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【新連載】ノンジアミンカラーを得意とした美容師の小野さんのコラムスタート!
日々の美容業界について発信してくれる方や得意な技術を紹介してくれる方、一緒に『AM-YU』を応援してくださる方を対象に公式ライターとしてお声掛けし、認定させていただいております。 今回連載をスタートいただくのは、大阪・寝屋川市にある「hair’s LOG」代表の小野さん。カラーなどのテクニカルな話から、集客や経営に関することまでAM-YUで語っていただきます! 初めまして。大阪・寝屋川市で美容室「hair’s LOG」を経営している、ノンジアミンカラーを得意とした美容師の小野敦之です。 この度、AM-YUさんのメディアを通じて、美容師の皆さんに向けて「ノンジアミンカラー」や「アレルギー対応の技術」、そしてそれがサロンの集客や経営にどうつながるか、実体験をもとに発信していきたいと思っております。 ◾️はじまりは「もっといい方法ないかな?」という想いから もともと僕は、ノンジアミンカラーを得意とした美容師を目指していたわけではありません。 サロンワークの中で「カラーがしみる」「アレルギーで染められない」という声を聞くことがありましたが、当時はマニキュアくらいしか提案できず、モヤモヤしていました。 そんなとき、とあるセミナーで“ジアミンを使わない新しい染料”と出会い、「これを使いこなせば、アレルギーの方も染められるかも!」と心が動きました。 それからは薬剤の研究やアレルギーの勉強、検証の毎日。 試行錯誤をブログやSNSで発信するうちに、「私もカラーで染めれなくて困ってるんです」 という相談が届くようになりました。 一人ひとりの症状に合わせて施術を行い、結果を検証し、また発信。 この流れを続ける中で、自然とノンジアミンカラーの知識と技術が深まっていきました。 ■ いま僕が取り組んでいること 現在は複数のノンジアミン薬剤を使い分けながら、 「ジアミンアレルギーの方でも染められる」という選択肢を広げる取り組みを続けています。 他県からのご来店もあり、メーカーのカラー剤開発や、同業の美容師さん向けのセミナー依頼もいただけるようになりました。 一方で、「近くに対応できる美容室がない」という声も多く、もっと多くの美容師さんにアレルギー対応の知識や技術を広めていく必要性も感じています。 ■ これからAM-YUで発信していくこと このメディアでは今後、 • ジアミンアレルギーの見分け方と対応の基本 • ノンジアミンカラーの選び方や施術の工夫 • アレルギー対応を“強み”に変える集客・ブランディングの方法 など、現場の美容師さんに役立つ“実践的なノウハウ”をお届けしていきたいと思っています。 アレルギーで困っているお客様に寄り添いながら、 美容師としての価値も高めていける。そんな内容を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします! <PROFILE> hair's LOG 小野敦之 「hair's LOG」 「IRO COFFEE」代表。 美容商材のプロデュース、美容師向けセミナー、美容ブログの執筆など多方面で活躍。ヘアサロンの他にもコーヒーショップを営む。 Instagram:@atussy0906hair <SALON DATE> hair's LOG HP:https://hairslog.com/ 大阪府寝屋川市香里南之町22-11
RUKUオススメのショートヘア
