舞台は宇宙!? 「TEMIL HAIR」のユニークすぎる入社式
先日オーナーインタビューをお届けした、大阪府茨木市にあるヘアサロン「TEMIL HAIR(テミル ヘアー)」。数々のユニークな取り組みの一つである入社式が今年も行われるとのことで、AM-YU編集部もお邪魔しました! 今年のテーマは「宇宙」。いったいどんな式になるのでしょうか? 【オーナーインタビューはこちら】 なんでもやっテミル! 個性激光りの注目サロン「TEMIL HAIR」~前編~ なんでもやっテミル! 個性激光りの注目サロン「TEMIL HAIR」~後編~ 「TEMIL HAIR」名物、一風変わった入社式 2020年6月、大阪・茨木にオープンした「TEMIL HAIR」。同店では2022年より毎春、新入社員を迎える入社式を行っています。 2022年度は「和」をテーマに、全員が着物を着用。サロン近くの畑田コミュニティーセンター内にある和室にて、和の入社式を実施しました。2023年度は「森」をテーマに、ナチュラルムード満点にドレスアップ。能勢町にあるレストラン・野間の森 MIGIWAにて、森の中の入社式を実施しました。 そして2024年度のテーマは「宇宙」。会場は、茨木市文化・子育て複合施設おにクル最上階にある、きたしんプラネタリウムです。 茨木から宇宙へ! 宇宙船テミル号に乗って 全く想像がつかないまま迎えた4月1日(月)当日。受付開始時刻よりも早めに会場に到着すると、スタッフ総出で飾りつけの真っ最中。いつもは多くの市民で賑わうプラネタリウムも、この時間は同店の貸し切りです! 今日はこのプラネタリウムを宇宙船に見立て、皆で宇宙へ飛び出して入社式を行うのだとか。題して、「無限の彼方へ、さあいくぞ。宇宙規模で考えろ。令和6年度出発式」です!! ▲プラネタリウムが宇宙船テミル号に変身 ところで、先ほどから気になっているのが皆さんの衣装。聞けば、今年のドレスコードは「Y3K」なのだとか。それぞれ3000年代の近未来をイメージしたファッション&ヘアメイクでキメています。 ▲近未来を思わせるキラキラ衣装に身を包んだ一同 そうこうしているうちに、受付開始。メーカーやディーラーの方など、ゲストの皆さんが続々と到着されます。中には、「宇宙」「Y3K」を意識したファッションで訪れる方もちらほら。さすが同店の関係者さん、ノリが良いっ! ▲他の星からやって来た(?)ゲストの方々をお出迎え 受付では、乗船チケットの代わりとなるオリジナルの缶バッジ、UFO(焼そば)、オシャレなロゴ入りエコバッグをプレゼント。 ▲缶バッジは、同店のクリエイティブ担当・荻野峻さんがデザイン プレゼントを受け取ったら、いよいよ船内へ。2024年宇宙の旅ならぬ、予測不能な入社式の始まりです! 宇宙を舞台に繰り広げられる壮大なセレモニー 「本日はお忙しい中ご乗船いただきありがとうございます」というアナウンスと共に幕開け。まずは2023年度の実績として、売上1億円達成、夏フェス300人動員、オープン当初から目標だったダブル機長(オーナー)谷村育孝さん&荻野峻さんのセミナー登壇などが紹介されました。 ▲当日のフライトアテンダントを務めた三好怜志さん オープンから4年で、着実に成長を遂げている同店。「3人から始まった小型機も、14人乗りのジェット機クラスに成長しました。今なお挑戦し続けるテミルエアラインに今後もご期待ください」という言葉が、力強く響きました。 続いて、来賓6名の挨拶。予告なしの展開にとまどう皆さんでしたが、ニューパイロット(新入社員)3名に向けて、一人ひとりから激励の言葉が送られました。 ▲無茶ぶりにも関わらず、ゲストからは温かい言葉&ためになるアドバイスがたくさん。終始和やかなムードで進みます そしていよいよ、宇宙船テミル号発射の時。場内が暗くなり、頭上のスクリーンいっぱいに同店のヒストリー~発射の瞬間を捉えたムービーが映し出されると、思わず歓声が上がります。 ▲プラネタリウムのある建物がパカッと割れて、宇宙船テミル号が発射! ▲あっという間に宇宙空間へ到達。一面に美しい星空が広がります ここからは、同店のスタッフ紹介コーナー。星座になぞらえて、一人ひとりの自己紹介コメントが続きます。 ▲個性豊かなメンバーがそろい踏み しばらく星座巡りを楽しんだ一行。ラストは銀河の彼方で活躍する(?)ゆずみたいなヴォーカルユニットによる歌のプレゼントがあり、場内は大感動! ではなく、爆笑の渦に包まれます。 ▲「栄光の架橋」の替え歌を熱唱する、ゆずみたいな方達 こうして楽しい宇宙旅行を終え、無事に地球へ帰還。改めて、今日から乗組員に加わる3名が挨拶します。 ▲美容師を目指したきっかけ、今後の抱負などを語る三人。キラキラの希望に満ちています! そして最後に、ダブル機長(オーナー)谷村育孝さん&荻野峻さんが挨拶。 荻野さんは、成功に向けて何度もチャレンジすることの大切さを話し、「皆さんのチャレンジに対して全力で応援しますし、必ず寄り添う。一緒に頑張っていきましょう!」と新人3名へエールを送りました。 谷村さんは、同店がエンターテインメントに力を入れているのは、「大変でも心に残る思い出作りを大切にしたいから」だと話し、「(ヘアサロンらしからぬ)余計なこともたくさんするけれど、後々ふり返った時にテミルで働いて楽しかったなと、記憶に残る人生を送ってほしい」と締めくくりました。 一般的な入社式の概念をぶち壊し、宇宙へ飛び出した「TEMIL HAIR」。次はどんなことをやっテミルのか? 引き続き目が離せません!! -------------------------------------- TEMIL HAIR https://temilhair.jp/ 大阪府茨木市畑田町3-39 --------------------------------------
なんでもやっテミル! 個性激光りの注目サロン「TEMIL HAIR」~後編~
