美容師さんのヘア遍歴 #2 cime 田畑善宏さん
いつの時代も、トレンドに敏感な美容師さん。 そんな美容師さんのヘア遍歴をたどるシリーズ。 2人目は、この人。 今の髪型からは想像できない(!?)意外な過去や、それぞれの時代背景も想像しながらお楽しみください。 ▼今回お願いした美容師さん cime スタイリスト 田畑善宏さん Instagram : @tabata_cime 得意なスタイル : 個性的なスタイル 好きなブランド : モンキータイム、メゾンスペシャル 休日の過ごし方 : 子どもと過ごす <SALON DATA> cime/シィーム 大阪市中央区南船場4-10-5 南船場SOHOビル3F Instagram : @hairmake__cime ▼1998年〜高校生〜 「高校生の体育祭での一枚。この頃は心のバリアの意味で前髪を長めにしていましたね」 ▼2002年〜cimeに入社〜 「ホスト時代です(嘘です)。当時のカジカジHに掲載されていたcimeのスタイルに憧れ、入社。感銘を受けたヘアとまったく同じスタイルにしてもらい、入社式に臨みました。これは入社式の写真です」 ▼2005年 「ワイルドになりたくて髪を伸ばしていました。これはヘアカラーのホイルコンテストで3位をとった時のドヤ顔です」 ▼2006年 「引き続き髪を伸ばし続けてロン毛にしていました。これはメイクコンテストに出場したときで、モデルさんと」 ▼2012年〜cimeで働いて10年〜 「cimeで10年働いて角が丸くなっていった僕は、心機一転爽やか路線に!」 ▼2013年 「そしてたまにはジャムおじさん風パーマをしてみたり…」 ▼2018年 「ここで僕のヘアスタイルがアート作品に変わります。後輩のバリアートの練習台になっていたのですが、どうやら彼女は天才だったらしく、気が付けばしばらくの間、僕の頭はキャンバスになっていました」 ▼2023年〜現在〜 「現在美容師21年目。髪はだいぶナチュラルになっています。トップにたまにカラーを入れて楽しんでいます」 現在の田畑さんしか知らない人は、過去のヘア遍歴を見ると新しい一面を発見できますよね! 田畑さんいわく、「ヘアデザインは自己表現のひとつ」。 ぜひみなさんもどんどん新しいヘアスタイルにチャレンジしてみてください。
美容師さんのヘア遍歴 #1 LINUS イナムラリエコさん
人には髪型の数だけ歴史がある…。 ヘアのプロフェッショナルであり、誰よりもヘアを愛する美容師さんだからこそ、ご自身のヘア経験も豊富なはず。 そこで今回は、美容師さんのヘア遍歴を聞いてみました。 ヘアだけでなく、当時の流行を感じさせるメイクやファッションも注目です! ▼ 今回お願いした美容師さん LINUS 副店長 イナムラ リエコさん Instagram : @inako_rieko 得意なスタイル : ショート全般、ブリーチカラー 好きなブランド : 「昔から好きで今も変わらないのは、コムデギャルソン、クロムハーツ」 休日の過ごし方 : ハイブランドや好きなショップを見てまわったり、友達と京都でランチ <SALON DATA> LINUS/ライナス 奈良県奈良市東城戸町35 1階東 Instagram : @linushair ▼1998年〜高校生から専門学生へ〜 「鳥取から大阪に出てきたときで、気合い入れてくるくるにして、ル・トーア東亜美容専門学校に入学しました。眉毛は…世代です!(笑)」 ▼1999年 「19歳。とりあえずドレッドとかハリガネパーマとか、ハード系が流行ったので、『たまねぎ倶楽部』というサロンに行って時代に乗りました。でも我慢できず、2週間ではずしました!」 ▼2004年 「24歳。特にギャルのつもりはなかったけど、当時は小室ファミリー世代なのでいつのまにか自然とこうなっていました。眉毛は、線です!」 ▼2008年 「前のサロン『MASHU』で働いていた頃。ボブにして、ブリーチカラー!当時働いていた、マッシュの同期たちと」 ▼2012年 「ショートに。今の主人である大仲(LINUSのオーナー)にカットしてもらった時です。まだ付き合ってなくて微妙な時です。大仲も金髪でした」 ▼2014年 「LINUSオープンの時です。いい子そうに見える、前下がりボブ。映画『レオン』のマチルダみたいで、1番好きなスタイルです。横の方は、LINUSの看板を作ってくれた主人のお友達」 ▼2016年 「伸びた」 ▼2017年 「切った。子どももできたので、ショートがとりあえず楽で、気に入っいました」 ▼2022年〜現在 「最近はずっと前髪短めのロングです。前髪が長いと、私はギャルやお姉さまみたいになるので、オン眉でちょっと個性を出しているつもりです(笑)」 以上、90年代に青春を過ごしたイナムラさんの貴重なヘア遍歴でした! プリクラや細眉など、今でも新鮮な要素がいっぱい。 変化に富んだヘアは、イナムラさんが時代の流行を思いきり楽しんでいることを物語っていますよね。 みなさんもぜひ、今しかできないヘアにチャレンジして、ヘア遍歴を豊かにしてみませんか?
