巡ったのですが真っ先に訪れたのが『DaB』でした。 ーそのときの記憶があったからなんですね。 そうなんです。担当してくれたスタイリストがニチビ(日本美容専門学校の愛称)の先輩だったからか、とても会話が弾んだんです。そのときにフッと自分が働いているイメージが湧いてきて、「やっぱり働くならDaBしかない」と思ったんです。代表は美容業界で有名な方ですし、スタイリストのみなさんの技術もセンスも素晴らしいし、そこからは基本的に『DaB』一本で就活しました。 ーとはいえ人気サロンだけに入社するには狭き門ですよね? 後から聞いた話なんですが、僕が入社できたのは特別枠的な感じだったんです。学生時代に『メンズノンノ』や『チョキチョキ』に載せてもらっていたので、『DaB』でも“日美のイケてるヤツ”で通ってて。関西在住時に経験した『カジカジ』での読者モデル、親の教育のおかげで、自分自身にオーラが出ていたんじゃないかと自信に満ちあふれていました。その後に入社して半年後に「アリミノフューチャーズロード」というコンテストのアンダー25部門に出たら優勝しちゃって。無料でロンドンの旅も経験できたんです。 ーまさに美容師として最高の門出じゃないですか! そこからが人生で初めての屈辱を味わうことになるんです。手先が起用じゃないうえに気遣いもできず、同期とレッスンに取り組んでも自分だけ置いてけぼり、僕がサロンワークに入ると仕事ができないのでスタイリストに嫌がられ……。何もできないポンコツだったんです。本当にしんどかった4年間でしたね。 代表の下で働くことでスキルを得てスタイリストに。 ーでも辞めることなく今まで頑張ってきたんですね。 親の教育として一度決めたことは、自分が認めるところまで到達しないと途中離脱できなかったんです。それと入社2年目から代表の八木岡(聡氏)に付いて働き始めたのも大きかったですね。美容師としての所作を代表に教えてもらったり、代表のお客さんに支えてもらったりと、途中で辞めてみなさんを裏切るなんて一度も考えたことはなかったです。 ーそのどん底時代から脱却したんですね。 スタイリストとして活動する今もしんどいことは多々ありますが、現在は違うステージに上がれたのかなと思っています。デビューしたのが2022年の7月で、技術面ではようやく自分のスキルが花開いたのかなと感じていて。 ーHARUTOさんが得意とするスタイルを教えてください。 同世代では一番と言い切れるほどストレートパーマには自信があります。ただ髪を伸ばすだけじゃなくて、クセを取り除きながら丸みを作るようにかけたり、ショートやボブにも取り入れたりと、毎日の生活の中で寝癖が付きにくく、乾かすだけでスタイルが決まるように仕上げます。今までのストレートパーマと印象がまったく異なるのがおもしろいんですよ。 目指すはDaBの代表。美容師の地位向上を目指す。 ー現在、取り組んでいることはありますか? 美容のスキルについては常にアップデートしようと心掛けています。例えば、休日に著名な建築物を見に行ったり、アートを鑑賞したり。「建築ならこの角度で直線や曲線が入るのはなぜなのか?」、「アートならこの色使いはヘアスタイルにも活かせられるのでは?」と、デザインされているものに関して、どのような意図があったのかを探るようにしています。些細なことですが、そのバックボーンが美容に活かせられるときがあるので。 ー尊敬する美容師は? 理想はやっぱりウチの代表ですね。八木岡はイス・シザー・ワゴンといったサロンワークに必要なものだけでなく、生活空間を彩るような家具もデザインするんです。そんな方の下で4年間も働かせてもらい、自分自身もかなり視野が広がりましたね。“美容業界に影響をどう与えるか”を大切にしていて、常に他人のためにどう役に立てるかを考えているんです。美容師の地位向上を目指す姿に憧れていますね。 ー最後に今後の目標を教えてください。 代表のように美容業界に影響を与えられる人材になることですね。美容師って職人でもあるし、エンターテイナーでもあるし、クリエイターでもあるじゃないですか。それなのに職業のヒエラルキー的に低く見られるときがあります。社会的地位の低さをどのように上げていくかが、自分自身が取り組むべきことじゃないかと。僕の中で美容師って医者と同じような職業だと考えています。髪の毛という身体の一部を任せられるというのは、仕事をする上でとても価値があるものだと思っているので。 <PROFILE> DaB スタイリスト HARUTOさん 生まれも育ちも神戸市の25歳。中学1年生時の若干15歳で関西のファッション誌『カジカジ(現在は廃刊)』にスナップ企画で登場し、その後は同誌の読者モデルとして活躍。高校を卒業後に上京して日本美容専門学校を経て、都内に4店舗を構える人気ヘアサロン『DaB』に入社。約4年間、アシスタントとして研鑽を磨き、2022年にスタイリストとしてデビューした。現在は日々のサロンワークだけでなく、アーティストのMVでヘアメイクとして参加したり、後輩の人材育成に尽力したりと忙しい日々を過ごす。 Instagram:@haruto_0210 <SALON DATA> DaB MIX/ダブ ミックス 東京都渋谷区猿楽町28-11 ネスト代官山2F HP : https://dab.co.jp Instagram:@dab_hair
シーンの第一線で活躍するDaBのHARUTOさんに聞く「東京で働くこと」【前編】
