【推し活】「推し（自分にとってイチオシの、アイドルのメンバーやアニメのキャラクター）」に情熱を注ぐ活動の総称。推しへの愛情に関連づけられるあらゆる活動が「推し活」に該当しうる。

 

辞書でも定義されているように、最近は推し活に勤しむ人がどんどん増えてきました。（ちなみにAM-YU編集部・筆者も該当する）どんなにしんどいことがあっても、仕事で忙殺されていても、生きる活力を惜しみなく与えてくれる、尊い存在。それが「推し」。今回は、日々を忙しく過ごす美容師さんにも日々愛でている推しのたちへの愛を語ってもらおうじゃないか！ ということで、今回は推し活を楽しんでいるVIEWS OSAKA & VIEWS TOKYO のスタイリスト、スズキサキさんにお話きいてきました！

プロフィール

スズキ サキさん / VIEWS OSAKA & VIEWS TOKYO

美容師歴6年目。韓国ヘアに定評があり、大阪、東京、新潟でサロンワークをしながらも推し活に勤しんでいる。最近の推しはSEVENTEENとNCT。



―あなたの推しはなんですか？

「私の推しは韓国アイドルです！ って言っても、特定のグループや人を特別に推しているという訳ではなく、雑食なので色んなグループの色んな人を推しています。前までは、MONSTA XとBTSが二強でしたが、最近はSEVENTEENとNCTも好きになってきていますね。ライブを見にいったり、カムバ（＝新作アルバムやシングル (配信を含む) をリリースすること）のタイミングによって、凄く好きな時と落ち着いている時があります。グッズより現場派なので、会えるか、会えないかも大事なのかも。本当に本気で推している子たちよりかは落ち着いてるとは思います」。

現場派と話すスズキさん。ライブが当たらなかったら仕方ないかと思いつつも熱がどうしても落ち着いてしまうそう。



―推し活のきっかけは？

「一番初めは少女時代からだったんですよね。でもあまりテレビで見なくなってから少し期間が空いちゃって。本格的に、それも男性アイドルを推すようになったのは専門学生の時。当時はめちゃくちゃBTSを追いかけていた友達がいて、その子の影響でハマっていきました。コロナになる前の2017〜2019年頃の当時はその友達と一緒にBTSのライブやMONSTA Xのハイタッチ会などに行ってましたね」。

 

―推し達の“推せる”ポイントは？

「アイドル感が良い意味でない、親近感を持てるような仲良いグループとか面白いグループはやっぱりは推せます。キレイすぎたり、完璧すぎるとあんまりハマれないんですよね。イケメンは3日で飽きると言われているように、美しい姿だけを見せられてもなーって感じで。弱点があったりする方がギャップを感じます。あとは、駆け出しの頃から見守るのもいいんですけど、色気があったりとか完成された魅力のある人達に惹かれます。私が97年生まれなんですが、SEVENTEENやNCTがちょうど同世代で。やっと大人の男性らしくなってきた人が増えてきたのかなって思うこともあって最近ハマってきているのかもしれません。さらに下の子たちになると、まだ幼さが残っていて。これからもっとカッコ良くなるんじゃないかと思うとまだハマれないんですよね」。



今イチオシのSEVENTEENことセブチのグッズたち。



―推し活をする上でのマイルールは？

 

「ライフスタイルのバランスを崩さないこと。よく一緒に推し活をしていた友人はグッズに100万円とか使っていたくらい当時は全力を注いでたんです。それでいつも金欠になっている姿を見て、自分の限度はわかっておかないとなと学びました（笑）。 あとは日本より韓国のアイドルは寿命が短い気がするので、会える時に会っておくこと。いつ脱退されるかわかんないし、兵役もあるので。でも、推しにのめり込みすぎると、リアコ（＝推しに対して、本気の恋愛感情を覚えたファン）やサセン（＝アイドルたちの私生活に侵害して、過激なストーカー行為を繰り返すファン）になる人も多くいるので、推し活はほどほどに、自分にとってプラスになる範囲で続けたいです。ちなみに、熱愛にはあんまりダメージは受けないタイプ。もちろん彼らはアイドルをやっていらっしゃるから、脳みそだけはちょっと使わせて的な感じで恋愛対象に見れるんですけど、全然恋愛はしてほしい。むしろモテてなかったらやばいやろって心配になります（笑）」。

 

―サロンワークに影響していることは？

 

