ハッピーマンデー美容師フェス「BOB ROCK FESTIVAL 2023」レポ【後編】
先日AM-YUで告知した通り、2023年10月23日(月)に大阪・服部緑地野外音楽堂で行われた「BOB ROCK FESTIVAL 2023」(主催:株式会社ガモウ関西/YUMEBANCHI)。読者の皆さんの中で参加された方も多いのではないでしょうか? AM-YUもお邪魔した本イベント、当日の様子を2回にわたってレポートします。 続いて【後編】です。 →【前編】はこちら ライブレポート③ yonawo 3番手は、BOB ROCK FESの初回から3回連続出演となる「yonawo」。1曲目「矜羯羅がる」を披露すると、「最高のマンデー! 盛り上がっていきましょう!」と声高らかに、次曲「good job」へ。メロウな歌声とメロディがなんとも心地良く、この日の陽気と相まって思わずまどろみの中へ誘われるようです。 MCタイムでは観客とのやり取りも楽しみ、盛り上がる人々の中には美容師だけではなくパン屋さんもいることが判明。土日が休みではないさまざまな職業の人が、今日は一緒になって楽しんでいるのです。そんなオーディエンスの声援を受けて、メンバーも心底楽しそう。頭上に輝く太陽に負けない、キラキラの笑顔が眩しく客席を照らします。 ピースフルな空気を纏ったまま「苺」「雨宿り」「天神」と続き、ラストは「tokyo」。まったりムードにどっぷり浸る、極上のひと時となりました。 ライブレポート④ iri 4番手は「iri」。大歓声の中、ふらりとラフなスタイルで登場し、1曲目は「friends」。「思い切り楽しんでいきましょう!」と煽ると、「STARLIGHT」「Sparkle」と続き、観客はあっという間にクールかつソウルフルな歌声に魅了されます。 かと思えば一転、「美容師さんたちいつもお疲れ様~」と話し始めると、一気に親近感が。「(東京から乗車した)行きの新幹線が途中で止まった!」など当日のエピソードも交え、和やかなトークが繰り広げられます。 そして再び「ナイトグルーヴ」「会いたいわ」「Corner」「Season」と畳みかけると、会場のボルテージはぐんぐん上昇。「iriちゃ~ん!」と呼びかける歓声も次第に熱を帯びます。 グルーヴィなパフォーマンスに、合間のオーディエンスとのコール&レスポンスも激しく、ラストは「24-25」「Wonderland」でフィニッシュ。 途中「(iriのライブを)初めて見る人~?」という問いかけにいくつかのリアクションがありましたが、きっとこの頃には皆さんすっかり彼女の虜になっていたのではないでしょうか。 ライブレポート⑤ くるり トリを飾るのは「くるり」。気づけばすっかり日は暮れ、会場全体が柔らかな照明が映える夜の空間に様変わりしています。 ベテランバンドの貫禄に対して「みなさんこんばんは。くるりと申します」と丁寧な挨拶から、1曲目「In Your Life」がスタート。「California coconuts」「太陽のブルース」と続き、観客の心をグッと掴んでいきます。 「普段ハードなので、今日はピースフルにいきます」という岸田繁(Vo.Gt)の言葉通り、その後も「さよならリグレット」「aleha」と穏やかなナンバーを披露。優しいメロディと歌声で、冷え込んできた会場をじんわりと温めていきます。 「元々(会場近くの)千里に住んでた。よく(駅前の商業施設)セルシーで呑んでた」など、地元ネタも嬉しいMCを挟みつつ、「世界はこのまま変わらない」からはグッと加速。「琥珀色の街、上海蟹の朝」で前方の観客はノリノリダンシング、「ばらの花」では会場中がシンガロング&スマホライトを掲げて左右にユラユラ盛り上げます。 真っ暗な客席に灯った無数のライトに「ウルッときた。ありがとう」と笑顔をこぼす岸田繁(Vo.Gt)。本編ラストの「ブレーメン」までキラーチューンの連発に、会場は大いに沸き上がりました。 その後は、鳴りやまないアンコールに応えて再び登場。「良い1日でしたか?」と客席を見渡しながら、「できあがってる人多いですね(笑)。俺らも終わってから呑みたい」と笑い合います。そして、最後に1曲だけと「ハイウェイ」を演奏して終幕。割れんばかりの拍手と歓声に包まれ、大団円を迎えました。 普段なかなか週末のフェスに参加できない美容師の方々に贈られた、最高にハッピーなマンデーフェス。帰路につく皆さん一人ひとりの満ち足りた表情がとても印象的でした。来年も開催されるのか? 乞うご期待! ------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「BOB ROCK FESTIVAL 2023)」公式サイトはコチラ↓ https://bobrockfestival.com/ ★会場にてオシャレな来場者を激写! イベントスナップはコチラ part.1 part.2 part.3 part.4
ハッピーマンデー美容師フェス「BOB ROCK FESTIVAL 2023」レポ【前編】
先日AM-YUで告知した通り、2023年10月23日(月)に大阪・服部緑地野外音楽堂で行われた「BOB ROCK FESTIVAL 2023」(主催:株式会社ガモウ関西/YUMEBANCHI)。読者の皆さんの中で参加された方も多いのではないでしょうか? AM-YUもお邪魔した本イベント、当日の様子を2回にわたってレポートします。 まずは【前編】です。 月曜の真っ昼間から、音楽と美味しいお酒&フードに酔いしれる♪ 心地良い秋晴れに恵まれ、正にフェス日和となった当日。12時30分のオープン前から会場周辺はオシャレなスタイリングが光る美容師の方々で溢れていて、“美容師のための月曜日のフェス”という特別な1日の始まりを感じます。 ▲2019年、2022年に続いて今年で3回目。例年5月開催でしたが、今回は初の秋開催に ▲会場は毎度おなじみ服部緑地野外音楽堂。絵に描いたような秋晴れ! 最高!! 会場内の一角には、岡山市北区にあるNYスタイルのスライスピザ専門店「ALLDAY PIZZA」、大阪・北浜にあるワインが主役のスタンディングご飯処「ヨコボリ」、大阪・南船場のハイセンスな居酒屋「THE MUSEN IN SHOCK」が出店。お腹を満たす担々皿うどんやピザ、お酒に合うフランクフルトなどが並び、オープン直後から大人気の大行列です。 ▲大盛況のフードブース。さすがBOB ROCK はフェス飯もオシャレ また、BOB ROCK FESのロゴやイラストを手掛けるイラストレーター・yamyamさんによる似顔絵屋さんも登場。目の前で自分の絵を描いてもらえる貴重な機会とあって、こちらも賑わっています。 ▲ステキなフェスの記念になりそう 月曜日の昼間から自然に包まれた野音で音楽と美味しいお酒、フードを楽しめるなんて、これぞまぎれもない非日常。 穏やかな空気の中、皆さんいつもとは違う休日を満喫しています。 ▲週のはじまり月曜日とは思えない、週末感たっぷりの光景 そして13時になるとライブがスタート。ここから先は、出演アーティスト5組のステージの模様をお届けします。 ▲株式会社ガモウ関西代表取締役社長・亀井瞬氏と、本日のMCを務めるFM802のDJ・坂東さえか氏。挨拶の後はスペシャルな1日の始まりを祝い、来場者と一緒にビールで乾杯! ライブレポート① 奇妙礼太郎 トップバッターは奇妙礼太郎。この日はバンドセットでのステージです。「BOB ROCK はじまるぜー!」と高らかに叫び1曲目「オンリーユー」で幕が開けると、「オーシャンゼリゼ」では早くもオーディエンスが一つになって大合唱。続く「愛の讃歌」ではステージから降り注ぐ情感たっぷりの歌声を浴びて、会場は多幸感に包まれます。 途中MCでは「昨日美容院に行ってきた」とラフに語ったり、観客とテンション高くコール&レスポンスを繰り広げた後「ちょっとオレ今日おかしいわ(笑)」とこぼしたり、終始ゆるいムードで。 「散る 散る 満ちる」「真夜中のランデブー」を歌い上げると、ラストは「帰りたくないねんけど。すごく良い時間になりました。ありがとう!」と名残惜しそうにしながら、「ほんまにおいしいお好み焼き」で締めくくりました。 ライブレポート② tofubeats 2番手を務めるのは、tofubeats。客席に「お休み楽しんでますか? いつもお仕事お疲れ様です。今日は僕が仕事します! 平日昼間のライブってあんまないけど、頑張ります!」と語り掛け、1曲目「RUN」でスタート。心地良いビートが刻まれるとフロアは瞬時にクラブの装いで、オーディエンスは思い思いに体を揺らして楽しみます。 続いて「LONLEY NIGHTS」「No.1」と、青空の下ご機嫌なサウンドが響き、自由に身をゆだね踊る観客。「最近は表参道の美容室に通っています」と、この日ならでは(?)のMCも挟みつつ、会場にはこの上ない解放感とリラックスムードが漂います。 中盤、暑さたまらずパーカーを脱ぎ捨ててTシャツ1枚になると、後半に向けてさらに加速。ビートに合わせたハンズアップでステージと客席が一体となり、最高潮に達したところで次のステージへとバトンが渡されました。 この後は「yonawo」「iri」「くるり」が登場! 次回【後編】へ続きます。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「BOB ROCK FESTIVAL 2023」公式サイトはコチラ↓ https://bobrockfestival.com/ ★会場にてオシャレな来場者を激写! イベントスナップはコチラ↓ part.1 part.2 part.3 part.4
西日本最大級の総合ビューティ見本市「ビューティーワールド ジャパン 大阪」レポ【後編】
毎年恒例、西日本のビューティ関連見本市で来場者数No.1を誇る「ビューティーワールド ジャパン 大阪」が今年も開催。参加された読者の方も多いのではないでしょうか? AM-YUも訪れた本イベント、当日の様子を2回にわたってお届けします。 続いて【後編】です。 →【前編】はこちら メーカーブースPICK UP ②トリコインダストリーズ こちら、正面には「AIVIL(アイビル)」のヘアアイロン各種がズラリ。一般用とは違う、プロユースのアイロンならではの性能を実際に体験できます。 ▲「AIVIL(アイビル)」のヘアアイロンが勢揃い その他、さまざまな種類のヘアブラシをはじめとした、ヘアケアアイテムも充実。スタイリング&ケアをサポートする商品が揃い、あれこれ買い求める方が多く見られました。 ▲手頃ながら高品質、いくつも揃えておきたくなるヘアケアアイテム また、今回多くのスタイリストの注目を集めていたのが、カナダ発のブランド「FRAMAR(フラマー)」のカラー施術用アイテム。コーム、ホイル、ブラシ、グローブなど、いずれも使い勝手はもちろん、カラフルでデザイン性抜群とあって大人気でした。 ▲カラー施術時の気分もアガる!? インスタ映え必至のアイテムたち ●トリコインダストリーズのHPはこちら メーカーブースPICK UP ③PYR(パイラ)リンクス こちらで目に留まったのは、頭皮もケアできる美容機器「PYR BRUSH(パイラブラッシュ)」。今までの美容器の常識を超えたDECAメートル波・20MHzの周波数(一般的な低周波商品の40万倍)を搭載し、クセになるEMSの体感と、スムーズな筋肉運動により頭皮をほぐしてくれる点が特徴です。 また、1分間に11,000回の振動を搭載。短時間で効果的に頭皮環境の土台にアプローチすることで頭髪を整えるのはもちろん、顔全体のリフトケアも期待できます。 ▲スタイリッシュなデザインも印象的。防水(IPX5仕様)で、施術途中シャンプー台での使用もOKです 隣に並ぶのは、全身に使える美容機器「PYR KNIGHT(パイラナイト)」。部位に合わせてエネルギー量を自動調節する新技術SLACK KILLAR方式を採用し、脂肪分解(RF)と筋肉刺激(EMS)の同時ケアで、簡単&手早く効果が期待できる優れものです。 また、使いやすさと効率化を考えた、刀を思わせる形状もポイント。絶妙なカーブがフィットし、まるで顔と身体の余分なものを斬り上げるが如く、美しいボディへと導きます。 ▲独特のフォルムが目を引く一品。こちらも完全防水(IPX7仕様)で水回りでの使用も安心 いずれも元々ヘアサロンでは店販商品扱いだったものの、現在はフェイシャルやブライダルメニューへ取り入れたり、ヘアメイク前の調整に使用したり。人気と比例して広がりを見せているそうです。 ▲体験コーナーもフル回転。短時間でも効果を実感できたという声も ●PYR(パイラ)リンクスのHPはこちら メーカーブースPICK UP ④ONEST ブース内で洗髪体験(!)を行う同メーカーが打ち出すのは、高濃度水素発生シャワー「H2 ONEST DETOSPA(エイチツーオネスト デトスパ)」。 ▲ブースの中央にシャンプー台がスタンバイ 同商品は電気分解によってお湯に分子状水素を高濃度で溶け込ませることができ、そのお湯で約10分洗髪すれば、パーマやカラーなどのサロンケアで発生し毛髪・頭皮ダメージの原因となる活性酸素が洗い流されるのだとか。 また、頭皮の皮脂汚れや皮膜毛も改善。経皮吸収によって分子状水素が頭皮の各層へ届き、頭皮環境をリセットすることで育毛効果・白髪軽減も期待できます。 ▲LIVE体験を行うのは本イベントが初だったそう。