【あの人のヘア遍歴】 #2 rroomm womens 植杉友恵さん
人には生きてきた年月だけのヘアスタルがある。 ということで、いろんな人の過去から現在に至るまでの髪型の歴史を覗いてみましょう。 今回は、様々なメディアで見かけることも多いセレクトショップ『rroomm womens』の植杉さん。根っからの洋服好きな彼女のヘア遍歴とは!? ✔︎2002年 「当時働いていたセレクトショップで撮影することがあり、その試し撮りの写真です。あんまり髪型気にしてなくて伸ばしっぱなしのウルフです」。 ↓ ✔︎2004年 「当時、通っていたサロンのモデルをした時です。この頃はかなりロングですね」。 ↓ ✔︎2007年 「古着屋で働いていた頃の雑誌のスナップです。結構伸ばしっぱなしでたね」。 ↓ ✔︎2009年 「rroomm がオープンした日です。レセプションパーティーだったので、ドレッシーな雰囲気に合わせて前髪にウィッグを付けています」。 ↓ ✔︎2010年 「雑誌でrroommの取材をしていただいた時です。20代前半に比べてちゃんとブローしていますね」。 ↓ ✔︎2013年 「このタイミングで中学生以来のショートにしました」。 ↓ ✔︎2014年 「薄めのマッシュボブです。しばらくショートが定着します」。 ↓ ✔︎2015年 「気がついたらショートからボブの長さまで伸びました」。 ↓ ✔︎2017年 「再びショートへ。マッシュから前髪流してちょっと大人っぽいショートにしました」。 ↓ ✔︎2019年 「ワンレン風センター分けボブ。斜めに流していた前髪をこの頃からセンターにしました」。 ↓ ✔︎2020年 「人生初のブリーチにチャレンジしました。結構、赤ですね」。 ↓ ✔︎2021年 「この頃はブリーチを生かして色んなカラーを楽しんでいましたね」。 ↓ ✔︎現在 「一年前くらいから現在まで髪が傷んで汚かったので、トーンを落ち着かせながら伸ばし中です。でもまたブリーチをしそうです」。 植杉友恵 rroomm womens オーナー Instagram:@plantoms 2000年代初頭から20年ほどのヘア遍歴を披露していただきました。女性ならではのファッションの移り変わりとそれに合わせたヘアスタイルへと変化していましたね。 ヘアスタイルはその時の気分でどんどん変えていくものです。みなさんもまだやったことのないヘアスタイルにどんどんチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
【あの人のヘア遍歴】#1 スタイリスト 中村健人さん
人には生きてきた年月だけのヘアスタイルがある。 ということで、いろんな人の、過去から現在に至るまでの髪型の歴史を覗いてみましょう。 今回は、『Meets』などのメディアで活躍するあの人。変化に富んだ遍歴を見れば、ヘアスタイルがいかに人の印象を左右するかもわかります。 ✔ 2015年の夏 「大学生時代です。あまり記憶はないですが、バイトの履歴書にとった証明写真です。ロン毛に憧れて伸ばしてた時期です。センター分けのロン毛でした」 ↓ ✔ ︎2018年の夏-1 「この時はドレッドにしたくて伸ばしてた時期です。とりあえず早くドレッドにしたくてチリチリアフロをかけていた時です。ブラックカルチャーに憧れがあったのでしょう」 ↓ ✔︎ 2018年の夏-2 「上の1ヶ月後くらいの夏です。無理矢理エクステをつけてドレッドにしました。ドレッドのエクステは暑くて重かったです。でも結構気に入ってました。服がなんでも似合うからです」 ↓ ✔ ︎2019年の夏 「飽き性の僕はドレッドの手入れが嫌になり、インスタライブで坊主にしました。幸い、頭の形が良く、ここからしばらく坊主生活です」 ↓ ✔ ︎2021年 「やっぱりもう一度ドレッドにしたくなり、坊主から伸ばして、過去の反省も活かし、地毛のショートドレッドにしました。やっぱりドレッドは服がなんでも似合うから好きです」 ↓ ✔ ︎2022年 「再び飽き性の僕は坊主にして、なんかパンチが欲しかったので、緑坊主に。結構評判も良く、かなり気に入っていました」 ↓ ✔︎ 現在 「現在は原点回帰と言って良いんでしょうか。ロン毛になるために伸ばし中帽子生活です。理想はボブくらいでかきあげ系男子になりたいと思っています」 中村健人さん スタイリスト、IMA:ZINEスタッフ。 Instagram : @knknkn_kenchang たった7年ほどにも関わらず、変化の激しい遍歴をお持ちの中村さん。ファッション好きらしい、インパクトのあるヘアスタイルが印象的です。 みなさんも、ぜひこの機会にご自身のヘア遍歴を振り返ってみてください。「あれ?あんまり変わってない?」なんて人は、新しい髪型にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。