ハッピーマンデー美容師フェス「BOB ROCK FESTIVAL 2023」レポ【後編】
先日AM-YUで告知した通り、2023年10月23日(月)に大阪・服部緑地野外音楽堂で行われた「BOB ROCK FESTIVAL 2023」(主催:株式会社ガモウ関西/YUMEBANCHI)。読者の皆さんの中で参加された方も多いのではないでしょうか? AM-YUもお邪魔した本イベント、当日の様子を2回にわたってレポートします。 続いて【後編】です。 →【前編】はこちら ライブレポート③ yonawo 3番手は、BOB ROCK FESの初回から3回連続出演となる「yonawo」。1曲目「矜羯羅がる」を披露すると、「最高のマンデー! 盛り上がっていきましょう!」と声高らかに、次曲「good job」へ。メロウな歌声とメロディがなんとも心地良く、この日の陽気と相まって思わずまどろみの中へ誘われるようです。 MCタイムでは観客とのやり取りも楽しみ、盛り上がる人々の中には美容師だけではなくパン屋さんもいることが判明。土日が休みではないさまざまな職業の人が、今日は一緒になって楽しんでいるのです。そんなオーディエンスの声援を受けて、メンバーも心底楽しそう。頭上に輝く太陽に負けない、キラキラの笑顔が眩しく客席を照らします。 ピースフルな空気を纏ったまま「苺」「雨宿り」「天神」と続き、ラストは「tokyo」。まったりムードにどっぷり浸る、極上のひと時となりました。 ライブレポート④ iri 4番手は「iri」。大歓声の中、ふらりとラフなスタイルで登場し、1曲目は「friends」。「思い切り楽しんでいきましょう!」と煽ると、「STARLIGHT」「Sparkle」と続き、観客はあっという間にクールかつソウルフルな歌声に魅了されます。 かと思えば一転、「美容師さんたちいつもお疲れ様~」と話し始めると、一気に親近感が。「(東京から乗車した)行きの新幹線が途中で止まった!」など当日のエピソードも交え、和やかなトークが繰り広げられます。 そして再び「ナイトグルーヴ」「会いたいわ」「Corner」「Season」と畳みかけると、会場のボルテージはぐんぐん上昇。「iriちゃ~ん!」と呼びかける歓声も次第に熱を帯びます。 グルーヴィなパフォーマンスに、合間のオーディエンスとのコール&レスポンスも激しく、ラストは「24-25」「Wonderland」でフィニッシュ。 途中「(iriのライブを)初めて見る人~?」という問いかけにいくつかのリアクションがありましたが、きっとこの頃には皆さんすっかり彼女の虜になっていたのではないでしょうか。 ライブレポート⑤ くるり トリを飾るのは「くるり」。気づけばすっかり日は暮れ、会場全体が柔らかな照明が映える夜の空間に様変わりしています。 ベテランバンドの貫禄に対して「みなさんこんばんは。くるりと申します」と丁寧な挨拶から、1曲目「In Your Life」がスタート。「California coconuts」「太陽のブルース」と続き、観客の心をグッと掴んでいきます。 「普段ハードなので、今日はピースフルにいきます」という岸田繁(Vo.Gt)の言葉通り、その後も「さよならリグレット」「aleha」と穏やかなナンバーを披露。優しいメロディと歌声で、冷え込んできた会場をじんわりと温めていきます。 「元々(会場近くの)千里に住んでた。よく(駅前の商業施設)セルシーで呑んでた」など、地元ネタも嬉しいMCを挟みつつ、「世界はこのまま変わらない」からはグッと加速。「琥珀色の街、上海蟹の朝」で前方の観客はノリノリダンシング、「ばらの花」では会場中がシンガロング&スマホライトを掲げて左右にユラユラ盛り上げます。 真っ暗な客席に灯った無数のライトに「ウルッときた。ありがとう」と笑顔をこぼす岸田繁(Vo.Gt)。本編ラストの「ブレーメン」までキラーチューンの連発に、会場は大いに沸き上がりました。 その後は、鳴りやまないアンコールに応えて再び登場。「良い1日でしたか?」と客席を見渡しながら、「できあがってる人多いですね(笑)。