大阪・茨木市にあるヘアサロン「TEMIL HAIR(テミル ヘアー)」。同店ではかなりユニークな店づくりをされているとのことで、オーナーの谷村育孝さん、荻野峻さんに話を伺いました。前編・後編の二本立てでお届けします。続いて【後編】です。 →【前編】はこちら スタッフ陣による抜群のチームプレー&絶妙なバランス感 「TEMIL HAIR」には現在、谷村さんと荻野さんを含めた11名の美容師と、1名の広報スタッフが在籍しています。モットーは、全員接客・全員施術。例えば、あるスタッフが施術中に薬剤選びやカットの仕方に悩んだ時、同店では自然と他のスタッフも交えてディスカッションが始まります。自分の担当だからという変なこだわりやプライド無く、お客様にとってベストな選択を全員で考え、提案するのです。 「人間は一人よりも二人、二人よりも五人のほうが、さまざまなアイデアが出るもの。それが集団で働くメリットであり、大事にしていきたい部分なんです」と二人。フロアにほとんど壁のない設計も、実はお互いのことを気にし合って、フォローし合えるようにという考えが反映された空間づくりとなっています。 ▲二人のお話から普段のチームワークの良さが伺えます その上で、谷村さんはCEO(チーフエンタメおじさん)、荻野さんはCCO(チーフクリエイトおじさん)である他、スタッフにはそれぞれ、教育オフィサー、チーフデザインオフィサー、チーフラブオフィサー(スタッフを愛で包む人)、コツコツオフィサーなど、肩書・役割があります。オーナーの二人だけではなく、それぞれが自分の領域では権限を持ち、他のメンバーを引っ張っていく。そうして、スタッフ間の良いバランスが保たれていると言います。 ▲個性豊かなスタッフ陣の絶妙なバランス感も、同店の強みだと語る二人 美容師だけが仕事じゃない! 二刀流もウエルカムなキャリア設計 さらに、同店では心が豊かになる働き方を目指して、「美容師EX制度」という新たなキャリアプランを設定しています。目標の売上数字があり、それを達成した暁には、そのままどんどん美容師として突き抜けるもよし、美容師に軸足を置きつつ違う分野に挑戦してもよし。そのチャレンジを、店として応援するという制度です。 二人は、「美容師以外に、例えばデザインだったり営業だったり、自分の好きなこと、得意なことがあるなら、そちらに時間や場所を使ってOK。美容師としてたくさんのお客様を担当し、売上を上げ続けるのも良いのですが、いつかしんどくなるかもしれない。そんな『ちょっと疲れたな』という時に、『違うことをしても良いんだよ』という環境を作りたかったんです」と話します。 実際に現在、谷村さんと荻野さんが先陣を切って実践している最中。例えば、営業時間中に他の勉強をしたり、依頼を受けて庭木の剪定に出向いたり、グリーンを用いた空間づくりの施工を行ったり。好きと得意を生かして、マルチに活躍しています。 ▲美容師+αの動きを積極的に行う谷村さんと荻野さん。ちなみに、店内のフラワーオブジェも二人の手作り ▲成人式用の花の髪飾りや、ウエディング用のブーケ作りもお手の物 美容師自体もちろん素敵な仕事だとしつつ、「美容師の素敵なところは、自由な発想力やクリエイティブ力をたくさん持ち合わせているところ。それをスタッフ皆に理解してもらって、美容師としてしっかりとお客様との関係性をキープしながら、他のことにもどんどん挑戦してほしいなと思っています。私たちがしっかりとサポートするので安心して、失敗しても良いから色々チャレンジしてほしい」と話す二人。 そのため、スタッフ教育にも力を入れ、定期的に面談をしながら一緒にキャリアビジョンを描くようにしているそう。同店で働くスタッフ一人ひとりに、予想もしていなかったような未来が待っているのです。 ▲二人にかかれば、美容師の可能性は無限の広がりを見せます 多彩なイベントで皆ワクワク。誰もがお店のファンに 数々の斬新な取り組みを行っている同店ですが、多彩なイベントもその一つ。社内イベントとしては、毎年一風変わった会場で行う入社式や、夏のスイカ割り、花火大会、慰安旅などがあります。皆でワイワイ楽しめる機会が多いのも、スタッフの良き関係性づくり、楽しい職場づくりにつながっているようです。 ▲同店では二人はもちろん、スタッフ全員が仲良くノリ良く、日々楽しいムードで働いています さらに、お客様を巻き込んで行う2大イベントとして、6月の第一日曜日に行う夏フェスと、冬の大抽選会があります。 夏フェスでは、美容にまつわる体験ブースはもちろん、飲食や物販、占いブースがあったり、マジシャンを招いたステージショーがあったり。この日ばかりはヘアサロンの面影はほぼなく、同店まるごと賑やかなお祭り会場と化します。スタッフとお客様はもちろん、気づけばお客様同士もここですっかり仲良くなってしまうのだとか。 二人曰く、「お祭りってみんなで作るから楽しいと思っていて。お客様に出演や出店をお願いすることもあります。イベント事はどんどん関わったほうが、絶対に面白くなる。そういうことが好きなスタッフ・お客様が集まって、もっとこの場を盛り上げていけたら嬉しいです」と話します。 一方、冬の大抽選会は、破格の豪華プレゼント大会。ヘリコプターやセスナでの大阪・神戸空中散歩、高級車でのイルミネーション巡り、ディズニーランドやUSJご招待などなど、目玉商品が盛りだくさんです。 ▲普段は落ち着いた雰囲気の同店ですが、事あるごとにイベント会場に大変身。広々とした空間だからこそ実現できる試みです 二人はこういったイベントを通じ、熱狂的なファン作りをミッションと考えているのだとか。いちヘアサロンの美容師とお客様に留まらない、もっと広く深い関係性づくりを目指しているのです。「髪を整えることはもちろん大前提として。それ以外にも、『何か面白いことやるの? 応援するよ!』と言ってくださる方を増やしたい。そうして店のことを好きになっていただき、ファンとなって通っていただけることがベストだと考えています」と話します。 ヘアサロンの常識を覆すように数々のユニークな展開を行い、それを一緒に面白がれるスタッフとお客様が集まる同店。「なんでもやっテミル」を合言葉に突き進む二人には、まだまだやりたいことがたくさんあると言います。「多店舗展開よりも一点集中。突き抜けた個性で、眩しくて見えないぐらいの激光りのサロンにしていきたい」という夢に向かって。常に関わる人たちがワクワクする、思いもよらないことが続々と巻き起こる同店の動向から目が離せません。 ▲「なんでもやっテミル」がモットーの同店。今度は何をやってみるのか、乞うご期待! -------------------------------------- TEMIL HAIR https://temilhair.jp/ 大阪府茨木市畑田町3-39 --------------------------------------