インパクトもあり注目度は上々 パーマやカラーメニューにプラスすることで、お客様満足も単価アップも期待できる同商品。まだ国内で導入しているサロンは2店舗のみとのことで、いち早く取り入れてみてはいかがでしょうか。 ▲水素の力に着目し、美髪に導くブランド「H2 ONEST」。日々のケアに取り入れることでダメージ補修&髪の水分量アップを叶えるトリートメントや水素パウダー、シントーウォーター、ヒートブラシなども展開 ●ONESTのHPはこちら メーカーブースPICK UP ⑤ヤクジョ® こちらの看板商品は、美容師の手荒れをなくしたいという想いで生まれた高ミネラルアルカリ還元水「ヤクジョ®スイ」。 ▲名前の通り“薬”剤を“除”去する“水”、「ヤクジョ®スイ」 手荒れを防ぐ一番の対策は、手に付着した薬剤をできる限りすぐに、しっかりと除去することです。同商品はPH12.5の強アルカリ水で、シュッとかけるだけで手に残った残留薬剤を瞬時に分解・無効化。にも関わらず、肌に触れたとたんに皮脂や脂肪酸と反応して弱酸性の水質に変化するため、肌にやさしく安心して使うことができます。 ▲手に数回スプレーしてふき取っただけで、汚れが洗い流されもっちり&トーンアップしたよう また、薬剤だけではなく悪玉菌や酸化脂質を徹底中和・分解し、高い乳化効果を発揮。さらに、静電気的反発で汚れを浮かす、水の約100倍の浸透力で角質層の奥まで届くなど多くの特長をもち、顔にスプレーしてスキンケア、口内にスプレーしてオーラルケア、頭にスプレーして髪&頭皮ケアなど、さまざまなシーンに効果が期待されています。 ▲ヤクジョ®スイをベースに作られたヘアケア&スキンケア商品もラインナップ ●ヤクジョ®のHPはこちら 以上、AM-YUによる会場レポートでした。 来年の「ビューティーワールド ジャパン 大阪」は、2024年10月21日(月)~23日(水)に今年と同じくインテックス大阪で開催予定! お見逃しなく!! ------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「ビューティーワールド ジャパン 大阪」の詳細はコチラ↓ https://beautyworld-japan-osaka.jp.messefrankfurt.com/osaka/ja.html
西日本最大級の総合ビューティ見本市「ビューティーワールド ジャパン 大阪」レポ【前編】
毎年恒例、西日本のビューティ関連見本市で来場者数No.1を誇る「ビューティーワールド ジャパン 大阪」が今年も開催。参加された読者の方も多いのではないでしょうか? AM-YUも訪れた本イベント、当日の様子を2回にわたってお届けします。 まずは【前編】です。 今年もアツい「ビューティーワールド ジャパン 大阪」 2023年10月16日(月)~18日(水)の3日間、インテックス大阪1~6号館で開催された「ビューティーワールド ジャパン 大阪」。18回目となる今年は昨年より会場を1ホール拡大し、過去最大規模の展示スペースで行われました。 ▲おなじみのゲートを抜けて会場へ。今年は1号館~6号館Bゾーンまで拡大して展開! 場内は「ヘア」「ネイル」「アイラッシュ」「コスメティック」「美容機器」「フェムモア」「からだ+キレイ」「ビジネスサポート」の8つのゾーンで構成。過去最高となる522社(国内:447社、海外:75社)が出展し、最新製品やサービス、技術を発信しました。 また、「ヘア&ネイルステージ」と「エステティックステージ」には連日、第一線で活躍する一流講師陣が登壇。最新情報やトレンドを紹介するセミナーが、3日間で計24本開催されました。 3日間を通してヘア、ネイル、エステなどのビューティ業界関係者が続々と来場し、その数は計33,829名! こちらも過去最高となりました。 ▲出展者・来場者ともに過去最高を記録する大盛況ぶり セミナーPICK UP「まだまだ知らないヘッドスパの世界」 大賑わいの中、会場に到着してまず向かったのは「ヘア&ネイルステージ」。気になる“ヘッドスパ”のセミナーに参加します。 講師は、BOLANGE・Hifive代表の山﨑達也氏。ヘッドスパアーティストとして確固たる地位を築いた山﨑氏が、「まだまだ知らないヘッドスパの世界」と題して知識、技術をレクチャーしてくれるとあって、立ち見が出るほどの人気ぶりです。 ■山﨑達也氏オーナーの「Hifive」記事はコチラ ≫芦屋・Hifiveのこだわりが凄かった ▲満員御礼! 皆さん熱心に録画しながら、メモを取りながら話を聞きます ヘッドスパを高単価メニューとして確立しリピートを得るには、説得力のある理論と技術を身につけ、その効果を実感させる圧倒的な結果を出さなければならないと話す山﨑氏。そのために大切なのは、頭皮やツボではなく、筋膜・筋肉・腱膜に働きかけることなのだとか。 こうした前提を踏まえて、頭部の構造、頭の種類などを解説。また、実際にウイッグと人頭を使いながら、手指の位置、入れ方、やってはいけない5つのことなどが実演されました。 ▲筋膜・筋肉・腱膜にしっかりとアプローチするのが真のヘッドスパ! ▲50分間のセミナーでは、山﨑さんの軽妙なトークが炸裂。真剣なムードの一方、幾度となく笑いが起きたのも印象的でした セミナー終了後は、広大な会場内をウロウロ。ここからは、AM-YUが気になったメーカーブースをご紹介していきます。 メーカーブースPICK UP ①ジャストケアコミュニケーションズ こちらは、今年発売して好評を得ているという「Lattractions Dryer(ラトラクションドライヤー)」をメインに展開。サロン業界初のトリプル遠赤外線×トルネード風が叶える超速乾性で、ドライ時間の約50%カットを実現しています。 ▲ブースには実際に使って試せるよう実機がズラリ さらに、髪と頭皮にやさしい低温仕様の60℃の風に、キューティクルを保護するマイナスイオン、頭皮と肌の環境を整えるテラヘルツ波を搭載することで、ドライ後はサラつや髪に。両手が使えるハンズフリー設計や、本体わずか約370gの軽さも嬉しいポイントです。 ハイスペックなのにお手頃価格(上代20,900円、サロン価格14,630円)で、導入サロン拡大中です。 ▲高機能ドライヤーにおける期待の新星 隣に並ぶのは、今回初お披露目という美しい立ち姿に導くインソール「カンケルBeauty」。28年間かけて集めた5万人以上の足裏&骨格データをもとに作ったもので、アスリートにも定評があるそう。履くだけで美しく正しい姿勢をキープしつつ、それを維持する筋肉を養う効果が期待できるとあって、立ち仕事の多い美容業界の方は必見です。 ▲履くだけ簡単、美姿勢骨格ケア。疲労軽減、腰痛・猫背の改善などが期待できそう ▲指先のないハーフタイプで靴を選ばない点も◎ ●ジャストケアコミュニケーションズのHPはこちら まだまだ気になるブースが盛りだくさん。続きは、次回【後編】へ。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「ビューティーワールド ジャパン 大阪」の詳細はコチラ↓ https://beautyworld-japan-osaka.jp.messefrankfurt.com/osaka/ja.html
