New sence 新しい動きで魅せる美容室 【CABANON編】
ヘアカットやヘアケアをするだけではなく、それ以外のサービスや楽しみを提供する美容室も存在します。ここでは、他の美容室では味わえない“コト”を提供する美容室をご紹介。第1弾となる今回は、南海和歌山市駅より徒歩15分ほどにある美容室「CABANON(キャバノン)」。こちらは、本格的なアパレルのセレクトもしているんです。 大阪のサロンで務めていたオーナーの山中伸剛さんが、地元である和歌山に自身のサロンを開業した。「独立を考えていた時に、弟が<Porter Classic>の服を作っていたので服も取り扱うサロンにしたいと思って始めました」と山中さんが話すように、<Porter Classic>をはじめとする様々なブランドを取り扱う、セレクトショップ顔負けの美容室が誕生しました。2フロアからなる「CABANON」は、1Fが美容室でB1Fがアパレルなどを扱うスペースが広がります。 “1Fが美容室”で“B1F が洋服屋”と、ひと目で分かるお店のロゴは、Porter Classicのアートワークも手がけるMIMOE氏が担当 そんなB1Fのスペースをより良く活用するために、今年の6月より大手セレクトショップで長年勤務経験のある村尾真一さんが加わりました。話を聞けば、専門学校時代の同級生という間柄。「僕が入ってからは、美容室とは別店舗のような動きで進めていて、こないだもワークショップイベントを開催しました。うちだけでは発信力が弱いので、いろんなブランドやお店の方に来ていただいて、おもしろいコトを発信できるようにしていきたいですね」と村尾さん。前職からの交友関係もあり、様々な催しや取扱ブランドも増えていくそうです。 アパレルブランドの他、沖縄のガラス食器にアート本なども並び、ネイルサロンのスペースもあるB1Fでは、コーヒーの提供も開始。現在、大阪のコーヒー屋へ修行中の村尾さんが淹れてくれる1杯を楽しみながらゆっくりと談笑するのも良さそうです。 じっくりと丁寧にコーヒーを淹れる村尾さん。アイスコーヒー¥440 「美容師の仕事だけをやっているとだんだんマンネリ化してくるというか。先日も東京へ展示会に行ってきたんですが、アパレル業界の人たちと話をすることで良い刺激を受けています」と笑顔で話す山中さんが印象的でした。美容室と洋服屋が合わさった「CABANON」は、他では味わえない他ジャンルの人たちとの交流を可能にしてくれますね。 山中伸剛 CABANON オーナー Instagram : @cabanon.yamanaka 村尾真一 CABANON ディレクター Instagram : @muraoshinichi <SALON DATA> CABANON/キャバノン 和歌山市匠町48 ぶらくり丁会館1F・B1F Instagram : @cabanon.salon
1WEEK オシャレ美容師さんの1週間コーディネート【SHANTI TAKAさん編】
ヘアスタイルはもちろん、毎日のサロンワーク中のファッションにも気を使う美容師さん。そんな美容師さんのファッションを探る連載企画。 今回は、神戸のヘアサロン『SHANTI(シャンティ)』のTAKAさんに、1週間コーディネートを披露してもらいました。 Monday 「休みの日は、息子とお揃いでスリップノットのTシャツでキメてみました。息子がシマシマ好きなので、自分はストライプで合わせました(笑)」 「シューズはミズノのモレリアです」 Tuesday 「服屋の友人が手掛けるブランド・Iasof (イアソフ)のTシャツに自作のクラストショーツを合わせました。とにかくTシャツが好きで膨大な数を所有していて、ここで着ている友人のブランドやバンドものも多いです」 Wednesday 「ボンテージパンツは長年愛用している、僕のアイコン的アイテムでもあります。発色の良いイエローが調子良い、フルスクラッチのバンTを合わせました」 「背中に入った“最速”、イケています」 Thursday 「若き日の父と母の写真をTシャツにプリントしました。去年からTシャツはSサイズが好みで、全体的にタイトめに着こなすのが気分です」 Friday 「ジブリが好きなので、となりのトトロのTシャツをチョイス。