なんでもやっテミル! 個性激光りの注目サロン「TEMIL HAIR」~前編~
大阪・茨木市にあるヘアサロン「TEMIL HAIR(テミル ヘアー)」。同店ではかなりユニークな店づくりをされているとのことで、オーナーの谷村育孝さん、荻野峻さんに話を伺いました。前編・後編の二本立てでお届けします。まずは【前編】です。 学生時代からの名コンビで創る、日本一の激光りサロン 賑やかな駅前から少し離れた、閑静な住宅街に佇む「TEMIL HAIR」。4年前、谷村さん、荻野さん、MANAMIさんの3人で立ち上げたヘアサロンです。 ▲オーナーの谷村育孝さん(左)と荻野峻さん(右) 共に大阪府茨木市出身で、初めて出会ったのは高校卒業後に進学した大阪市内の美容専門学校。二人は同じクラスになり、さらには学級長と副学級長に指名され、一緒にクラス運営を行いました。当時から盛り上げ役とまとめ役の名コンビで、「お互い違うものを持っていて運営のリズムが良く、やりやすかった」と話す二人。常に「なんでもやってみようや!」を合言葉に、他のクラスとは異なるユニークな取り組みを実践しては、話題になっていたと言います。 そんな二人は専門学校2年生になったある冬の夜、神戸の六甲山までドライブへ。山の上の展望台で眼下に広がる関西一円の夜景を見ながら「いつかここ(関西)に、激光りするサロンを作ろう」と約束します。 ▲学生時代から相性抜群の二人 そして2006年3月、二人は専門学校を卒業。谷村さんは技術堅気な老舗サロン、荻野さんはデザインや撮影といったクリエイティブの追求と多店舗展開に力を入れるサロンへ就職しました。その時に掲げた目標が、谷村さんは技術で日本一、荻野さんはビジュアル作りで日本一になって、一緒に日本一のヘアサロンを作ること。「お互い別々のことを極めて、日本一を取ったら集合!」と誓い、異なる道を歩き始めました。 それから約10年後に、谷村さんは全日本ヴィダルサスーンカットコンテスト、荻野さんは全日本ヘアカラーフォトコンテストで見事優勝。二人は再び集まり、2020年6月、地元・茨木に約束の店「TEMIL HAIR」をオープンさせたのです。 広大な空間を生かした、変幻自在な店づくり 前述の通り、「TEMIL HAIR」があるのは茨木市の中でも、人通りの多い茨木駅前からはやや離れた場所。一般的なヘアサロンとは一線を画す独自の店づくりを自由に追求するため、郊外である程度の広さを確保できるこの地を選びました。 二人曰く、「それまで、とにかくお互い忙しく働いて、疲れていて。それなりに売り上げも収入もあるけれど、なんかしんどいな……という感じでした。だから、これからはもうちょっとやりがいを感じられる、心が豊かになる働き方をしたい。自分たちの店では、例えば好きな園芸とか、美容以外のことも色々やりたいことをなんでもやってみよう! と考えての選択でした」。 練りに練って完成した店は、一見ヘアサロンとは思えないガレージ風の佇まい。店内に入ると天井が高く、開放感抜群。大きな窓からは明るい太陽の光が差し込み、施術中はどの席からも外に広がるきれいな青空や緑が楽しめます。 ちなみに、2020年のオープン時に完成していたのは、現在メインとなっている南棟の右隣にある北棟のみ。2023年に増築し、現在メインとなっている南棟が完成しました。 ▲住宅街で異彩を放つ「TEMIL HAIR」 ▲陽光が降り注ぎ、明るく開放的な店内 店内を彩る観葉植物は、ほぼ全て商品として販売しているもの。北棟にいたっては窓側スペースの多くがグリーンで埋まり、外から見るとまるで園芸店のようです。一方、店内の一角には可愛らしいアクセサリーが並ぶスペースも。地元のハンドメイド作家によるもので、こちらも商品として販売されています。 ▲シャンプーなどのヘアケアアイテムはもちろん、棚に並ぶグリーンやアクセサリーも商品 そして、内装にはさまざまな仕掛けが施されているそう。例えば、南棟のフロア中央に鎮座するサロン台は、鏡を取り外すことで、なんと(いや、なぜか)卓球台に変身! 北棟のサロン台も可動式で、複数の鏡を合わせればフロアはたちまちヨガスタジオへと変貌します。 ▲中央のサロン台が卓球台に。以前、ここでスタッフ対抗卓球大会が行われました ▲敷地内の一角には素敵な苔庭も さらに、2025年には南棟の2階を改装し、いくつかの小部屋を設置予定。それぞれ、まつエクやネイルなど色々なことができる体験ブースにする予定です。また、グリーンを見ながらゆったりと寛げる、カフェガーデンの新設も企んでいるのだとか。 あまりの変幻自在ぶりに驚かされますが、お二人は当初から進化と好奇心を大切に、シンボルアニマルとして“カエル”を掲げ、段階的に構想を練ってきたのだとか。「2020年のオープン時はオタマジャクシ、2023年の増築で足が生えて、2025年にいよいよ第3形態になる」とのこと。まだまだ店づくりは進化の途中なのです。 「TEMIL HAIR」のユニークさは、店づくりだけに留まりません。後編では、同店ならではの働き方改革やスタッフ教育、お客様との関係性づくりなどについての、独自の取り組みをご紹介します。 →【後編】はこちら -------------------------------------- TEMIL HAIR https://temilhair.jp/ 大阪府茨木市畑田町3-39 --------------------------------------