全国屈指の美容フォトコンテスト「KHA 2023 授賞式」レポ
先日AM-YUで告知した、株式会社ガモウ関西主催の「KHA(KANSAI HAIRDRESSING AWARDS)2023 授賞式」。読者の皆さんの中で参加された方も多いのではないでしょうか? AM-YUも潜入した本イベント、当日の様子をレポートします。 オープン直後から大賑わいの会場 2023年9月25日(月)に行われた「KHA 2023 授賞式」。28回目を迎えた今年の会場は、ホテルグランヴィア京都です。 ▲ドレスコード「WHITE」でキメている来場者の皆さん ▲スタッフの皆さんもバッチリ 会場には、今回応募された全581デザイナー・993作品を一挙に展示! 17時にオープンすると、スタート時間まで皆さん作品の一つひとつをじっくりと鑑賞して過ごします。 ▲全エントリー作品が見られるのは嬉しいポイント。デザイナーの数だけ表現の形があることを思い知らされます ▲広々としたパーティ会場に、ドレスアップした皆さんが続々と到着 華やかなパーティのスタート 18時にスタートすると、まずは株式会社ガモウ関西代表取締役社長・亀井瞬氏があいさつ。「コロナ禍でもクリエイションを止めない! という想いで、ここ数年はオンライン開催や人数制限を設けての開催が続いた『KHA』。今日は人数制限も、来場者を仕切るパーテーションもなし、久々の完全復活です!」と高らかに宣言すると、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。 また、今回のドレスコード「WHITE」には、大変な時期を乗り越えてここからまた一歩踏み出そう! という想いと、亀井氏が新社長に就任し、新体制となったガモウ関西の新たな始まりの決意が込められているとも話しました。 ▲心機一転、真っ新な気持ちで白の衣装に身を包む亀井氏 しばらくは、久しぶりの賑やかな授賞式を楽しむフリータイム。皆さんドリンクや食事を片手に、知り合いを見つけては声をかけ合い、楽しそうに歓談している姿が印象的です。 ▲たくさんの来場者で埋め尽くされた会場はすごい熱気! そんな中、突如として場内が暗転した次の瞬間、照らし出されたステージには4人のスタイリストが。Jurrian-may・MAKKY氏、SILEM・杉川友洋氏、snob・金谷二郎氏、TRACE・武直育生氏から成るチーム「Quartet」による、スペシャルなエキシビションの始まりです! ▲激しい音楽と照明に合わせて行われる華麗なヘアショー ▲軽やかで大胆な手さばきに思わず息をのみます ▲15分間のショーはあっという間。会場は割れんばかりの拍手と歓声に包まれました いよいよ審査結果発表! 感動の授賞式 エキシビションが終わると、いよいよ各賞の発表へ。 ▲審査員は、Double・根本貴司氏、Nicole.・西村晃一氏、SHISEIDO・進藤郁子氏、THE REMMY・イセキリエ氏、VeLO・鳥羽直泰氏、WWDJAPAN・向千鶴氏、in chelsea・照屋寛倖氏の7名。当日は5名が来場 まずは「ライジングスター部門」。110デザイナー・110作品のエントリーの中から選ばれたファイナリストは11名。「WWDJAPAN特別賞」1名、「ニューカマーオブザイヤー」2名、「優秀賞」1名、「最優秀賞」1名が表彰されました。 ▲ファイナリストの皆さん ▲「最優秀賞」は、TJ天気予報の川田理紗子さん。涙で声を詰まらせながらも「支えてくれた皆さんありがとうございました」と感謝を伝えました 「ライジングスター部門」受賞作品はコチラ 続いて「オフィシャルシングル部門」。253デザイナー・466作品のエントリーの中から選ばれたファイナリストは26名。「WWDJAPAN特別賞」1名、「デザイナーズ賞」6名、「優秀賞」1名、「最優秀賞」1名が表彰されました。 ▲ファイナリストの皆さん ▲「優秀賞」は、Nicole.の河内亜妃さん。「美容が大好きで、美容師になって11年、毎年参加してきました。自分の美容人生に関わってくれた全ての人に感謝します」と笑顔 ▲「最優秀賞」は、NOOKの黒柳雄登さん。「関わってくれた皆様ありがとうございます。これからも皆で良い撮影をしていきましょう!」と、チームメンバーへメッセージ 「オフィシャルシングル部門」受賞作品はコチラ 続いて「ムービー部門」。19サロン・19作品のエントリーの中から、「WWDJAPAN特別賞」1サロン、「デザイナーズ賞」6サロン、「最優秀賞」1サロンが表彰されました。 ▲「デザイナーズ賞」をトリプル受賞(Double賞、Nicole.賞、SHISEIDO賞)し、「最優秀賞」も受賞した、TONAIのメンバー。リーダーは「個人的にしんどい時もあったけど、メンバーが支えてくれました」と語り、チームワークの良さが伺えました 「ムービー部門」受賞作品はコチラ そして最後は、「オフィシャルマスター部門」。199デザイナー・398作品の中から選ばれたファイナリストは20名。「WWDJAPAN特別賞」1名、「デザイナーズ賞」6名、「準グランプリ」1名、「グランプリ」1名が表彰されました。 ▲ファイナリストの皆さん ▲「準グランプリ」は、Lewesの由良武志さん。「これまで11回チャレンジして、悔しい思いをしたことの方が多かったです。それでも諦めずに切磋琢磨して、自分と向き合って、決め切って作った今回でした。自分と一緒に同じパワーで作品づくりに携わってくれたスタッフにも、周りの人にも感謝です」と感無量 栄えあるグランプリに輝いたのは、niko hairの氏川りのさんの作品。審査員からは「黒の分量、使い方など、ひときわ異彩を放っていて。審査員全員が『何か気になるな』と目を留める作品でした。どのような作品がうけるのか? 皆さん考えながら取り組まれたと思いますが、その中でこの作品からは、自分の作りたいものを楽しんで作っているんだということが伝わりました」とコメントが寄せられました。 評価を受けて氏川さんは、「クリエイションを始めて十数年。素晴らしい人との出会いをいただいてきました。これまで積み重ねてきた自分が嫌になる時もありますが、それでも積み重ねた自分こそが、さらに先に進む力をくれる。ここからさらに最強になれるように頑張ります」と、万感の思いでいっぱいの様子でした。 ▲「グランプリ」に輝いた、niko hairの氏川りのさん。フロアからステージに向けて、大きな拍手と「おめでとう!」の声が響きました 「オフィシャルマスター部門」受賞作品はコチラ 今年もレベルの高い戦いとなった「KHA」。また来年の開催をお楽しみに。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「KHA(KANSAI HAIRDRESSING AWARDS)」公式サイトはコチラ↓ https://gamo-kansai.jp/kha/