この日は上下ともによく行くお店のHeimで購入したものです」 「今年の靴下は、くるぶし丈が個人的に好きで履いています」 Saturday 「ワクテカシンドロームのバンTは毒々しいビビッドな配色がお気に入りです。穴だらけのLevi’s606を合わせてカラーとボロのコントラストで遊びました」 Sunday 「弟夫婦が営むショップのcloutで展開されているブランドSunday kandayのTシャツを。日曜日なので(笑)。これもSサイズをチョイスしました」 「パンツは母が20代の頃に履いていたリーバイスのデニムをカスタムしました」 モヒカンスタイルがアイコンのTAKAさん。ファションも我が道を貫きまくっているスタイルが超絶にイケてる1週間コーデュネートでした。Tシャツ好きによるTシャツスタイルは、それぞれのTシャツにしっかりとドラマがあり、“ファッションは自由なんだ”って改めて思いました。 TAKAさん Instagram : @txaxkxaxhxixrxo SHANTI スタイリスト 得意なスタイル:メンズ 好きなブランド、よく行くショップ:Sanday kanday、apartment、clout、Heim STORE <SALON DATA> SHANTI/シャンティ 神戸市中央区下山手通2-17-2 2F-A Instagram : @ shantihairsalon
美容師さんに聞く ロン毛男子のスマートな結い方講座
ロン毛男子の悩みとして、ヘアスタイルに変化がつけづらいというのがあります(女性ほど髪型のアレンジを知らないので)。そこで、男性でもできるロングヘアの結い方を『LIM』のスタイリスト福谷さんから伝授してもらいました。3パターンの結い方を教えてくれるので、ロン毛男子の皆様はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 Arrange 1 高めのお団子スタイル 1. 後頭部の少し上の方でポニーテールにします。 ↓ 2. その後、髪の毛を片側に捻ります。 ↓ 3. その後、根元に巻きつけて、新しい別のゴムで止めます。 ↓ 4. 完成です。 肩まで覆っていた髪の毛が頭の高い位置でコンパクトにまとめられたスタイルです。首元がすっきりとするので爽やかな印象になり、夏の暑いジメジメっとした日にもオススメです。 Arrange 2 ローポニーテールスタイル1 1. 低めの位置でひとつに束ねます。 ↓ 2. 束ねた髪のエリアシ部分から少し取り出して、ゴムに巻き付けます。 ↓ 3. 毛先は後ろ側でピンで止めて完成です! ↓ 4. 完成です。 結び目を低めの位置に持ってきているので、男性でも取り入れやいスタイルです。今回紹介する3つのスタイルの中で一番お手軽なので急いでいる時にも良さそう。 Arrange 3 ローポニーテールスタイル2 1. 低めの位置で、ひとつに束ねます。 ↓ 2. 二つにブロキングします。 ↓ 3. 二つの毛束を時計回りにねじります。 ↓ 4. それを反時計回りに巻き付けます。時計回りだとできないので、注意です! ↓ 5. それをぐるっとゴムに巻きつけて、再度ゴムでとめます。 ↓ 6. 完成です。 ポニーテールスタイルの変則バージョンで、表情豊かな結び目がポイントになっています。髪の毛が編み込まれていることでタイトな見た目にも仕上がっています。 福谷聖斗 LIM スタイリスト Instagram:@masato_lim <SALON DATA> LIM/リム 大阪市南船場4-12-18 関西心斎橋ビル2F HP:lessismore.co.jp Instagram:@lim_hairsalon ロングヘアの結い方講座は参考になりましたでしょうか? ヘアアレンジの幅が広がるとファッションの幅も広がるので、ロン毛男子のみなさんもどんどんチャレンジしてみてください。
Best Apron! 美容師が考えるエプロンとは〜