忙しくても始められるほったらかし資産形成 – NISA制度の始め方 -
これまで2回に分けてご紹介した「つみたてNISA」と「一般NISA」。概要が理解できても、大変なのは始めることだと思います。今回はNISA口座開設の流れや購入銘柄の選定基準などを簡単にご紹介! まずは、証券会社を選択 これまでに投資経験のない方は、証券口座の開設から! 銀行や証券会社によって、取扱銘柄や手数料、使いやすさが異なるので、まずは比較サイトや口コミなどから、自分に合いそうな証券会社を見つけましょう。 おすすめは手数料が安く、すべての手続きがスマホから行える「インターネット証券」。2023年5月現在、人気のネット証券会社は「SBI証券」と「楽天証券」です。 将来的に個別株にも手を出そうと考えている方は、取扱銘柄数や手数料、その他のサービスも参考に、証券口座を比較しましょう。 WebサイトなどからNISA口座を開設 利用する証券会社が決まればNISA口座の開設に進みます。ネット証券の場合はホームページに開設リンクが表示されているはずなので、そこをクリック。 ほとんどの場合、この時点で「つみたてNISA」と「一般NISA」、どちらの制度を利用するか選ぶ必要があります。前回までのコラムを参考に、あなたの投資スタイルに合った制度を選択しましょう。 証券口座の開設には、「マイナンバーカード」や「運転免許証」をはじめとした、本人確認書類を提出する必要があります。使用できる本人確認書類は、開設先によって異なるので、開設先の指示に従いましょう。 本人確認書類の提出後は、金融機関による審査が行われます。問題がなければ10日ほどで口座開設通知が手元に。その後、税務署による最終審査が行われ、2週間~数か月でNISA口座の開設が完了します。 商品と投資方法を選ぶ 【商品の選定】 NISA口座が開設できれば、次は投資先の選定です。口座開設時に選んだ制度で、購入可能な商品の中から、信託報酬などの手数料や人気順で商品を並べ替えたり、条件を絞り込んだりして、理想の投資先を見つけましょう。 【投資方法の設定】 「つみたてNISA」であれば、月々最低100円から、年間上限40万円を超えない33,333円の範囲内で積立金額の設定を。月々の投資合計金額が33,333円以内であれば、複数の商品への投資も行えます。 商品や投資金額の変更はあとからできるので、決めきれない場合は一旦複数の商品を選択したり、まずは無理のない少額から始めたりするのも良いかもしれません。 「一般NISA」であれば、年間120万円以内で、積立投資はもちろん、買いたいときにまとめて購入するスポット購入も可能。積立投資をする方のみ、この段階で設定をしておきましょう。 制度切り替え前に始めるべきなのか? 当コラムでは3回にわたり、現在のNISA制度について紹介してきました。実は、この制度は2024年に「新NISA制度」が施行されると、新規購入が停止され、各制度に応じた保有期間内での、保有と売却のみの取り扱いになります。 しかし、購入した金融資産は保有しているだけでも価格変動が起こり、「複利効果」による資産の増加も期待できます。そのため、すでに資産形成に興味をお持ちの方は、今のうちから始めてみてはいかがでしょう。 ※2023年5月現在、「NISA制度」は制度内容の見直しが進められています。最新情報は金融庁のホームページをチェック。
忙しくても始められるほったらかし資産形成 - 一般NISA -
NISA制度を利用しようとしたとき、「つみたてNISA」と「一般NISA」、どちらの口座を開設すべきかわからない方も多いはず。今回はそんな方のために、「一般NISA」とはなにか、その特徴を前回紹介した「つみたてNISA」と比較しながら紹介します! ■そもそも「つみたてNISA」とは? 「忙しくても始められるほったらかし資産形成 - つみたてNISA -」の記事はコチラ 「一般NISA」とは? 「つみたてNISA」との違い 「一般NISA」とは、金融商品に対する非課税制度のひとつで、2014年にスタートしました。日本国内に住む18歳以上の方なら、誰でも利用できるという点では「つみたてNISA」と同じですが、具体的な制度内容は大きく異なります。 なかでも2023年のいま、特に意識すべき違いは以下の3つ! 【1.年間非課税枠】 年間非課税枠は、「つみたてNISA」が40万円なのに対し、「一般NISA」は120万円。1年で3倍もの資金を非課税対象として運用できます。 【2.投資可能商品】 「一般NISA」では投資信託に加え、上場株式なども購入可能。より多くの商品の中から投資先を選ぶことができます。 【3.購入方法】 「つみたてNISA」の投資方法は、積立方式のみでしたが、「一般NISA」では積立方式以外にも、値動きをみて安値と判断した自身のタイミングで購入する、スポット購入が認められています。当然、判断を誤るリスクが伴いますが、底値付近で買うことに挑戦したい方にはピッタリの購入方法です。 「一般NISA」と「つみたてNISA」、どちらを利用すべきか 2023年現在のNISA制度は、「一般NISA」と「つみたてNISA」を併用することができません。そのため、自分が予定している投資方法に応じて、利用制度を決める必要があります。 2023年のいまはどちらの制度を選んでも、来年度から「新NISA制度」へと切り替えられます。そのため、いまから選ぶ制度で金融商品を購入できるのは、2023年12月までです。以降、この口座ではそれぞれの非課税保有期間内で、購入した商品を売却するだけ。そのため、これから始める方は、購入商品の売却予定時期と今年の年末までにいくら投資したいかで判断すると良いかもしれません。 投資予定金額による判断基準は40万円。年末までの予定金額が40万円未満の方は「つみたてNISA」を、それ以上の方は「一般NISA」の利用がおすすめです。 NISA制度を用いた資産形成には、今回ご紹介した「一般NISA」制度を利用するという選択肢も存在します。これからNISA制度の利用を検討している方は、自身の投資スタイルに応じた制度を選択し、賢く運用を行いましょう! ※2023年5月現在「NISA制度」は、制度内容の見直しが進められています。最新情報は金融庁のホームページをチェック。