「ショートヘア」とは、髪の長さが比較的短いヘアスタイルの総称で、一般的には耳の下から肩より上までの長さを指します。男女問わず人気があり、スタイリングの自由度や手入れのしやすさから多くの人に選ばれています。以下に、ショートヘアの特徴、種類、メリット・デメリット、スタイリングのポイントを簡潔に解説します。 --- ショートヘアの特徴 「長さ」耳の下(ベリーショート)からあごライン(ボブ手前)まで。 「印象」爽やか、活発、クール、または柔らかくフェミニンなど、スタイル次第で多様。 「適応性」顔の形や髪質、性別を問わず幅広く対応可能。 --- 主なショートヘアの種類 1. ベリーショート - 耳や首が完全に見える超短めスタイル。 - 例: バズカット、ピクシーカット。 - 印象: クール、スポーティ、ユニセックス。 2. ショートボブ - あごラインや襟足付近のやや長めのショート。 - 例: ワンレンボブ、レイヤーボブ。 - 印象: 柔らか、上品、女性らしい。 3. マッシュショート - 丸みのあるシルエットで、トップにボリューム。 - 例: 韓国風マッシュ、ウルフマッシュ。 - 印象: トレンド感、若々しい。 4. アシメショート(非対称) - 左右で長さやボリュームが異なるスタイル。 - 印象: 個性的、モード系。 5. ウルフショート - トップは短く、襟足を長めに残したレイヤースタイル。 - 印象: ワイルド、軽やか。 ショートヘアのメリット 手入れが簡単で洗髪や乾かす時間が短い。スタイリングもシンプルです。 清潔感があり首元がスッキリ見え、爽やかな印象。 - アレンジの幅 パーマ、カラー、アクセサリーで多彩な表情が出ます。 「季節の適応」 夏は涼しく、冬はマフラーや帽子との相性◎。 顔立ち強調されるので、顔の輪郭や目元が際立ちおしゃれに。 ショートヘアのデメリット 頻繁なメンテナンスが必要、伸びると形が崩れやすい(4~6週ごとにカット推奨)。 顔の特徴が目立つので輪郭や頭の形が強調されるため、似合うスタイル選びが重要。 - アレンジの限界 ロングに比べ、まとめ髪などのバリエーションは少ないです。 -季節の影響冬場は首元が寒く感じる場合もあります。 似合うショートヘアの選び方 顔の形別 - 卵型: どんなショートも似合う。 - 丸型: トップにボリュームを出し、 サイドをタイトにしましょう。 - 面長: 前髪やサイドに動きを加えてバランスを持たせます。 - 逆三角形: 襟足にボリュームを持たせる。 髪質別 - 直毛: 動きを出すレイヤーやパーマがおすすめ。 - くせ毛: 自然な質感を活かしたマッシュやウルフ。 - 細毛: ボリューム感のあるショートボブやピクシー。 スタイリングのポイント 1. 基本のスタイリング - ワックスやジェルで質感を調整(マットでナチュラル、ウェットでモード感)。 ドライヤーで根元を立ち上げ、ボリュームを出す。 2. トレンドの取り入れ方 - 2025年のトレンド 韓国風のシースルーバング、ニュアンスパーマ、くすみ系カラー(アッシュ、ベージュ)。 - ウルフショートやマッシュショートが男女で人気です。 3. アクセサリー ヘアピン、バンダナ、ピアスで個性をプラス。 帽子(キャップ、ニット帽、ベレー帽)との相性が良いです。 4. メンテナンス ヘアオイルや艶出しスプレーでツヤ感をキープ。 定期的な頭皮ケア(シャンプー、マッサージ)で健康な髪を維持できます。 新しい髪型、ショートにしたい方は 新しい魅力が出ますよ! ショートに挑戦してみませんか? Instagramでも様々な情報を発信しているので是非チェックしてみてください! Instagramはこちら>>ruku_motohashi1209
アジュバン×ヴェールルージュ 産学連携リレーションシップに密着
サロン専売化粧品メーカーである株式会社アジュバンコスメジャパンと大阪のヴェールルージュ美容専門学校と産学連携プロジェクトに密着しました!