「韓国アイドル好きを全面に出しているので、お客様の約9割はK-POPが好きな子なんです。お互いの推しの話をしながら情報交換をしたり、知らないグループを推している方からはプレゼンしてもらったり、一緒にライブに参戦することもあります（笑）。 それと不思議なんですけど、私と似た感覚の方がよく来てくれるので、同じ熱量とテンションで話せるんですよね。そのおかげで飽きずに推しへのモチベキープが出来ている気がします。あとは、集客をもっと頑張ろうって思った時に、自分がもしアイドルだったらどうしてるかなって考えます。自分の出し方とか、アピールの仕方とか、ずっと同じアプローチじゃいけないとか。今は特にセブチ（SEVENTEEN）を見て学んでますね。彼らは自主制作アイドルなので（笑）。 推し活が生活の一部になりすぎて、仕事において繋げている部分がありすぎています。

 

あとは、推しと同じ髪をしたい方、逆に推しが好きそうな髪型にしたい方、女性アイドルの髪型を真似したい方なども多く来店してくれます。特にBTSの「dynamite」が流行った時は、紫色のカラー剤をすごく使いました。サロン内でも紫だけカラー剤めっちゃ無くなるって言われていたくらい。最近はLE SSERAFIMのチェウォンちゃんやaespaのウィンターちゃんがボブスタイルにしたこともあって、その子たちの写真を持ってくるお客様が増えました」。

dynamiteの時に流行ったラベンダー（バンタン）カラー。最近はボブヘアとENHYPENのニキくんのようなピンクヘアが人気だそう。





仕事とちょうどいいバランスでこれからも推し活を楽しんでいきたいと話してくれたサキさん。確かにいくら好きでものめり込みすぎるとしんどくなりますよね。なんでもほどほどにちょうど良くが一番！　これからもいい具合に推しを愛でながら推し活ライフを楽しんでください！





サロン紹介

 

VIEWS OSAKA 

髪の仕上がりはもちろん、個性豊かなスタッフの接客が魅力的で年齢・性別問わず幅広く人気を集める美容室。大阪・東京・新潟の3店舗を展開。

 

〈SALON DATA〉

VIEWS OSAKA（ビューズ オオサカ）

大阪市西区土佐堀1-1-30 グランドライン中之島4F

TEL : 050-1505-4702

URL : https://viewsosaka.com/

Instagram : @ views_osaka

【推し活】「推し（自分にとってイチオシの、アイドルのメンバーやアニメのキャラクター）」に情熱を注ぐ活動の総称。推しへの愛情に関連づけられるあらゆる活動が「推し活」に該当しうる。

辞書でも定義されているように、最近は推し活に勤しむ人がどんどん増えてきました。（ちなみにAM-YU編集部・筆者も該当する）どんなにしんどいことがあっても、仕事で忙殺されていても、生きる活力を惜しみなく与えてくれる、尊い存在。それが「推し」。今回は、日々を忙しく過ごす美容師さんにも日々愛でている推しのたちへの愛を語ってもらおうじゃないか！ ということで、今回は推し活を楽しんでいるVIEWS OSAKA & VIEWS TOKYO のスタイリスト、スズキサキさんにお話きいてきました！

スズキ サキさん / VIEWS OSAKA & VIEWS TOKYO

美容師歴6年目。韓国ヘアに定評があり、大阪、東京、新潟でサロンワークをしながらも推し活に勤しんでいる。最近の推しはSEVENTEENとNCT。

―あなたの推しはなんですか？

「私の推しは韓国アイドルです！ って言っても、特定のグループや人を特別に推しているという訳ではなく、雑食なので色んなグループの色んな人を推しています。前までは、MONSTA XとBTSが二強でしたが、最近はSEVENTEENとNCTも好きになってきていますね。ライブを見にいったり、カムバ（＝新作アルバムやシングル (配信を含む) をリリースすること）のタイミングによって、凄く好きな時と落ち着いている時があります。グッズより現場派なので、会えるか、会えないかも大事なのかも。本当に本気で推している子たちよりかは落ち着いてるとは思います」。

現場派と話すスズキさん。ライブが当たらなかったら仕方ないかと思いつつも熱がどうしても落ち着いてしまうそう。

「一番初めは少女時代からだったんですよね。でもあまりテレビで見なくなってから少し期間が空いちゃって。本格的に、それも男性アイドルを推すようになったのは専門学生の時。当時はめちゃくちゃBTSを追いかけていた友達がいて、その子の影響でハマっていきました。コロナになる前の2017〜2019年頃の当時はその友達と一緒にBTSのライブやMONSTA Xのハイタッチ会などに行ってましたね」。