次世代へバトンをつなぐ「クラフト・ワークス40周年記念および代表取締役退就任式典」レポ【後編】
高付加価値をキーワードに、ワンランク上のサービスを提供する株式会社クラフト・ワークス。神戸居留地、大阪心斎橋、神戸三宮などに展開するトータルビューティーサロン「La Sente(ラシェンテ)」をはじめ、兵庫と大阪で計9店舗のサロンを運営しています。先日、同社の創業40周年記念および代表取締役の退任&新代表取締役の就任式典が行われました。大きな節目となった1日を、前編・中編・後編に分けてレポートします! ラストは、社員表彰や新入社員の華麗な舞台、パーティーの模様をお送りする【後編】です。 →【前編】はこちら →【中編】はこちら 入社10年以上の功労者が続々! 社員表彰&幹部決意表明 代表の退任・就任式の後も盛り上がりは加速。ここからは社員の皆さんが主役となるプログラムが続きます。 まずは、永年勤続社員の表彰式。入社10年目が3名、15年目が1名、20年目が5名、25年目が2名、続々と表彰されます! これほど長きにわたって勤めている社員が多いという事実こそ、前代表がどれほど皆さんを大切に、深い関係性を築いてきたのかという証明なのではないでしょうか。 また、年間功労者2名には社長賞を授与。7日間のニューヨーク研修旅行がプレゼントされました! ▲眩しい笑顔と感動の涙に包まれる表彰式。新代表と社員の皆さんの間にもすでに強い関係性が築かれていることが伺えます 続いて、各ポジションの昇格者や、先ほど掲げられた新体制に基づく新ポジションの就任者を披露する人事発表。さらなる高みへ向けて踏み出す皆さんに、温かな拍手が送られました。 さらに、幹部社員による決意表明の場面も。「40周年を迎え今後、組織体系やシステムは大きく変化する」と村田卓史営業統括本部長。「これからも選ばれる美容室であるために、過去の成功体験に依存せず、時代の流れに合わせて変化していく。しかしもちろん、素晴らしい美容師になるためには素晴らしい心を持った人にならなければならないという、人の心を大切にする経営方針は変わってはいけないもの。この想いを薄めることなく実践し、次の40年の発展に向けて邁進していく」と力強く語りました。 ▲「新代表と共にさらに会社を盛り立てていく」と決意新たな幹部一同 新入社員が躍動! ソーラン演舞~閉会のご挨拶。 そろそろ宴もたけなわ……と思ったところで、最後にもうひと盛り上がり! 新入社員によるソーラン演舞の披露です!! なんでも、このソーラン演舞はクラフト・ワークスの伝統なのだとか。入社2年目の皆さんの和太鼓に合わせて、1年目の皆さんがダイナミックに舞い踊る様は迫力満点です。 ▲受け継がれる情熱! キレッキレの舞でゲストを魅了 熱気が冷めやらぬ中、式典は閉会へ。最後は高宮千嘉教育統括兼エリアマネージャーが締めくくります。入社以来27年間、ずっと背中を追い続けてきた前代表を「愛と努力の人」と称える高宮氏。「誰にも負けない努力をするトップだったからこそ、同じ目標を持って頑張れた。もうダメだと思った時が始まりだと奮い立つ姿を何度も見てきた」と話します。 ▲18歳で入社、クラフト・ワークス一筋の高宮千嘉教育統括兼エリアマネージャー また、前代表は頻繁に美容師としてはもちろん、人としての在り方、考え方を教える講義を開き、「高宮、わかるか?」と問いかけながら、それは丁寧に、あきらめずに説き続けてくれたそう。何十年もかけて教え、育ててもらったから今があるのだと真っ直ぐに感謝を伝える姿にこちらも胸を打たれました。 そして「新代表も真面目で、本当に魅力のある人。社員の皆も、周りの人のために働ける素直な心を持っている。お客様も心豊かで優しい方ばかり」と笑顔。「新代表と共に、さらに魅力的な組織となり、美容を通じて人々の心を明るく幸せにしていきたい。こんな時代だからこそ、人間的な魅力の集まった、付加価値のある会社にしていきたい」と今後の抱負を語り、会場は大きな拍手に包まれました。 ▲「今後も温かい応援と期待をお願いします」と高宮氏。前代表のDNAは社員一人ひとりに確かに受け継がれていることが十分に伝わりました 輪になって歌おう! 和やかな立食パーティー。 式典の後は、場所を変えて立食パーティー。先ほどまでのかしこまった雰囲気とは一転、和気あいあいとしたムードに包まれます。 社員の皆さんと縁のあるゲストの皆さんが笑顔で思い思いに語らう光景は、40年かけて築き上げてきた信頼関係の賜物。また、前代表は社員やゲストに労われ、思い出話に花を咲かせる一方で、新代表はゲスト一人ひとりに丁寧に挨拶をして回る姿が印象的でした。 ▲あちらこちらから笑い声が飛び交うハッピーな空間 途中、前代表へ感謝の言葉と御礼のプレゼント、花束贈呈のサプライズも。幹部社員でこっそり準備したムービー上映では思わず涙する一幕もありました。 そして最後は、参加者全員が肩を組み、輪になって「愛は勝つ」を熱唱! 愛溢れる時間が賑やかに過ぎていきました。 ▲ラストは大合唱で大団円! 新体制で走り始めたクラフト・ワークス。頼もしい新代表&社員の方々の下、これからの益々のご発展をお祈りします! ----------------------------------------------------------------------------------------------- 株式会社クラフト・ワークスの詳細は下記ホームページをチェック↓ https://la-sente.com/