美容師の、美容師による、美容師のためのエプロン。そんな言葉で表現したいエプロンがあります。明石海峡大橋で有名な垂水の街にあるサロン『TOOL hair+life lab.』の渡邉さんが手掛けるエプロンは、美容師目線で製作されているだけありこだわりがたくさん詰まっています。そんなエプロンについて話を聞いてみました。 ▶︎今回、話を聞いた渡辺さん 渡辺雄樹 TOOL hair+life lab. オーナー Instagram : @nabennu_tool 「エプロンは、前サロン時代(12年前頃)からトレードマークとして使ってきました。まだおしゃれなエプロンが少なかった時代です。7、8年前頃から、かなりエプロンを使う美容師さんも増えてきましたし、エプロンもかなりの種類が選べる様になりましたよね 。僕としては仕事をする上で汚れも防げて道具として便利だけど、増えてきたエプロン人口から、オリジナリティも出したくて、お店の立ち上げ当初からお世話になってる徳島のジョクリックの黒川さんにオリジナルのベスト型エプロンを作ってもらうことにしました」。 「ベースは昔のニュースペーパーバッグベストをオマージュし、そこにエプロン機能を折りたたみ式で付けた仕様になっています」。 「こだわりはカバン、ベスト、エプロンになる3way仕様なところです。ベスト型の被りになっているので着脱が簡単で、軽量に仕上げているので肩への負担が少ないです。あと、大きいポケットも便利です」 。「汚れるのが気になる時はエプロンにしています。夏にはベストにしてショーツと合わせて使っていますね」。 サロンワークはもちろん、ファッションアイテムとしても普段使いできちゃう万能なエプロン。エプロン愛のある渡邉さんだからこその逸品でした。 <SALON DATA> TOOL hair+life lab./ツールヘアプラスライフラボ 神戸市垂水区城が山1-5-2 HP : toolhair-lifelab.com Instagram : @tool_hairlifelab
1WEEK オシャレ美容師さんの1週間コーディネート<CACHÉ じんさん編>
ヘアスタイルはもちろん、毎日のサロンワーク中のファッションにも気を使う美容師さん。そんな美容師さんのファッションを探る連載企画。 今回は、洋服好きのスタッフが数多く所属する『CACHÉ(カシェ)』の中でもひと際目を引くじんさんに、1週間コーディネートを披露してもらいました。 Monday 「休みの日はシンプルなアメカジスタイルをベースに赤の帽子を差し色で加えてみました。プレゼントしていただいた新しいカバンが主役です」 Tuesday 「好きなブランドでもあるstorymfgのバケットとトップスをセットで着たかったので、可愛くなりすぎないように古着のデニムを合わせて中和させました」 Wednesday 「スウェットの上下を合わせたラフなスタイル。ただ、ラフになり過ぎるのも嫌だったのでシルバーのスニーカーをチョイスすることで少しドレッシーに仕上げました」 Thursday 「海外の女性のファッションが好きでよく参考にしています。メンズでもスカートを合わせることで、シルエットに変化をつけて少しきれい目なカジュアルを意識しました」 Friday 「デニムジャケットに白パンを合わせたスタイルです。シンプルになり過ぎないように、チェック柄のキャップとハイテクスニーカーで遊び心を取り入れました」 Saturday 「髪の毛を短くしたので、メンズっぽくなり過ぎないようにスカートを合わせて中和させました。それと、ネクタイを取り入れてフォーマルさもプラスしました」 Sunday 「海外のファッションスナップやSNSなどで見かけるメンズファッションをイメージし、スポーツテイストなアイテムをさり気なく取り入れたカジュアルスタイルにしました」 カジュアルなアパレルショップが多く存在する堀江店の店長であるじんさんなだけあり、程よく力を抜いた上級者のカジュアルスタイルを披露してくれました。日本のトレンドだけではなく、海外のファッションシーンにも注目しているあたりは流石です。 じん Instagram : @ cache_jin CACHÉ トップスタイリスト / 堀江店店長 得意なスタイル:ファッションとの似合わせカット 好きなブランド、よく行くショップ:hildren、story、supreme、achroma <SALON DATA> CACHÉ/カシェ 大阪市西区南堀江1-14-18 HP:cache.ne.jp Instagram : @ cache_hair