俺らも終わってから呑みたい」と笑い合います。そして、最後に1曲だけと「ハイウェイ」を演奏して終幕。割れんばかりの拍手と歓声に包まれ、大団円を迎えました。 普段なかなか週末のフェスに参加できない美容師の方々に贈られた、最高にハッピーなマンデーフェス。帰路につく皆さん一人ひとりの満ち足りた表情がとても印象的でした。来年も開催されるのか? 乞うご期待! ------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「BOB ROCK FESTIVAL 2023)」公式サイトはコチラ↓ https://bobrockfestival.com/ ★会場にてオシャレな来場者を激写! イベントスナップはコチラ part.1 part.2 part.3 part.4
ハッピーマンデー美容師フェス「BOB ROCK FESTIVAL 2023」レポ【前編】
先日AM-YUで告知した通り、2023年10月23日(月)に大阪・服部緑地野外音楽堂で行われた「BOB ROCK FESTIVAL 2023」(主催:株式会社ガモウ関西/YUMEBANCHI)。読者の皆さんの中で参加された方も多いのではないでしょうか? AM-YUもお邪魔した本イベント、当日の様子を2回にわたってレポートします。 まずは【前編】です。 月曜の真っ昼間から、音楽と美味しいお酒&フードに酔いしれる♪ 心地良い秋晴れに恵まれ、正にフェス日和となった当日。12時30分のオープン前から会場周辺はオシャレなスタイリングが光る美容師の方々で溢れていて、“美容師のための月曜日のフェス”という特別な1日の始まりを感じます。 ▲2019年、2022年に続いて今年で3回目。例年5月開催でしたが、今回は初の秋開催に ▲会場は毎度おなじみ服部緑地野外音楽堂。絵に描いたような秋晴れ! 最高!! 会場内の一角には、岡山市北区にあるNYスタイルのスライスピザ専門店「ALLDAY PIZZA」、大阪・北浜にあるワインが主役のスタンディングご飯処「ヨコボリ」、大阪・南船場のハイセンスな居酒屋「THE MUSEN IN SHOCK」が出店。お腹を満たす担々皿うどんやピザ、お酒に合うフランクフルトなどが並び、オープン直後から大人気の大行列です。 ▲大盛況のフードブース。さすがBOB ROCK はフェス飯もオシャレ また、BOB ROCK FESのロゴやイラストを手掛けるイラストレーター・yamyamさんによる似顔絵屋さんも登場。目の前で自分の絵を描いてもらえる貴重な機会とあって、こちらも賑わっています。 ▲ステキなフェスの記念になりそう 月曜日の昼間から自然に包まれた野音で音楽と美味しいお酒、フードを楽しめるなんて、これぞまぎれもない非日常。 穏やかな空気の中、皆さんいつもとは違う休日を満喫しています。 ▲週のはじまり月曜日とは思えない、週末感たっぷりの光景 そして13時になるとライブがスタート。ここから先は、出演アーティスト5組のステージの模様をお届けします。 ▲株式会社ガモウ関西代表取締役社長・亀井瞬氏と、本日のMCを務めるFM802のDJ・坂東さえか氏。挨拶の後はスペシャルな1日の始まりを祝い、来場者と一緒にビールで乾杯! ライブレポート① 奇妙礼太郎 トップバッターは奇妙礼太郎。この日はバンドセットでのステージです。「BOB ROCK はじまるぜー!」と高らかに叫び1曲目「オンリーユー」で幕が開けると、「オーシャンゼリゼ」では早くもオーディエンスが一つになって大合唱。続く「愛の讃歌」ではステージから降り注ぐ情感たっぷりの歌声を浴びて、会場は多幸感に包まれます。 途中MCでは「昨日美容院に行ってきた」とラフに語ったり、観客とテンション高くコール&レスポンスを繰り広げた後「ちょっとオレ今日おかしいわ(笑)」とこぼしたり、終始ゆるいムードで。 「散る 散る 満ちる」「真夜中のランデブー」を歌い上げると、ラストは「帰りたくないねんけど。すごく良い時間になりました。ありがとう!」と名残惜しそうにしながら、「ほんまにおいしいお好み焼き」で締めくくりました。 