次世代へバトンをつなぐ「クラフト・ワークス40周年記念および代表取締役退就任式典」レポ【中編】
高付加価値をキーワードに、ワンランク上のサービスを提供する株式会社クラフト・ワークス。神戸居留地、大阪心斎橋、神戸三宮などに展開するトータルビューティーサロン「La Sente(ラシェンテ)」をはじめ、兵庫と大阪で計9店舗のサロンを運営しています。先日、同社の創業40周年記念および代表取締役の退任&新代表取締役の就任式典が行われました。大きな節目となった1日を、前編・中編・後編に分けてレポートします! 続いては、新代表就任セレモニー~新代表挨拶の模様をお送りする【中編】です。 →【前編】はこちら 初代から2代目へ、バトンタッチセレモニー。 飯田純子代表の退任挨拶に続いて執り行われたのは、新代表の就任セレモニー。2代目として受け継ぐのは、娘の飯田翔子氏です。 向かい合う両者。前代表の手には、京セラの創業者である稲盛和夫氏の著書が抱えられています。かつて前代表は稲森氏が主催する経営塾「盛和塾」で学び、この本を徹底的に読み込んだのだとか。そんなバイブルと言える本を、これからの経営指南書として新代表に贈ります。 「私が持っているものはもうボロボロだから、新品がないか探して。なんとか手に入った貴重な1セットです」と手渡すその本には、見守るこちら側も大きな重みを感じずにはいられませんでした。 ▲前代表から新代表へ、母から娘へのバトンリレー いざ新時代へ! 新代表による所信表明のご挨拶。 セレモニーを終えると、飯田翔子新代表がマイクの前へ。自身が生まれた頃にはすでに3店舗展開しており、物心つく前からクラフト・ワークスが生活の一部だったという新代表。毎朝、母親が車で幼稚園に送ってくれる道中、一気に仕事モードのスイッチが入り思考を巡らせる姿を見ながら助手席で大人しくしていたこと、忙しい日は母親の代わりに美容師らしくド派手な格好の社員がお迎えに来てくれたこと、一緒に出社して社員のひざの上に座って会議に参加した記憶もあることなど、娘ならではのエピソードが披露されます。 ▲2代目を引き継ぐ飯田翔子新代表 小学校入学の前年には、阪神・淡路大震災を経験。当時たくさんの社員が自宅に寝泊まりすることを自然に受け入れていたものの、後々それは被災して住む家を無くした社員の救済であったことに気づいたそう。その後も、前代表はよく社員を自宅に招いて食事会を開き、大切に交流を深めていったことが今につながっていると話します。 また、幼い頃から母親に「クラフト・ワークスが1番、お前は2番。どちらを取るかと言われれば会社を取る」と言われてきたのだとか! 他にも「毎日ご飯を食べて生活できているのはクラフト・ワークスの皆のおかげ」だと言い聞かせられ、「クラフト・ワークスの皆と家族を守るのが私の仕事。会社が傾いたらすぐにこの家を売る」と宣言されていました。 厳しい言葉の数々を思い出し、「改めて母の圧倒的な強さ、強い信念で語り掛け続けてくれた愛情を感じる」と新代表。「前代表の想い、哲学を引き継ぎ、途絶えさせないことが使命」であり、「ここまで築き上げられた経営理念と考え方を普遍のものとして大切に守っていきたい」と力強く語ります。 ▲新代表と共に決意を新たにする社員の皆さん 一方で、時代の流れに合わせた変革にも積極的。今後の目指す姿として、「美を通じてご縁のあるすべての人の生活文化に寄り添う」というミッション、「美の境界線を無くす」というビジョン、「美容でセカイを創造する」というコーポレートステートメントを掲げました。 また、昨今話題のウェルビーイングをキーワードに、お客様の心身の美と健康を実現する新たな施策をはじめ、FCオーナーの輩出を促進する新チャレンジ制度の創設、独立支援を強化する経営委託方式の採用、店舗開発チームを発足しての新たなコンセプトサロンの展開などを発表。さらに、エリアマネージャーの設置、執行部の廃止、若手店長の育成など組織改革にも力を入れ、「自主的に動く組織作り」に力を入れる方針です。 終わりにはメビウスの輪をイメージしたという新しいロゴマークを披露。いつの時代も廃ることのない、シンプルでスタイリッシュなイメージで作られたこの新ロゴも、今後さまざまな場面で目にし、長く愛されるものになることでしょう。 ▲明確なビジョンと戦略を掲げたパワフルなプレゼンに、ゲストの皆さんも圧倒されている様子。今後のさらなる飛躍が楽しみです! 無事に退任・就任式を終え、さらに盛り上がりは加速。 次回【後編】では、社員表彰や新入社員の華麗な舞台、パーティーの模様をお送りします。 ----------------------------------------------------------------------------------------------- 株式会社クラフト・ワークスの詳細は下記ホームページをチェック↓ https://la-sente.com/
次世代へバトンをつなぐ「クラフト・ワークス40周年記念および代表取締役退就任式典」レポ【前編】
高付加価値をキーワードに、ワンランク上のサービスを提供する株式会社クラフト・ワークス。神戸居留地、大阪心斎橋、神戸三宮などに展開するトータルビューティーサロン「La Sente(ラシェンテ)」をはじめ、兵庫と大阪で計9店舗のサロンを運営しています。先日、同社の創業40周年記念および代表取締役の退任&新代表取締役の就任式典が行われました。大きな節目となった1日を、前編・中編・後編に分けてレポートします! まずは、オープニング~代表退任挨拶の模様をお送りする【前編】です。 オープニングは華やかなヘアコレクション! 2023年5月22日(月)、神戸オリエンタルホテルにて行われた株式会社クラフト・ワークスの記念式典。お祝いに駆け付けたゲストは100名を超え、会場は満員御礼です。 ▲スタッフ総出でゲストをお出迎え ▲受付までのアプローチを彩るたくさんの祝花 定刻になり、まずはオープニングムービーの上映。