―推し達の“推せる”ポイントは？

「アイドル感が良い意味でない、親近感を持てるような仲良いグループとか面白いグループはやっぱりは推せます。キレイすぎたり、完璧すぎるとあんまりハマれないんですよね。イケメンは3日で飽きると言われているように、美しい姿だけを見せられてもなーって感じで。弱点があったりする方がギャップを感じます。あとは、駆け出しの頃から見守るのもいいんですけど、色気があったりとか完成された魅力のある人達に惹かれます。私が97年生まれなんですが、SEVENTEENやNCTがちょうど同世代で。やっと大人の男性らしくなってきた人が増えてきたのかなって思うこともあって最近ハマってきているのかもしれません。さらに下の子たちになると、まだ幼さが残っていて。これからもっとカッコ良くなるんじゃないかと思うとまだハマれないんですよね」。

今イチオシのSEVENTEENことセブチのグッズたち。

―推し活をする上でのマイルールは？

「ライフスタイルのバランスを崩さないこと。よく一緒に推し活をしていた友人はグッズに100万円とか使っていたくらい当時は全力を注いでたんです。それでいつも金欠になっている姿を見て、自分の限度はわかっておかないとなと学びました（笑）。 あとは日本より韓国のアイドルは寿命が短い気がするので、会える時に会っておくこと。いつ脱退されるかわかんないし、兵役もあるので。でも、推しにのめり込みすぎると、リアコ（＝推しに対して、本気の恋愛感情を覚えたファン）やサセン（＝アイドルたちの私生活に侵害して、過激なストーカー行為を繰り返すファン）になる人も多くいるので、推し活はほどほどに、自分にとってプラスになる範囲で続けたいです。ちなみに、熱愛にはあんまりダメージは受けないタイプ。もちろん彼らはアイドルをやっていらっしゃるから、脳みそだけはちょっと使わせて的な感じで恋愛対象に見れるんですけど、全然恋愛はしてほしい。むしろモテてなかったらやばいやろって心配になります（笑）」。

―サロンワークに影響していることは？

「韓国アイドル好きを全面に出しているので、お客様の約9割はK-POPが好きな子なんです。お互いの推しの話をしながら情報交換をしたり、知らないグループを推している方からはプレゼンしてもらったり、一緒にライブに参戦することもあります（笑）。 それと不思議なんですけど、私と似た感覚の方がよく来てくれるので、同じ熱量とテンションで話せるんですよね。そのおかげで飽きずに推しへのモチベキープが出来ている気がします。あとは、集客をもっと頑張ろうって思った時に、自分がもしアイドルだったらどうしてるかなって考えます。自分の出し方とか、アピールの仕方とか、ずっと同じアプローチじゃいけないとか。今は特にセブチ（SEVENTEEN）を見て学んでますね。彼らは自主制作アイドルなので（笑）。 推し活が生活の一部になりすぎて、仕事において繋げている部分がありすぎています。

あとは、推しと同じ髪をしたい方、逆に推しが好きそうな髪型にしたい方、女性アイドルの髪型を真似したい方なども多く来店してくれます。特にBTSの「dynamite」が流行った時は、紫色のカラー剤をすごく使いました。サロン内でも紫だけカラー剤めっちゃ無くなるって言われていたくらい。最近はLE SSERAFIMのチェウォンちゃんやaespaのウィンターちゃんがボブスタイルにしたこともあって、その子たちの写真を持ってくるお客様が増えました」。

dynamiteの時に流行ったラベンダー（バンタン）カラー。最近はボブヘアとENHYPENのニキくんのようなピンクヘアが人気だそう。

仕事とちょうどいいバランスでこれからも推し活を楽しんでいきたいと話してくれたサキさん。確かにいくら好きでものめり込みすぎるとしんどくなりますよね。なんでもほどほどにちょうど良くが一番！　これからもいい具合に推しを愛でながら推し活ライフを楽しんでください！

髪の仕上がりはもちろん、個性豊かなスタッフの接客が魅力的で年齢・性別問わず幅広く人気を集める美容室。大阪・東京・新潟の3店舗を展開。

VIEWS OSAKA（ビューズ オオサカ）

大阪市西区土佐堀1-1-30 グランドライン中之島4F

あなたの推しへの愛、聞かせて！美容師さんたちの推し活ライフ！

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