伝説の美容師・植村隆博さんを知るイベント、SWITCH! 2 が12月に開催
ヘアデザインを追求するすべての人に向けたイベント『SWITCH! 2』が、東京の新大久保、淀橋協会で開催されます。 このイベントは、故・植村隆博さんをしのぶことをきっかけにスタートしたもの。 植村隆博さんとは? あなたは植村隆博さんを知っていますか? 技術とデザイン、センスを兼ね備える名店「DADA CuBiC」を立ち上げた人であり、美容業界に革命を起こした人として、亡くなって10年が経った今も語り継がれています。 SWITCH!とは? 『SWITCH! 』は、植村さんが亡くなった翌年の2014年に、追悼イベントとして開催されました。 植村さんとつながりの深いデザイナーたちがオマージュ作品を作り上げ、また、「植村語録」が展示されるなど、植村さんのテクニックやデザインのみならず、その哲学を深く心に刻む1日となりました。 今年は、そんな植村さんが亡くなって10年。 『SWITCH! 2』は単なる追悼イベントではなく、今の時代に対する植村さんからのメッセージとして開催されます。 SWITCH! 2の見どころは? そんな『SWITCH! 2』の一番のみどころは、何と言っても計良宏文さん(SHISEIDO)、山下浩二さん(Double)、岡村亨央さん(MINX)、鳥羽直泰さん(VeLO)、古城 隆さん(DADA CuBiC)といった豪華ヘアデザイナー陣による共演です。 同門他門に関わらず、植村さんにインスピレーションを得て繰り広げる渾身のヘアライブは、見応えのあるものになることは間違いありません。 今回の『SWITCH! 2』はその続編として、「技術とヘアデザイン」をテーマに、植村さんのテクニックにフォーカスした内容に。 イベントには、デジタル化の流れの中で、美容業界もセルフプロデュース力や発信力に重きが置かれる時代。それでも本当に大切なことは、技術を追求し、デザインを追求することに変わりはないという思いが込められています。 今、植村隆博さんが伝えたいこととは? とりわけ若い美容師さんには、きっと心に響くものがあるはずです。 ▼EVENT DATA 『SWITCH! 2』 会期 : 2023年12月5日(火)17:00~19:30予定 会場 : 新大久保 淀橋教会(東京都新宿区百人町1-17-8) <ヘアライブ> 計良宏文(SHISEIDO) 山下浩二(Double) 岡村享央(MINX) 鳥羽直泰(VeLO) 古城 隆(DADA CuBiC) <スケジュール> 16:30 座席指定開始 17:00 EXHIBITION※ 18:00 SHOWスタート 19:30 終了 ※植村氏の過去動画視聴空間を作る予定です。 <入場料> シングルチケット ¥8,250 5枚組チケット ¥38,500 10枚組チケット ¥66,000 20枚組チケット ¥110,000 ※すべて税込価格 ※チケットは全席座席指定(当日16:30より座席指定の受付開始) ※定員800名程度(うち美容学生300名予定) <SWITCH! 2 の詳しい内容はこちら> ガモウ関西 公式インスタグラム https://www.instagram.com/gamokansai/
関西最大級の美容師向けイベント「MIRARERU project 2023~人生に寄り添う美容を本気で考える日~」レポ【後編】
2023年9月、関西の美容ディーラー・株式会社LEDEALが主催する美容師向けイベント「MIRARERU project 2023~人生に寄り添う美容を本気で考える日~」が行われました。1日かけて繰り広げられた多彩なプログラムの模様を、前編・中編・後編に分けてレポートします。 ラストは、ブース紹介、フォトコンテスト結果発表の模様をお届けする【後編】です。 →【前編】はこちら →【中編】はこちら 最新アイテム・サービスが並ぶメーカーブース6選 本イベントのもう一つの核となるのが、会場中に所狭しと展開するブース。今年は29のメーカーブースが並びました。中でも、AM-YUが気になった6つのブースをご紹介します。 ①ミルボン 美容室での髪と顔、トータルの印象プロデュース実現を目指し、KOSEとの共同開発で生まれたブランド「iMPREA」のスキンケア&メイクアップアイテムが勢揃い。特に、ヘアカラーに合わせて選べるカラフルなアイブロウマスカラに注目が集まっていました。 また、9月に新発売となったばかりの、5-アミノレブリン酸リン酸塩(5-ALA)を配合したサプリメント「ALANOUS」の試飲も。 ヘア、メイク、インナービューティーまで、サロンで叶うトータルビューティーの提案を体験できました。 ▲WEBアプリでの肌チェックの結果をもとにスキンケアアイテムをお試し ②ホーユー 年々メンズ顧客の美容室利用が増えている現状に合わせて、メンズ向けメニューと店販の強化を提案。メンズ用ヘアスタイリング剤ブランド「ETORAS」のワックス、バーム、オイルなど、新製品を手に取りながら話を聞けました。 また、女性が望むトレンドデザインとケア効果、そして再現可能な使いやすさを追求したスタイリング剤ブランド「NiNE」から登場した、地肌と髪を整えるヘアケアシリーズの紹介も。 いずれも、今の時代の男女に求められる“自分らしさ”を叶え、その魅力を引き出すアイテムとなっていました。 ▲「ETORAS」と「NiNE」。シンプルなパッケージデザインで洗練された印象 ③ミアンビューティー こちらは、健康美と向き合うサロンづくりを提唱。トラブルが起きる前にケアをして健やかな状態を保つ“予防美容”という考えのもと、独自のカウンセリング&ケアシステムを提供するスキャルプケアブランド「HERB MAGIC」の説明を受けました。 また、6月にデビューしたばかりの、ダメージ・髪質・髪色を問わず、幅広い悩みに応える次世代システムパーマブランド「SOV.」の紹介も。これまで難易度が高いとされていた毛髪を含め、どのような髪にも対応できる充実のラインナップは要チェックです。 ▲実際に頭皮カウンセリングシステムを体験 ④タカラベルモント ヘアサロンのシャンプー機器で行う新体感メニュー「頭浸浴」を用意。至福のリラックスタイムを提供するのはもちろん、炭酸と組み合わせて使用することで、髪と頭皮に付着した皮脂や汚れ、カラー後の残留アルカリの除去の効果もあるのだとか。導入することでヘッドスパやカラーケアの価値向上が図れます。 また、ホリスティックビューティブランド「ESTESSiMO」をはじめ、次世代のヘアケアブランド「LebeL ONE」、9月にリニューアルしたばかりのメンズヘアケアシリーズ「THEÓ standard」、10月にリブランディングするナチュラルライフスタイルシリーズ「THE MOII」のアイテムもいち早く見ることができました。 ▲ひときわ目を引く頭浸浴「YUME HEADBATH」のデモ機。見ているだけでも気持ち良さが伝わってくるよう ⑤アジュバン マイクロスコープを使用した肌・頭皮診断を実施。実際に体験し、肌と頭皮の状態に合わせた最適なケア方法をアドバイスしてもらえました。 また、目の前には当メーカーが展開する、大人のためのヘアケアブランド「KASUI」、肌と髪にやさしいスキンケア発想のヘアケアブランド「Re:>>>」、環境と年齢の変化によって心と体が不安定になりやすいターニング世代向けスキンケアブランド「All Enrich」、そのリッチライン「AE Rich」のアイテムがスタンバイ。診断結果をもとに、おすすめ商品とその使い方を丁寧に教えてもらいました。 ▲肌&頭皮診断を体験。プロによる的確なアドバイスにただただ納得 ⑥ミラート ミラー(鏡)にモニターとOS(Android)を搭載させたIoTデバイス「スマートミラー」を展示。近未来型カウンセリングミラーとして美容室でも噂のこちら、実際に体験しました。 AR/AIシミュレーション機能を使った多彩なヘアスタイルやカラー体験はもちろん、ヘアカタログやピンタレストなどを用いたスタイル検索、店販商品やメニュー紹介など登録動画の視聴、施術中の楽しみにぴったりなYouTubeの視聴、さらには頭皮診断なども可能。想像以上の楽しさ、便利さに感心しきりでした。 ▲自分の顔に合わせて色々なヘアスタイルの合成が楽しめます。長さやボリュームなど細かい調整もできるのがリアル ▲スタイル検索、動画視聴、頭皮診断などマルチに活用できます 楽しくてためになるLEDEALブース 会場には主催者であるLEDEALのブースも。 同社は環境保全への取り組みとしてヘアカラー剤のアルミ式空容器のリサイクル活動を行っており、その紹介ブースとカラーチューブ回収コーナーを設置。 併せて、日本の美容技術をラオス人女性にレクチャーし、ラオスの美容・経済発展に貢献する「ラオスビューティープロジェクト」の活動実績報告パネルと、洋服支援ボランティアとして古着の回収ボックスも設置されました。 ▲LEDEALの社会貢献活動を紹介 また、豪華商品ゲットのチャンスがある射的ブース、来場者が自由に想いをつづれる巨大メッセージボードが設けられ、大きな盛り上がりを見せていました。 ▲意外と難しい!? 射的ブース ▲「なぜあなたは美容師を目指しましたか?」という問いに、来場者が自由に回答を書き込み ▲こちらは「あなたにとって美容師とはどんな存在ですか?」という問いへの書き込み ラストを飾るフォトコンテスト結果発表 こうして、多彩なステージプログラムとブースに魅了された1日。最後は、事前募集していたフォトコンテストの審査結果発表が行われました。 テーマは「CHARM UP 私らしくて、ステキ。」です。“似合わせ”について本気で考え、お客様と向き合った246作品の中から、1次審査を通過したのは30作品。イベント当日には上位10作品が発表され、1位~3位の入賞者が表彰されました。 ▲1次審査を通過した30作品 ▲審査員はこちらの4名。当日は代表してMINX/株式会社MINXworld取締役・ディレクターの土屋サトル氏が登壇し、審査結果を発表 ▲3位、hair make shower・山崎悠馬さんの作品はこちら ▲「初めての作品撮りで、分からないまま進めていましたが、今回の受賞で自信がつきました」と山崎さん ▲2位、luve heart’s And Be・根本崇弘さんの作品はこちら ▲1位、FavyS・首藤慎吾さんの作品はこちら ▲「久々のフォトコン参加で、良い結果が残せて嬉しいです。普段のサロンワークで意識していることを作品に落とし込みました」と首藤さん 1位の作品に対して審査員からは「きれいにカラーを入れている」「毛先のラインに意志を感じた」「カットの技術力の高さが表れている」とのコメントが。 総じて、上位作品はしっかりと切り込まれている、「CHARM UP」というテーマに沿ってきちんと魅力を引き出せている、ガラリとドラマチックなチェンジが成されていると評価されました。 以上で、全プログラムが終了。今年の来場者数は500名を超え、大盛況のうちに幕を閉じました。また次回の開催をお楽しみに。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「MIRARERU project 2023~人生に寄り添う美容を本気で考える日~」の詳細はコチラ↓ https://ledeal.co.jp/mirareru-project/
関西最大級の美容師向けイベント「MIRARERU project 2023~人生に寄り添う美容を本気で考える日~」レポ【中編】
2023年9月、関西の美容ディーラー・株式会社LEDEALが主催する美容師向けイベント「MIRARERU project 2023~人生に寄り添う美容を本気で考える日~」が行われました。1日かけて繰り広げられた多彩なプログラムの模様を、前編・中編・後編に分けてレポートします。 続いて、ステージプログラムの座談会、セミナーの模様をお届けする【中編】です。 →【前編】はこちら ステージプログラム~異業種座談会~ スペシャル対談の後は、2つの異業種座談会が行われました。 一つ目は、元システムエンジニア・スポーツトレーナーの中尾公一氏、ドレススタイリストのYUKO氏、ファシリテーターとして参加の株式会社髪書房代表取締役社長・中尾信一氏が登壇。「『好き』を追求して実現した2人が考える『人生に寄り添う』仕事とは」というテーマで、トークセッションを繰り広げました。 二つ目は、Restaurant L'aubeシェフパティシエ・平瀬祥子氏、合同会社金田社寺建築代表・金田優氏、同じくファシリテーターとして中尾信一氏が登壇。テーマは「人に寄り添い逆境をエネルギーに変えてきた2人が考える『人生に寄り添う』仕事とは」です。 ▲Restaurant L'aubeシェフパティシエ・平瀬祥子氏 ▲合同会社金田社寺建築代表・金田優氏 昔ながらの厳しい修行時代を経て独立し、その後もさまざまな逆境を乗り越えて今があるお二人。 金田氏は「逆境に打ち勝つために大切なのは、ものの捉え方。いつも無理難題が立ちはだかると、『よし、やってやろう!』とエネルギーに変えてきました。物事をいかに前向きに受け止めるか。そのしんどさが自分の成長にどうつながるのか、乗り越えたらどうなれるのかを考えながら取り組んできました」と話します。 平瀬氏も「私もピンチが訪れると『成長できる機会が来た!』と思えるようになりました。今がキツイほど、先の自分が楽しみになるんです」と笑顔。 また、これまでの伝統や自身の経験も大切にしつつ、時代に応じた柔軟さも持ち合わせているお二人。時代の流れに寄り添い、一人ひとりのスタッフに寄り添い、人材育成や職場環境づくり、働き方改革を促進している様は、多くの方の参考になったのではないでしょうか。 ▲ピンチはチャンス! を地で行くお二人。自身の経験をもとに、くじけそうな人に寄り添い導く、力強い言葉が響きました ステージプログラム~セミナー~ 対談や座談会の合間、ステージでは各種セミナーも開催。 「ABAカットデモンストレーション」では、午前の部はuka MID TOWNトップスタイリスト・染谷光正氏と、SNIPS LIFE DESIGNトップスタイリスト・五十嵐亮氏が、午後の部はLIM Tokyo Hair Coo・宗悠介氏が登場しました。 テーマは、「顧客のオーダーを聞くのみではなく、個性を活かし、悩みに寄り添い、内面の魅力を引き出すヘアスタイルはどのように生み出されるのか?」。それぞれの実演を通してレクチャーされました。 ▲uka MID TOWNトップスタイリスト・染谷光正氏 ▲NIPS LIFE DESIGNトップスタイリスト・五十嵐亮氏 ▲ポイントとなる部分を解説しながら、大胆に繊細に進むカット。華麗な手さばきに思わず見とれます ▲手を動かしながら、普段のサロンワークについて、スタッフ教育についてなど、お二人の間で弾む会話も聞きごたえ抜群 ▲完成! トレンドを取り入れながらも、モデルさんの骨格や髪質、毛量に合わせたカットを施し、魅力を最大限に引き出すスタイルに ▲LIM Tokyo Hair Coo・宗悠介氏 ▲普段から、理論的に困難でも、お客様が持っているキャラクターにフォーカスを合わせた似合わせを大切に。その人らしさを狙ってカットしているそう ▲今回もモデルさんの個性を活かしながら、より魅力を引き出していきます ▲完成! 素敵な仕上がりでモデルさんがより輝いて見えます その他、医師・中川由理子氏、美容室RUALAディレクター・角薫氏、日本美容創生株式会社代表・金山宇伴氏による、「女性美容師・男性オーナー必見! その道のプロが語る『美容室の今後のあり方』と『長く現場で働くために女性に知っておいてほしいこと』」と題したトークセミナーを実施。 さらに、サブステージでは人生の門出や大切なシーンを彩る、着付けとヘアセットのデモンストレーションが行われました。 ▲人気の帯結び、トレンドのアレンジなどを実践 以上、トークあり、デモンストレーションありの、ステージプログラムをお届けしました 次回【後編】では、会場にズラリと並んだブース紹介と、最後に行われたフォトコンテスト結果発表の模様をお送りします。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「MIRARERU project 2023~人生に寄り添う美容を本気で考える日~」の詳細はコチラ↓ https://ledeal.co.jp/mirareru-project/
関西最大級の美容師向けイベント「MIRARERU project 2023~人生に寄り添う美容を本気で考える日~」レポ【前編】
2023年9月、関西の美容ディーラー・株式会社LEDEALが主催する美容師向けイベント「MIRARERU project 2023~人生に寄り添う美容を本気で考える日~」が行われました。1日かけて繰り広げられた多彩なプログラムの模様を、前編・中編・後編に分けてレポートします。 まずは、イベントの概要とステージプログラムの一つ、スペシャル対談の模様をお届けする【前編】です。 「MIRARERU project」とは? 「MIRARERU project」とは、「関西の美容を盛り上げる!」というコンセプトのもと、関西の女性に美意識向上のきっかけ作りの場を提供しようと、2015年に株式会社LEDEALが立ち上げたイベントです。 美容師にこだわらず、広く女性の「キレイになるための方法を知りたい」というニーズに応えて美容室専売のヘアケアアイテム紹介などを行い、髪のケア意識の向上を促進。他にも、一般に知られていないサロンメニューの体験などを通して、美容全般への意識向上を図ってきました。 こうしたコンセプトは変わらず、昨年は美容師という職業にフォーカス。主に美容師を対象に、美容師が人生に寄り添うことへの意味や意義は何か? を考え、美容師として働く喜びを再認識してもらうことを目的に実施したのが「MIRARERU project 2022~人生に寄り添う美容を本気で考える日~」です。 昨年は300名以上の美容関係者が来場。勢いそのままに、今年も2023年9月11日(月)に同イベントが開催されました。 ▲真っ直ぐなタイトルが印象的。美容師としての想いや本音を共有しあえる機会の提供、美容業界を盛り上げるきっかけの創出を目指しているそう 会場は昨年に引き続き、大阪・梅田サウスホール。10:00~18:00と長時間におよぶイベントですが、のんびりしている暇はなし! 会場には30を超えるブースが並び、ステージでは次から次へと多種多様なプログラムが展開され、全てを網羅するには時間が足りないぐらいの充実ぶりとなりました。 ▲ブースは3フロアにまたがって展開。一番広いフロアの奥に、ステージが設けられています ステージプログラム~スペシャル対談~ ここからは、実際の会場の模様をレポート。まずは、ステージプログラムです。今年はさまざまなゲストを招いて、2つのスペシャル対談、2つの異業種座談会、3つのセミナーが行われました。 最初のプログラムは、Hair make shower代表・山田磨由美氏と、主催者である株式会社LEDEAL代表・橋本健治氏によるスペシャル対談。「縁とつながりが織りなす美容師人生」をテーマに、橋本氏から山田氏へと、今までの美容師人生、理想のサロンづくりへの道のり、そしてこれからの展望について数々の質問が投げかけられました。 ▲株式会社LEDEAL代表・橋本健治氏 ▲Hair make shower代表・山田磨由美氏 最後に山田氏は、「美容師とは、お客様と頻繁にお会いする、ご縁がずっと続いていく仕事。