これまでの歴史を踏まえ、最後は「伝統が革新を生む。新たなクラフト・ワークスの始まりです!」という言葉で締めくくられます。 すると、場内がパッと明るくなりムードが一転。軽快なBGMに合わせて、独創的なスタイルに身を包んだモデルたちが、場内を練り歩きます。突然のショータイム、スタートです! 手掛けたのは、同社のアーティスティックチーム。スタイリングはもちろん、ショーの構成、音響、振付も全て自分たちで考え作り上げたものです。 ▲通路がランウェイ! 間近に迫るモデルの姿にゲスト全員釘付け 「未来を作る力は多様性の中にある。多様化する様々な文化や一人一人の個性、今を受け入れ新しい未来の形を創造する」。これからの同社のものづくりのテーマを表現する、オープニングにふさわしい華々しいショーでした。 ▲個性的な6スタイルを披露 40年間の想いを乗せた、代表退任のご挨拶。 ショーの後は、開会の挨拶、続いて40年の歩みを辿るヒストリームービーを上映。そして、ここまでの歴史を作り上げてきた飯田純子代表取締役社長の登壇です。 40年の節目に退任する飯田代表。「この40年間、多くのことを学び成長できた」と話し始めます。貧しい暮らしに負けず、諦めない情熱と忍耐力で美容師の道を切り開き、1983年にアシスタントと3名で兵庫・宝塚に1号店をオープンしたこと。2号店が軌道に乗るまでは、私財を手放して雇用を守る、ど根性経営で乗り切ったこと。その後、社員の技術力向上に尽力していき、全日本理美容選手権大会の優勝者を輩出するほどになったことなどを振り返ります。 次第に「こんなに高い技術力の社員を安く売ってはいけない」と新たな方向性を考え始めた矢先、1995年に起きたのが阪神・淡路大震災。当時の六甲店や三宮店は倒壊、退職者が相次ぎ社員は半減しました。しかし、歩みを止めない飯田代表。自身も残った社員の多くも被災者でありながら、皆で避難所を巡りカットやシャンプーのボランティアを行い地域のために尽くしたといいます。 ▲数々の困難を力強く乗り越えてきた飯田純子代表 そしてここから飯田代表は「団結・拡大」をスローガンに掲げ、大きく方針転換。スペシャリスト制を軸とした高付加価値サロン、人間力を軸とした育成型サロンという、今日まで続く新たなクラフト・ワークスの道が開かれることとなったのです。 「ほとんどの社員が生え抜きで、一から育ててきた。人材育成には本当に多くの時間がかかるけれど、皆が大きく育った時、これほど強固な組織はないと信じてやってきた」と飯田代表。美容のスペシャリストとしての技術はもちろん人間性の向上にも努め、代表自ら一人ひとりに寄り添い、丁寧に指導を重ねていった結果、今があるということがひしひしと伝わりました。 ▲社員教育を徹底することで他店との差別化を図り、唯一無二の存在となったのですね コロナ禍においては「世界の経済が止まって、阪神・淡路大震災の時よりも怖かった。もうダメかもと思った」と一瞬弱気になりつつも、自ら関係各所に掛け合って危機を乗り切ったのだとか。そして世間にもようやく明るい兆しが見え始めたこの日、飯田代表はとても晴れやかな表情で、「40年は過ぎてみればあっという間。共に働いてくれた社員には感謝の念でいっぱい」と皆さんに笑顔を向けました。 最後に「これから50年、100年続く企業に。新しい代表がさらに発展させてくれることを期待しています。幹部の皆さんには、社員一人ひとりの才能を引き出し、活躍できるようにバックアップしてほしい。若い世代の活躍を期待しています」とエール。場内はひときわ大きな拍手に包まれました。 ▲一代でここまで築き上げた飯田代表。40年間お疲れ様でした! そしてバトンは新代表へ。 次回【中編】では、新代表就任セレモニー、所信表明の挨拶などの模様をお送りします。 ----------------------------------------------------------------------------------------------- 株式会社クラフト・ワークスの詳細は下記ホームページをチェック↓ https://la-sente.com/
笑いあり涙あり「25周年記念 第26期Apa Kabarグループ入社式&2022年度年間アワード」潜入レポ【後編】
大阪府堺市&狭山市を拠点に計21店舗のヘア、ネイル、アイラッシュ、エステサロンを展開し、美容アイテム販売事業も手掛けるトータルビューティーカンパニー・Apa Kabar(アパカバール)グループ。先日、同社の第26期入社式および2022年度年間アワード表彰式、そして創業25周年記念パーティーが行われました。5時間にわたり繰り広げられた盛大なセレモニーの内容とは!? 当日の模様をレポートします! ラストは、周年記念パーティーの模様をお送りする【後編】です。 →【前編】入社式レポートはこちら →【中編】年間アワード表彰式レポートはこちら 関わる全ての人に感謝! 25周年記念パーティー 年間アワードの表彰式が終わると、本日のクライマックスである25周年記念パーティーに突入。Apa Kabarグループの歴史を振り返るムービーの上映に続いて、中野代表が挨拶します。 美容業界は離職率が高いとされながら、同社には勤続10年以上の社員が21名、全体の20%を占めることなどに触れつつ、「25年間、たくさんのお客様を笑顔にして、会社を盛り上げてくれてありがとう」と、まずは社員の皆さんへ感謝。 ▲「これからも美容を通して地域社会に貢献できる会社を、皆で作り上げたい」と想いを伝えます また、来賓の方々をはじめとした取引先企業、これまで支えてくれた家族にも感謝。「経営理念である『感謝・感動』をベースに、社員にとって、お客様にとって感謝と感動が溢れる会社にしていきたい」とさらなる抱負を語りました。 社員総出で盛り上げる、四半世紀プレイバック! ここからは、中野代表は全貌を知らされていない、社員主導のコーナーへ。入社10年以上のベテランスタッフが司会となり、サプライズ企画を展開していきます。 