ライブレポート② tofubeats 2番手を務めるのは、tofubeats。客席に「お休み楽しんでますか? いつもお仕事お疲れ様です。今日は僕が仕事します! 平日昼間のライブってあんまないけど、頑張ります!」と語り掛け、1曲目「RUN」でスタート。心地良いビートが刻まれるとフロアは瞬時にクラブの装いで、オーディエンスは思い思いに体を揺らして楽しみます。 続いて「LONLEY NIGHTS」「No.1」と、青空の下ご機嫌なサウンドが響き、自由に身をゆだね踊る観客。「最近は表参道の美容室に通っています」と、この日ならでは(?)のMCも挟みつつ、会場にはこの上ない解放感とリラックスムードが漂います。 中盤、暑さたまらずパーカーを脱ぎ捨ててTシャツ1枚になると、後半に向けてさらに加速。ビートに合わせたハンズアップでステージと客席が一体となり、最高潮に達したところで次のステージへとバトンが渡されました。 この後は「yonawo」「iri」「くるり」が登場! 次回【後編】へ続きます。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「BOB ROCK FESTIVAL 2023」公式サイトはコチラ↓ https://bobrockfestival.com/ ★会場にてオシャレな来場者を激写! イベントスナップはコチラ↓ part.1 part.2 part.3 part.4
通勤時に聞いてる音楽教えて! みんなのiTunes PLAY LIST
iTunesという便利なサブスクが発達したおかげで、好きな音楽を気軽に聴けるようになり、今や私たちの生活に欠かせないツールとなりました。今回はファッションだけでなく、カルチャーにも精通する美容師さんたちに、通勤時によく聞いている音楽を教えてもらいました! HIKARIS nakazaki 店長 厩橋崇さん @maya0868 01 サヨナラCOLOR / SUPER BUTTER DOG 「ゆったりしていて気持ち良く聞けます。頑張ろうか、と思える歌詞も好きです」 02 beautifulさ / BiSH 「アップテンポのバンド曲なので朝からテンションが上がります。頑張ろう!と思えるくらいストレートに響く歌詞も好きなところです」 03 BABY BLUE / Fishmans 「心地よいリズムと歌声で、聴くタイミングによって、気持ちを落ち着かせてくれたり、テンションを上げてくれたりします」 liberta スタイリスト 松井 マイさん @liberta_mai 01 ハミングバード / 奇妙礼太郎 「ツイてないのに 明るい人ってワードが好きで。良いですよね、ツイてないのに明るいって(笑)。私も明るくいよう!って思わせてくれる。イントロもわくわくして気持ちが良いです」 02 Roof top / gateballers この曲はサビ部分と「夕陽を飲む」っていう表現が好き。音的には目が覚めそうな感じですが、私の中ではすごく優しい曲で、忙しい日々から解放させてくれます。 03 砂漠に咲いた花 / キセル 「キセルはもうずっと好きで。何を選ぼうかすごく迷ったのですが、キラキラした音が良い1 日の始まりを予感させてくれるのでこの曲にしました。砂漠っぽいギターの音が好き」 SHANTI 店長 TAKAさん @txaxkxaxhxixrxo 01 SPARK!!SOUND!!SHOW!! / BRUSH UP 「朝、サロンに向かう時によく聞いている曲です。テンションを上げるために、電車から降りたら音量を上げて歩いています!」 02 いつものmusic / HAKAIHAYABUSA 「レゲエをベーシックにしていてゆったりと聴けるこの曲は、行きでも帰りでも自分の気持ちを落ち着かせてくれます」 03 続•京子ちゃん / ガガガSP 「2001年にリリースされた「京子ちゃん」の10年越しの続編曲。一生思春期青春パンクですね」 気になる音楽は見つかりましたか? 通勤時は自分の好きな音楽を聴いてテンションを上げていきましょう!