今も昔もビジネスだけでなく、ファッションもカルチャーも美容も最先端の東京。 日本の情報発信基地に憧れ、生まれ育った関西から東京の街で働いているのが『DaB』のHARUTOさんです。 学生時代はファッション誌の読者モデルとして感性を磨き、高校を出てから右も左も分からない東京へ。専門学校で出会った同じ趣味趣向を持った仲間と過ごし、卒業後には憧れの人気ヘアサロンに入社。そこで人生で初となる挫折を味わい、そのどん底からはい上がって現在はスタイリストとしてサロンワークに取り組んでいます。 今回は、美容のトップシーンで活躍するHARUTOさんに、東京で働くことのおもしろさについてインタビュー。 【前編】は彼のバックボーンや上京した理由、2年間の学生生活に迫ります。 服好きが高じてファッション誌の読者モデルに。 ーまずは美容師になろうと思ったきっかけは? 神戸でヘアサロンを営んでいる両親の背中を幼少から眺め、純粋に「カッコいい」と思ったのが目指した理由ですね。親からは「美容師になれ」と言われたは一度もなかったんです。小学2年の頃には漠然と美容師を志していましたね。その頃の授業で将来の夢を考える時間があり、汚い字で「美容師」と書いた色紙が今でも実家に飾っています。 ーファッションに興味を持ったのもご両親の影響ですか? 完全に服好きの父と母の影響で、物心が付いた頃にはファッションに興味を持っていましたね。中学に入る頃には「楽園」や「トロワ」、「クラウンマーケット」など、神戸の古着屋に足繁く通っていました。その時期から買い物しているそのショップの人たちとは今でも繋がっています。 ー初めてファッション誌にスナップされたのは中学生の頃ですよね? そうなんです。関西にかつて『カジカジ』っていうファッション誌があったんですが、僕が初めてスナップ企画で写真を撮ってもらったのが中学3年の頃。そのときは父のコム・デ・ギャルソンのセットアップを着て載せてもらいました。年に2回あるスナップ企画にはずっと出してもらっていて、高校2年になって『カジカジ』の読者モデルに起用してもらったんです。 同世代との刺激を求めて上京を決意。 ーまだ17歳だったんですね!? 編集者の方やカメラマンさんは30代で、読者モデルの仲間は7歳以上も年上でした。先輩ばかりの現場も楽しかったんですが、全国誌の『メンズノンノ』や『TUNE』、『チョキチョキ』を読むと、同年代がいっぱい載っていて驚いたんです。「そいつらと一緒に戦ってみたい」と感じたのが、東京に出ようと思ったきっかけですね。 ー大阪の美容学校を経由せず、高校卒業後に東京に出ようと。 ファッションが尖っていたから、高校時代は周りから変人扱いというかバカによくされていたんです。ファッションの話をするのも刺激を受けるのも全員先輩ばかりで。いつかは同世代で分かり合える仲間が欲しいと思っていたので、それだと東京になるべく早く行くのが良いのかなと思ったんです。 ーご両親は上京することに賛成だったんですか? それが両親の後押しもあったんですよ。父は関西の美容学校を卒業して神戸の美容室に就職したんですが、本当は東京に行きたかったみたいで。なので、東京に行くことに関しては大賛成でした。むしろ、お互いがいつかは上京するもんやって思っていたほど。「関西代表でやってるぞ!」、「東京で有名な美容師になるぞ!」との意気込みを持って東京に行きましたね。 価値観が共有できる仲間と過ごした充実の学生生活。 ーその中でも母校の日本美容専門学校を選んだ理由は? 親の推薦もあったんですが、先ほど言った雑誌に同世代が網羅するように載っていたのが日美(日本美容専門学校の愛称)だったんです。 ー学生時代の2年間は想像通りの生活でしたか? 本当に楽しかった2年間でしたし、やっぱり友達との出会いは大きかったですね。僕のように雑誌に影響を受けた学生が通う学校で、例えば僕が関西代表なら、今でもよく遊ぶ友達が長野代表と、日本全国から洋服好きが集まっていたんです。初めて尊敬し合ってファッションの話が対等にできる仲間と出会えました。本当に想像通りの学生生活でしたね。 ー人だけでなく東京の街も刺激を受けましたか? 日本だけじゃなくて世界中から色々な人が集まる都市じゃないですか。上京した当時は街を歩くだけでオシャレな人を目の当たりにして刺激を受けましたし、スタイリストとしてデビューしてからは僕の美容技術を通じて、人と価値観が共有できる環境に感謝しています。例えば友達であるアーティストのMVでヘアメイクとして参加するって、関西ではなかなか味わえないと思いますし。今までは読者モデルとして出る側だった自分が、裏方になって一つのものを作り上げるかけがえのない経験もさせてもらっています。 雑誌デビューを果たした中学生時代から友人と有意義に過ごした専門学生の頃まで、順風満帆なライフスタイルを送ってきたHARUTOさん。 学校卒業後に入社した『DaB』で人生で初めての挫折を味わうことになります。 【後編】では、憧れのサロンで感じたスキル不足と、それを乗り越えた経緯、憧れの人物、さらには理想の美容師像について語っていただきます。 <PROFILE> DaB スタイリスト HARUTOさん 生まれも育ちも神戸市の25歳。中学1年生時の若干15歳で関西のファッション誌『カジカジ(現在は休刊)』にスナップ企画で登場し、その後は同誌の読者モデルとして活躍。高校を卒業後に上京して日本美容専門学校を経て、都内に4店舗を構える人気ヘアサロン『DaB』に入社。約4年間、アシスタントとして研鑽を磨き、2022年にスタイリストとしてデビューした。現在は日々のサロンワークだけでなく、アーティストのMVでヘアメイクとして参加したり、後輩の人材育成に尽力したりと忙しい日々を過ごす。 Instagram:@haruto_0210 <SALON DATA> DaB MIX/ダブ ミックス 東京都渋谷区猿楽町28-11 ネスト代官山2F HP : https://dab.co.jp Instagram:@dab_hair