社員同士の仲の良さを象徴する社内サークル紹介では、ラーメン部、サーフィン部、バスケ部などの活動を記録したスライドショーに加えて、ダンス部によるショータイムも! ▲突然鳴りはじめたBGMを合図に勢い良くステージへ! キレッキレのダンスに会場は大盛り上がり ▲その後、シンガーソングライターとして活躍する中野代表の長女による、父への手紙&歌のプレゼントも 続いてスクリーンでは「歴史の勉強」と称された、1998年の創業当時から2023年までを追うスライドショーがスタート。1年ずつ、その年のヒット曲をBGMに社会の主な出来事、流行したもの・ことを紹介すると共に、Apa Kabarグループの歴史を辿ります。各年に入社した社員の名前&当時の写真も披露。その懐かしさや変貌ぶりに、場内のあちこちで歓声が起こりました。 大きな愛に包まれて、さらなる高みへ。 そして宴もたけなわ。社員の皆さんから中野代表へトロフィー、花束、記念品が贈られてフィナーレです。 ▲記念品は、代表の笑顔をプリントした特注のバスタオル! 改めてコメントを求められた中野代表は、「長くやっていると社員にも家族ができ、日々経営者としての責任を感じている」と言い、「これからも30年、40年と続く、愛と感謝に溢れる会社にしていきたい」と話しました。 ▲社員からの愛情に包まれて幸せそうな中野代表 執行役員の奥野勇気氏も「社員一人ひとりが幸せな生活を送れるように。今まで積み重ねてきた人間力をベースに、今後ますます発展していきたい」と意気込みを語り、盛大なセレモニーの幕が閉じました。 ▲閉会の挨拶を担った奥野氏 多彩なプログラムを通して、たくさんの「おめでとう」と「ありがとう」が交わされた1日。大きな節目を経て、ここからまた感謝と感動を紡ぐApa Kabarグループの歴史が続いていきます。 ▲最後は全員で記念撮影。また一年後にお会いしましょう! ------------------------------------------------------------------------------------- Apa Kabarグループの詳細は下記ホームページをチェック↓ https://www.apakabar-co.jp/
笑いあり涙あり「25周年記念 第26期Apa Kabarグループ入社式&2022年度年間アワード」潜入レポ【中編】
大阪府堺市&狭山市を拠点に計21店舗のヘア、ネイル、アイラッシュ、エステサロンを展開し、美容アイテム販売事業も手掛けるトータルビューティーカンパニー・Apa Kabar(アパカバール)グループ。先日、同社の第26期入社式および2022年度年間アワード表彰式、そして創業25周年記念パーティーが行われました。5時間にわたり繰り広げられた盛大なセレモニーの内容とは!? 当日の模様をレポートします! 続いては、年間アワード表彰式の模様をお送りする【中編】です。 →【前編】入社式レポートはこちら 1年間の努力の結晶! 名誉ある年間アワード表彰式 入社式に続いて執り行われたのは、年間アワードの表彰式。長年勤めている社員を称える永年勤続表彰の後、部門ごとの受賞者・店舗表彰へと移ります。賞は全部で7部門。 ・昨年度入社最優秀スタッフ賞(2022年度新卒社員対象の新人賞) ・取り組み最優秀スタッフ賞 ・商品販売最優秀スタッフ賞 ・ケアリスト最優秀スタッフ賞 ・ビューティーデザイナー最優秀スタッフ賞 ・ヘアデザイナー最優秀スタッフ賞 ・年間最優秀店舗賞 毎日の積み重ねがこの日、最優秀賞という形で大きく花開くのです。 感動と感謝が溢れる、喜びの受賞者スピーチ。 受賞者には、中野代表より賞状、トロフィー、賞品が贈呈されます。惜しくも受賞を逃した皆さんも、“ウチの子”が登壇すると、なんとも誇らしげ。各テーブルから祝福の声が上がります。 ▲賞品は、代表と行く超豪華! 旅行券 皆さん笑顔で受け取ると、一言スピーチ。「こんなに大きな賞をいただけると思っていなかった」「お客様、スタッフ、自分のためにできることを探して取り組んだ結果が評価されて嬉しい」など、驚きや喜びを話します。 ▲出会いと別れ、たくさんの経験を経ての受賞に感慨深げな様子も また、「昨年悔しい思いをして、今年念願の受賞」「新人時代に最優秀賞を受賞した時、次またステップアップして受賞したいと思った、その目標が叶った」とったコメントも多く、年間アワードが皆さんのモチベーションになっていることが伺えます。 ▲日々熱意を持って働いていること、今後のさらなる意気込みを語ります そして、皆さん周りへの感謝をしっかりと伝えているのが印象的。「辞めたいと思った時もあったけれど、上司が親身になって相談に乗ってくれた」「たくさんのチャンスを与えていただいた」「先輩・後輩・同期のアシストのおかげ」という言葉に、恵まれた職場環境、人間関係の良さが垣間見えました。 なお、年間最優秀店舗賞は「ANHELO by AK(アネーロ バイ エーケー)」が受賞。昨年度に続き2連覇を果たしました。 スタッフ全員が登壇すると、現在産休中の店長から届いたという音声メッセージを再生。一人ひとりの頑張りを労い、「これからも選ばれるお店であり続けるために、スタッフ皆が輝き続けられるようにサポートしていきたい」と復帰後の抱負を語る店長の声に、皆さん嬉しそうに耳を傾けていました。 ▲「ANHELO by AK(アネーロ バイ エーケー)」の皆さん。店長不在でも抜群のチームワークでお店を盛り立てている、良い雰囲気が伝わってきました いよいよセレモニーはフィナーレへ。 次回【後編】では、周年記念パーティーの模様をお送りします。 ------------------------------------------------------------------------------------- Apa Kabarグループの詳細は下記ホームページをチェック↓ https://www.apakabar-co.jp/