
【B-FES | 美フェス 2025 特集】 本番までの道のり
美フェス2025 ヘアショー本番までの道のり 1. はじめに - 美フェス2025への情熱と決意 今年の美フェス2025は、美容学生たちが「覚醒〜ダイバーシティ〜」をテーマにしたヘアショーを披露する場として注目を集めました。しかし、華やかな本番を迎えるまでには、多くの努力と準備が必要でした。学生たちは、どのようにして自分たちのヘアスタイルを作り上げ、本番に向けて準備をしていったのでしょうか。 「美フェス2025 学生ヘアショー特集 第1弾」記事はコチラ ________________________________________ 2. 最初の一歩 - チーム編成とコンセプト決定 チーム編成 美フェス2025の学生ヘアショーには、全10チームが参加しました。1チームに対して14名(基本は施術者7名とモデル7名)で構成され、総勢140名の学生が揃いました。学校からの応募で参加したチームもありましたが、半数以上のチームは美容学校を超えて集まった学生たちで構成され、初めて顔を合わせるメンバーも少なくありませんでした。しかし、目標は共通して一つ。テーマである「覚醒~ダイバーシティ~」を形にすることです。 コンセプト決定 初の顔合わせは1月下旬でした。ここから約4カ月間、長い準備期間が始まります。各チームは、まずテーマに基づいたコンセプト作りを行いました。「多様性を受け入れ、自分自身の感性を表現する」という大きなテーマのもと、ヘアスタイルの方向性を決定。ヘアメイクや衣装、演出に至るまで、学生たちは自分たちのアイデアを形にするために一生懸命に話し合いました。 ________________________________________ 3. レッスンと試行錯誤 - 初めての挑戦と成長 初期のレッスン: 今回、講師として、実際に現場で働く美容師の方や美容室の中でも「クリエイティブチーム」に所属するヘアショーのプロの方々にご協力頂きました。技術的な指導にとどまらず、精神的なサポートにまで手掛けてくださる方もいて、美容学生にとってプロによる支えは大きかったと思います。 試行錯誤: それぞれのチームは、デザインやスタイルが思うように決まらず、何度も試行錯誤を繰り返しました。「自分のアイデアがうまく表現できない」「思った通りの仕上がりにならない」といった壁にぶつかりながらも、チームメンバー同士で支え合い、何度も相談し合いながら乗り越えていきました。直前の一カ月は毎日、夜中に電話していたチームもあったようです。 課題を乗り越える: 完成形を目指して日々のレッスンに取り組み、練習を重ねる中で、チームメンバーの絆が強まり、技術だけでなく、お互いに対する信頼も深まっていきました。チームとして何かを成し遂げることの大切さを学べた、と口にする学生も見られました。 ________________________________________ 4. 演出の準備 - ステージ演出と衣装作り 演出のアイデア出し: ヘアショーはヘアメイクだけでなく、演出や衣装にも大きなこだわりを持っています。チームごとに、どんな演出がテーマをより引き立てるのかを考え、照明や音楽、衣装などのアイデアを出し合いました。プロの演出家がサポートに加わり、学生たちの想像力とプロの技術が融合していきました。 衣装作り: ヘアスタイルに合わせて衣装も重要な要素です。衣装担当の学生たちは、服のデザインから素材選び、ヘアスタイルとの調和を意識しながら、何度も試着や調整を行いました。衣装が完成した時、チーム全員が一つの作品を作り上げたという感動を共有しました。 ________________________________________ 5. プレリハーサル - 進捗確認と刺激を受ける場 初のプレリハーサル: ヘアショー本番に向けて、学生たちは数回にわたってプレリハーサルを行いました。プレリハーサルは、各チームが今までの進捗を確認し合い、さらにステップアップするための大切な時間でした。 他チームの作品を見て刺激を受ける: プレリハーサルでは、他のチームの作品を見て刺激を受けることも重要な目的でした。自分たちの作品を披露し、他チームのアイデアや技術を見て学び合うことで、新たな視点やアイデアを得ることができました。競い合うだけでなく、互いに成長を促し合う場として、チーム同士の絆も深まりました。 進捗確認と課題の整理: プレリハーサルを通じて、学生たちは自分たちのヘアスタイルの完成度を確認し、足りない部分や改善が必要なポイントを明確にしました。チーム内での意見交換や講師からのフィードバックを受けて、最終調整に向けての準備が進んでいきました。 ________________________________________ ついに迎えた本番当日の模様は、次回記事で紹介するのでお見逃しなく!