MY CULTURE #33 小髙真理/〈ODAKHA〉デザイナー
スタイルのある女性に聞く 愛しのカルチャーヒストリー マイスタイルを謳歌する“INDEPENDENT GIRL”に、自身のアイデンティティに強い影響を与えられたカルチャーについて話を聞く連載コンテンツ。 第33回目は、ファッションブランド〈ODAKHA〉のデザイナー小髙真理さんに、T.Rexの3rdアルバムやゴダールによるSF映画、ベルギー人アーティストのパナマレンコの展示会カタログを紹介してもらった。 PHOTO_Shunsuke Kondo TEXT_Mikiko Ichitani EDIT_Yoshio Horikawa (PERK) PROFILE Mari Odaka 小髙真理 文化ファッション大学院大学卒業。アパレルメーカーでニットデザイナーとして経験を積んだあと、2014年に自身のブランド〈malamute〉を設立。21年「東京ファッションアワード 2022」を受賞。23年秋冬シーズンよりブランド名を〈ODAKHA〉に変更し、よりグローバルに向けてクリエイションを続ける。 @odakha_official @odaka_mari 勇気や刺激を与えてくれる 音楽や映画、アートのチカラ 学生時代からビートルズやデヴィッド・ボウイといった60年代、70年代を中心としたUKロックシーンが好きだったという小髙さん。今回用意してもらったT.Rexの名盤『The Slider』は、音楽性はもちろん、ジャケットのグラフィックにも強い衝撃を受けたのだそう。 MY CULTURE #33 小髙真理/〈ODAKHA〉デザイナーの記事の続きはこちら FASHION & CULTURE MEDIA for “INDEPENDENT GIRL” 『PERK』は2019年までの定期刊行の紙の雑誌から、20年春より“INDEPENDENT GIRL”をコンセプトにデジタルメディアとしてリスタートしました。自立心を高めながら、クリエイティブに、アクティブに日々を謳歌する。そんな“INDEPENDENT GIRL”に向けたファッションはもちろん、周辺のカルチャーにもフォーカスした多彩なコンテンツをお届けします。 WEB:https://perk-magazine.com Instagram:@perkmagazine YouTube:PERK magazine @perkmagazine1436
セミナー公演などの実績多数! 京都のカリスマ美容師・TONOさんとは?
ホスト業界のイメージを一新したあの方を彷彿とさせる、カリスマ美容師が存在するという噂を聞きつけ京都に…。そこにいたのは、数々の輝かしい実績を引っ提げて、メディア出演やセミナー開催などを積極的に行う、京都を代表するスタイリストのTONOさん。 一体どんな人物なのか、特別にインタビューをさせていただきました!(この記事は2024年3月掲載時点の内容です) 〈PROFILE〉 LOVEST KYOTO / スタイリスト TONOさん 滋賀県出身。顧客には著名人も多く、月間最高売上300万円という記録を誇る、LOVEST KYOTOのトップスタイリスト。さまざまな番組や世界的ヘアカタログをはじめ、多数のメディアへも出演。自身のブランディングにこだわり、そのノウハウを全国の美容師に伝えるべく、セミナー公演なども実施している。近年では、日本初のお寺でのヘアカットPVが話題を呼んだ。 Instagram:@official_tono 〈SALON DATA〉 LOVEST KYOTO 京都府京都市下京区河原町通順風町309 中村ビル2F Instagram:@lovest_kyoto ――まずは自己紹介 LOVEST KYOTOのTONOと申します。3世代に渡るお客様など生涯顧客が多く、お客様を飽きさせないことを強みとしている、京都のハイパー美容師です。 ――座右の銘や大切にしている言葉はありますか? ありません。生み出す側なんで。 ――美容師を目指した理由 美容業界がTONOを呼んでいたからです。 当時10歳の時に初めて訪れた美容室に、心を動かされたんです。その日までは近くの床屋にお任せしていた、「伸びた髪を切る」という作業が一変。「内面からかっこよくなれた」と感動した、その衝撃を今でも覚えています。ただ伸びた分を切るのではなく、まだ見ぬ自分の姿を提案してくれたり、その時々に響く言葉をかけてくれたりと、仕事としての奥深さに魅了され、今のTONOが存在します。 ――美容師としての面白さ 毎日たくさんの人と出会うことで、日々成長ができるということですね。一見同じようなことをしていても、出会う人が違えば受ける刺激も異なります。毎日新しいことに挑戦しているようで、ワクワクしますよ。僕、明日に向かって生きてるんで。 ――美容師としてのこだわり 自身のブランディングはもちろんですが、接客時にデザインとケアの提案は欠かしません。 「今日はどうしましょう?」ではなく、「春なんでこんなスタイルどうですか?」「似合うと思ってこんなイメージを持ってきました!」という風に、まずはこちらから提案をする。「私のために考えてくれたんだ」という特別感を演出するようにしています。そうやって信頼関係を作ることで、「TONOさんが言うなら……」となるんです。大事なのは何を言うかではなく、誰が言うか。これが売り上げを伸ばす上でも重要です。 ――これまでにぶつかった壁 実は今もですが、常に壁にぶつかっています。まっすぐ歩けているから、正面から壁にぶつかれる。そう考えると、これまでの道のりは正しかったんだなと思います。 特に大きかった壁は、スタイリスト昇格時にありました。当時、そのままでも問題はなかったのですが、美容師として登り詰めるにはキャラクターが少し弱かったんです。「お客様の印象に残らなければ、通ってもらえない」と考え、本気で自身のブランディングに着手しました。それからは結果がついてきましたね。 僕、あの人に似てますよね? 正解なんですよ。皆は中途半端に取り入れるものを、僕は堂々と徹底的にパクる。パクってパクって真髄を得てから、自分の色を出して切り離す。そうすれば、目標とした方を越えられる可能性を秘めた自分が生まれると考えています。 ――夢やビジョン 同じ夢を抱き続けるのは、結末を知っている映画を観るようなものだと思います。「何が起こるかわからない」そんな刺激を味わい続けたいので、夢や目標は通過点として、その時々で変えるようにしています。 今の夢は“美容師の社会的地位向上”。希望に満ち溢れた新しい世代の美容師たちが、「職業は美容師です!」と胸を張って言えるように、業界全体を盛り上げたいと思っています。そのためにも今は、身近な若手スタッフの育成に力を入れています。 今回のインタビューを経て、TONOさんについてさらに知りたくなった編集部は、追加インタビューを決定! AM-YUでは、TONOさんの魅力をまとめたプロモーション動画も作成しているので、興味のある方はそちらもご確認ください。 次回はTONOさんがセミナーでも話されたという、目指す美容師像を具現化するために作った、「TONO流 7つのルール」についてお聞きします。お楽しみに!
t.a.g 仲地さんの美容道
「あなたらしさって何ですか?」 この問いに、あなたはすぐ答えられますか?その人が得意とするテクニックを切り口に、美容師というお仕事をするうえで大切にしていることやポリシーを紐解き、自分らしさを磨くためのノウハウや考え方をお伺いします。 今回は、カラーに特化したヘアサロン『t.a.g』のオーナーである仲地龍太さんです。(この記事は2024年7月掲載時点の内容です) >> 動画はコチラ ー仲地さんが美容師を目指したきっかけは? 「きっかけは、高校生の時に担当してもらった美容師さんがかっこよかったっていうシンプルな理由です。その美容室に入店した時、荷物を預かってくれるというサービスが初めてだったので感動して。それで美容師になろうと思いました」 ー特殊な経歴をお持ちとお聞きしましたが…。 「そうなんです。実は左官業をしていたことがあります。あのコンクリートを滑らかにする建設業の…」 ーなかなかそんな過去をお持ちの美容師さんはいないですよね! 「高校生の時、大学に進学したかったんですが、兄弟が5人いるので経済的に難しくて。もちろん美容学校もダメ。それなら美容学校なら通信制があるので働きながら通えるなと思い、左官業をして働いてお金を貯め入学し、サロンに就職して働きながら学校へ通いました」 ー今回はダブルカラー+エンドカラーというデザイン性の高い施術を実際に披露していただきました。仲地さん的ポイントは? 「ブリーチですね。モデルさんがすでにブリーチ毛で、根元の方が黒くなっているのでまず先にレタッチ。