「みんなのくつ」#2 TICK-TOCK編!おしゃれで働きものな美容師さんの足元事情
おしゃれを楽しみながら、毎日のハードワークをこなす美容師さん。そんな彼らを見た目や内面からも支える、頼れるパートナーって!? 今回は、個性溢れる美容師さんが所属する神戸の『TICK-TOCK』さんに聞いてみました。 <SALON DATA> TICK-TOCK 神戸市中央区北長狭通3-12-10 ループトアウエスト2F HP : https://www.tick-tock.co.jp/ Instagram : @tick_tock_torwest スタイリスト oe yuukaさん / Maison Margielaのタビブーツ 「カジュアルにもモードにも取り入れやすいホワイトのブーツはお気に入りです。足元にポイントを置きたい時にぴったり。ヒールが8cmあるのに太めなので安定していて、意外と歩きやすい!底にクッションと裏張りをしてより履き心地良くなるよう工夫しています」 oe yuukaさん instagiam : @yuuchin_ticktock 得意なスタイル:韓国スタイル、ガーリースタイル、ハイトーンカラー 好きな服のブランド : the virgins、Bibiy. アートディレクター KANEKO!さん / VANSのオーセンティック #44DX 「いつもパンツにディッキーズを履くので、ディッキーズといえばVANSが一番相性のいいのでお気に入りです。特にVANSのオーセンティックの「anaheim」がクッション性も良くて重宝しています」 KANEKO!さん Instagram : @kaneko13go 得意なスタイル : 音楽やカルチャーを感じるヘア 好きなブランドやショップ : ディッキーズ、VANS 、「最近はオリジナルで作ったりリメイクしてます」 アシスタント 夏菜さん / converseのワンスター 「趣味のスケートボード用シューズとして購入しましたが、かわいいのでスケボーで汚れる前に美容師くつとして履くことにしました(スケボーするとすぐに汚れてしまうので…)。ワンスターのサイドの星とソールの薄いところが大好き!」 夏菜さん Instagram : @kn99y 得意なスタイル : くるくるパーマ 好きな服のブランドやショップ : dime、古着屋 スタイリスト uraraさん / PRADAのモノリスブラッシュドレザーローファー 「いい靴がひとつでも欲しくて、どんな場面にもおしゃれに履けるくつを購入しました♪カジュアルな服にもモードな服にも合わせやすいローファーは、革素材なので足になじみやすく、9時間履き続けても痛くなりません!美容師の足の味方です。それにカラー剤が付いたりしても、いい素材、いい物を履いていると染み付いたりしません。また、9cmの厚底なので身長が高くスタイル良く見えます」 uraraさん instagiam : @urara__ticktock 得意なスタイル : ウルフカット、ハイトーンカラー 好きな服のブランド : MAISON SPECIAL、PRADA、LITMUS アシスタント TAKETOさん / adidasのADIMATIC+VANSのクレイジーレオパード 「左右チグハグのバカ履きです。ある日間違えて履いて思いつきました。意外と履いていても違和感はなく、サロンワーク中はめちゃくちゃ目立てお客さまも楽しんでくれます!!」 TAKETOさん Instagram : @taketo_ishisaka 得意なスタイル : デザインカラー 好きなブランド、ショップ : 666、UNDERCOVER、HYSTERIC GLAMOUR、神戸のリサイクルショップ、モトコー 以上、みなさんカラーの異なるファッションにぴったりな足元事情でした。 美容師のみなさんはもちろん、学生さん、働いている人も、ぜひ毎日のおしゃれワークスタイルの参考にしてみてください!