音楽好きの美容師さんによる シチュエーションに合わせたオススメ盤
毎日のサロンワークやプライベートを過ごす中で音楽があると元気が出たり癒されたり、心が満たされますよね? そんな魔法の音楽を、自らイベントも仕掛けているほどの音楽好きとして知られる『PISTOL(ピストル)』のMikityさんにレコメンダーとしてそれぞれのシチュエーションに合わせたオススメ盤をセレクトしてもらいました。 “朝に聞きたい3枚” 01 『ワルツを踊れ』 / くるり 「くるりは高校生の頃からずっと好きで聴いていて、その中でも1番好きなアルバムです。ストリングスを使った曲が多いアルバムで朝聴くと雨の日も気分が下がってる日も気持ちが晴れます。ジャケ写も好きです」 02 『Welcome Interstate Managers』 / fountains of wayne 「アメリカのパワーポップバンドで全アルバム外れなしです。特にこのアルバムはメロウでずっと聴けるくらい心地良く、リリース当時から今だに出勤時も良く聴きます。無人島に持っていきたいアルバムの一つです」 03 『3YEARS,5MONTHS AND 2DAYS IN THE LIFE OF…』 / ARRESTED DEVELOPMENT 「アコースティックでファンクなバンドサウンドとピースなアフロ系ラップが最高に気持ちいいです。朝からノリノリで気分上がります。メンバーであるSPEECHのソロも良いです」 “作業中に聞きたい3枚” 01 『Soy Pablo』 / boy pablo 「作業中は浮き沈みなくずっと聴けるものを流す事が多いのですが、boy pabloはよく聴いてます。このアルバムも心地良いカッティングとリフがとても好きです」 02 『Life's a beach』 / EASY LIFE 「イギリスの若いバンドなんですけど初めて聴いた瞬間にカッコいいってなってからお店でもよく流しています。ジャンルが定まらないなんとも言えないラップとサウンドが気分上げてくれます。中毒性ありです」 03 『フェイクファー』 / スピッツ 「スピッツなんて問答無用に良いに決まっているんですが、このアルバムは頭から最後までかけっぱなしでスキップする事なく聴きたいアルバム。手が離せない作業中にはピッタリです」 “リラックス時に聞きたい3枚” 01 『Loose Grooves & Bastard Blues』 / Tommy Guerrero 「昔から好きなスケートライダーでスタイリッシュでユルいライディングをする彼っぽい作品で好きです。家ではインストを好んで聴いたりするんですが、このアルバムは自分的最高にチルいインストアルバムです」 02 『SOUND BURGER PLANET FANTASTIC4』 / かせきさいだぁ 「かせきさいだぁのSOUND BURGER PLANETから4曲厳選したミニアルバム。夏のカーステから流れたらご機嫌間違いなし。ときめきトゥナイトのカバーは可愛いくて洒落ててホンマ堪らないです」 03 『RIGHT ON TIME』 / HEPCAT 「カリフォルニアのスカバンドですが、どこかジャマイカのオーセンティック·スカな感じがユルくて最高です。ビール飲みながら昼に聴きたい一枚。めちゃめちゃピースです」 今は検索さえしたら何でも聴ける便利な世の中になったので、Mikityさんのオススメを参考にいろいろ聴いてみてみてください。音楽があるだけで日常に彩りが加わります! (プロフィール) Mikity PISTOLオーナー / スタイリスト 小学生の時に聴いてたラジオ番組『OBCブンブンリクエスト』がきっかけで音楽にハマり、中高生の頃にはMTVやスペースシャワーTVを観てRed Hot Chili PeppersやBeastieBoys、Hi-STANDARDなど国内外の様々なアーティストに衝撃を受けて音楽を掘るようになる。バンドやDJ活動を通し、幅広い音楽の知識がある。最近は仲の良い古着屋さんたちとバンド活動も開始。(Instagram : @pistol_mikity) (データ) PISTOL / ピストル 大阪市浪速区幸町2-6-2 ADDICT bjdg 2F Instagram : @pistol_osk
「ちょこっとアナログ」 AM-YU編集部おすすめ音楽 #1
音楽を愛するAM-YU編集部員が、街から、クチコミから、インターネットから、いろんな情報の中から発見した音楽や、過去のアーカイブから発掘した音楽をシェア。 最新じゃなくても、やっぱりいい。 ジャケットも含めて持っていたくなる一枚を紹介します。 今回はこちら。 AMY WINEHOUSE『BACK TO BLACK』(2006) 27歳という若さでこの世を去ったエイミー・ワインハウスのセカンドアルバム。1曲目の「REHAB」はあまりにも有名ですが、タイトル曲である「BACK TO BLACK」もかなり良いです。 ちなみにジャケットはこの写真ではなくもう1種類がメジャーで、そちらは全身で映っていてエイミーらしいファッションがかわいい。 エイミーといえば、レディーガガもリスペクトすると言われるアイコニックなヘアメイクも有名。1960年代に流行したビーハイブヘアを取り入れた彼女の独特のスタイルも、とてつもなくキュートなのでぜひチェックしてほしいです!