体温の影響で地肌に近いところがすごい明るくなりやすいんですが、根元1cm、 2cm~3cm、3cm以降と段階的に明るくなりやすいので、それを計算しながら塗り分けていくのが、一番時間がかかるところでした」 ー仲地さんはインスタグラムでも「ハイライトの神」と自らを表現されていますが、今回のようなダブルカラーやハイトーンカラーが得意なのでしょうか? 「t.a.gはカラーに特化したヘアサロン。僕はハイライトを売りにしていて、他のスタッフもバレイヤージュやミルクティベージュ、ルーツカラー、派手髪などそれぞれの売りのテクニックを持っています」 ーそうなんですね!仲地さんがハイライトを売りにしたきっかけは何だったんでしょう? 「当時ハイライトが流行っていて、どこかの美容師さんが載せてるハイライトがすごい好きだったんです。それをできるようになりたいなって、職場のみんなで研究していたんです。僕自身はそこまでガチでやろうとは思ってなかったんですけど、スタッフがやってほしいですと言うので、じゃあちょっとやってみようと思ってやってみたら、できるようになったという感じです」 ースタッフのリクエストに応えてやりはじめたと。 「そうですね(笑)」 ーハイライトもそうですし、今回のようなハイトーンやデザインカラーの時に気をつけていることはありますか? 「まずはダメージを極力少なくすることです。ブリーチやカラーをする以上、ダメージは絶対あるんですが、それをいかに減らせるかです。そのためにケア剤も導入しますし、塗り分けが大切になってきます」 ー他には…? 「似合うか似合わないかを、必ずお伝えするようにしてます」 ーなるほど!似合わない時ははっきり言いますか? 「はっきりとは言わないです(笑)。僕はまずはお客さまがやりたいことを受け入れたいです。その上で、他の方の例をあげてリスクを提示したり別の提案をして、最終的に納得のいくゴールを見つけていきます。なのでカウンセリングは長い方だと1時間かけることもあります」 ーカウンセリングに1時間ですか!すごい。 「やりたいカラーを今の髪にするとどんなリスクがあるかということだったり。それに、ハイライトって人によると白髪みたいに見えてしまう場合もあるんです。なのでその人の友人関係やキャラクターを考慮したうえで、このカラーにしたらどう突っ込まれるか…なんてこともイメージしながら決めていきます。もちろん、その人が帰った後にできるスタイルになるようにしています」 ー仲地さんがカラースタイルを極めていく中で、ともに磨かれたスキルはあったりしますか? 「観察力ですかね…?お客さまの髪やファッションはもちろん、話していくとニュアンスでこれはやりたくないだろうなとか、いいですよって言ってるけど、そこに含まれているわだかまりがある感じを察するようになったというか」 ーずばり、仲地さんの美容師としてのポリシーって何でしょうか? 「ダサいこと。人間鈍臭いところがあってもいいって思うし、失敗したことを隠さず素直に伝えることが大事だと思います。カラーってなかなか思っているように出ないこともあるんです。その時に、『めっちゃいいです!』なんて言わないです。正直に伝えて、お直しも提案させていただきます」 ー落ち込んだりイラッとした時はどう乗り越えていますか? 「イラッとしたときの考え方があって。基本的に人を嫌いになるのは、自分が育ってきた環境で大切にしていることを侵されるからなんです。だから他人の考え方や育ってきた環境が違うと理解したら、自分がイラッとしているだけで、その人は悪くないんだと思えるようになるんです」 ーすばらしい考え方ですね!ちなみに、SNSはどのように活用していますか? 「SNSは信頼度UPのためです。今はスタイルをほぼ載せず、僕の考え方やどういうふうなプロセスでお客さまに寄り添っていくかというカウンセリングのしかたなど、スタイルをつくる上で大切にしていることを乗せるようにしています」 ーちなみにInstagramに載せてらっしゃるゴリライトというのは!? 「僕ゴリラって呼ばれてたので、自分がつくるコントラストがついた立体的なカラーのことをそう命名しました(笑)」 華やかなデザインカラーを作り出す仲地さん。話すととても気さくで、柔らかな人柄にギャップがある、美容師としても人としても魅力的な方でした。テクニカルなカラーの裏には、経験で培った成功術が隠されている。そんなことに気づかされました。 仲地龍太 t.a.g オーナー Instagram : @t.a.g_ryuta tiktok : @ryuta0610 経歴 : 高校卒業後、左官業をしながら資金を貯め、大阪美容専門学校(通信制)へ入学。同時に某サロンへ入社。スタイリストデビューしたのち別サロンを経て独立し、『t.a.g』を共同経営としてオープンさせる。 <SALON DATA> t.a.g/タグ HP : https://tag-osaka.com Instagram : @t.a.g_color_hair