しっかりと向き合ってお客様と強い絆、人生に寄り添える関係性を築くことができれば新しい扉が開く、素晴らしい仕事です。続けていくことに責任と覚悟をもって取り組めば、きっと何らかの形で自分に返ってきます」とメッセージ。人生経験豊富なベテラン美容師ならではの視点で、若手美容師の方々に大きなエールを送りました。 ▲満員の客席が、美容師という職業が持つ夢と希望で照らされました ステージプログラム~クリエイタースペシャル対談~ もう一方の対談は「クリエイタースペシャル対談」として、写真家のハービー・山口氏とboy代表・茂木正行氏が登壇。ファシリテーターに株式会社髪書房代表取締役社長・中尾信一氏を迎え、「『写真家×美容師』クリエイターとして活躍してきた二人は何を考え、どのような視点で物事を見ていたのか? プロとして大切にしている『自分軸』について迫る」と題したトークを繰り広げました。 ▲写真家のハービー・山口氏 ▲boy代表・茂木正行氏 茂木氏が「結局のところ、カットをしながら思うのは、お客様にカッコ良くなってもらいたい、美しくなってもらいたいということだけ」と話すと、ハービー氏も同調。 「カットが終わった後、お客様が小さな自信を持つことができて、その先につながるということですよね。写真も、この一枚が被写体のその後の良い人生につながれば、と思いながら撮っています」と話しました。 誰かの髪を切ることと、誰かの写真を撮ること。一見全く異なる行為ですが、どちらも「相手の幸せを祈ること」が根底にあり、通じるものがあるのだとか。 自分の施した仕事が相手の幸せにつながることを祈って、カットする、シャッターを切る。そんなお二人から最後に投げかけられた、「物事は大体目に見える部分は10%で、残り90%は見えない。ヘアスタイルも写真も目に見えるものだけれど、そこに、見えない希望、夢、自信を与えることを意識して」という言葉に、強く胸を打たれた方も多かったのではないでしょうか。 ▲いつも相手の幸せを願っているって素敵ですね 次回【中編】では、座談会とセミナーの模様をお送りします。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「MIRARERU project 2023~人生に寄り添う美容を本気で考える日~」の詳細はコチラ↓ https://ledeal.co.jp/mirareru-project/
世界最大級のヘアデザインコンテスト「WELLA TRENDVISION award 2023 AREA HEATS大阪」レポ【後編】
ウエラ プロフェッショナル(HFCプレステージジャパン合同会社)が主催する世界最大級のヘアデザインコンテスト「WELLA TRENDVISION award」が今年も開催! 11月の本戦を前に、9月には大阪にて「AREA HEATS大阪」(西日本エリア予選)が行われると聞き、AM-YUが潜入しました! 激戦の模様を、前編・後編に分けてレポートします。 続いて、競技者インタビューとモデルショーアップの様子、そして審査結果発表の模様をお送りする【後編】です。 →【前編】はこちら 熱戦後の競技者インタビュー 45分間の競技が終了すると、インタビュータイムへ。司会者の方が51名の競技者一人ずつに対して、「競技を終えた感想」「デザインのポイント」「オーナーやスタッフへの一言」を聞いていきます。 皆さん「あっという間だったけど楽しんでできた」「やれることはやった」「練習でやってきたことを本番でできた」「思い通り精一杯やれた」「自分の力を出し切った」「昨年悔しい思いをして、一年間頑張ってきたものをぶつけられた」など、全力を出し切って晴れやかな様子。 デザインについては「モデルへの似合わせを一番に」「衣装にもこだわった」「トータルの世界観を意識した」「できるだけシンプルに」「新しいスタイルづくりを目指した」など、それぞれのポイントを説明します。 そして、この日までサポートしてくれた仲間へは「これまで協力してくれてありがとう」「おかげで精一杯頑張れました」「今日までたくさんアドバイスをいただいて感謝しています」「夜遅くまで仕込みを手伝ってくれてありがとう」など、感謝の気持ちを伝えていました。 ▲皆さん緊張から解放されて、良い笑顔。お疲れ様でした! 華やかなモデルショーアップ インタビューを終えると、競技者は自分の定位置へ。続いて、一旦退場していたモデルが再び入場してくるのを迎えます。 正面から一人ずつ、フロアを一周する形で入場する様は、さながらヘアショーのよう。先程まで熱戦が繰り広げられていた会場が、瞬く間にステージへと変わります。 ▲中央の通路がランウェイに。個性豊かなモデルさんたちが颯爽と歩きます お待ちかねの審査結果発表 競技者とモデルが定位置に揃うと、いよいよ審査結果発表へ。 審査員は、TONI&GUY JAPANの雑賀英敏氏、Nicole.の西村晃一氏、D.C.T.の松木宏紀氏の3名です。 皆さんまずは、「すごくエキサイティングな時間だった」「色が本当にきれいだった」「10年前より楽しそうに取り組んでいる方が増えて良かった」「チームとしての力、表現力がカッコいいと思いながら見ていた」「10年前よりカラー、衣装、モデルのクオリティもアップしている」と競技者の方々を激励。 その上で「シンプルな中に一つエッジを利かせるのがトレンドビジョン」「なぜこのモデルにこの色、髪型、衣装、メイクなのか自問自答して。トータルでグッとくる作品が上位になる」「負けたら悔しさをどう糧にするかが大切」など、審査のポイントや今後についてのアドバイスを話されました。 ▲審査員3名の言葉をしっかりと受け止める競技者の皆さん そして、栄えあるエリアファイナリストの発表へ。 見事14名の方が選ばれ、「THE FINAL」への出場権を手にしました! ▲緊張の瞬間 ▲名前が呼ばれる度に歓声が沸き上がります ▲応援に駆け付けた仲間たちも歓喜の瞬間です ▲14組の皆さん、おめでとうございます! 「THE FINAL」進出者の方々の作品は下記ページをチェック! https://trendvision.jp/thefinal_2023/ 今年も熱い戦いが繰り広げられた「AREA HEATS大阪」。 11月7日(火)にはいよいよ、東京で最終決戦「THE FINAL」が行われます。頂点に輝くのは誰なのか? ぜひお見逃しなく!! ---------------------------------------------------------------------- 「WELLA TRENDVISION award」の詳細はコチラ↓ https://trendvision.jp/