美容師にオススメの映画
美容師におすすめの映画をいくつか紹介します。 美容やファッション、明日からのモチベーションがあがる作品を6つお知らせします! 1. 「ヘアスプレー」(Hairspray, 2007) - 1960年代のアメリカを舞台に、ダンスと音楽、そしてヘアスタイルが重要な要素のミュージカル映画。個性や多様性を讃えるストーリーで、美容師としてのインスピレーションを得られる明るい作品。 2「クルーレス」(Clueless, 1995) - ファッションとスタイルにこだわる高校生の物語。90年代のアイコニックなヘアスタイルやメイクが満載で、トレンドを作り出す楽しさを感じられます。 3 「プラダを着た悪魔」(The Devil Wears Prada, 2006) アンハサウェイ主演、ファッション業界の舞台裏を描いた作品。美容師として、トレンドを追い求める姿勢や外見の重要性に共感できるシーンが多いです。 4 「ヴィダル・サスーン:ザ・ムービー」(Vidal Sassoon: The Movie, 2010) - 伝説的ヘアスタイリスト、ヴィダル・サスーンの生涯を追ったドキュメンタリー。彼の革新的なカット技術やファッション業界への影響は、ヘアデザイナーにとって大きなインスピレーションになります。 5「シザーハンズ」(Edward Scissorhands, 1990) ティム・バートン監督のファンタジー映画。 ジョニーデップ主演。主人公のユニークな「ハンドカット」によるヘアスタイリングや造園アートは、創造性と技術の融合を感じさせる。ヘアデザインの芸術性を刺激する作品です。 6 「マリー・アントワネット」(Marie Antoinette, 2006) - 18世紀のフランス王妃の華やかな生活を描いた映画。豪華なウィッグやヘアスタイルが随所に登場し、歴史的なヘアデザインの美しさと創造性を堪能できます! これらの映画は、美容師としての情熱やクリエイティビティを刺激しつつ、楽しめる作品です! ぜひ参考にしてみてくださいね。
MY CULTURE #32 KAZUKI/アーティスト
スタイルのある女性に聞く 愛しのカルチャーヒストリー マイスタイルを謳歌する“INDEPENDENT GIRL”に、自身のアイデンティティに強い影響を与えられたカルチャーを紹介してもらう連載コンテンツ。 今月は東京を拠点にアーティストやアートディレクターとして活躍するKAZUKIさんに、2004年公開のラブロマンス『きみに読む物語』、宇多田ヒカルのデビューシングル「time will tell」、さらに谷川俊太郎の詩集について話を聞いた。 PHOTO_Shunsuke Kondo TEXT_Mikiko Ichitani EDIT_Yoshio Horikawa (PERK) ROFILE KAZUKI クリエイターに囲まれて育ち、物心ついた時から絵を描き始める。ニューヨークなどへの留学経験を経て独学でアートを学び、近年では音楽やファッション、ビューティ関連のアートワークを手がけ、カフェやホテルなどの空間へもアブストラクトなアート作品を提供している。独特で豊かな色彩感覚と、自由で大胆かつボーダレスな表現が最大の魅力。アートディレクターやスタイリストとしても活動の幅を広げている。 @kazukiyon @artkazuki あの時の私と、 今の私を照らすもの 高校生の頃、カナダに留学していたKAZUKIさん。コンビニもスーパーもなく、あるのは大きな湖とDVDショップくらい。休日は散歩や映画を観て過ごしていたという彼女が、その時期に出合った映画『きみに読む物語(原題:THE NOTEBOOK)』は、語学の勉強も兼ねて何度も観返したお気に入りの一本なのだそう。 MY CULTURE #32 KAZUKI/アーティストの記事の続きはこちら FASHION & CULTURE MEDIA for “INDEPENDENT GIRL” 『PERK』は2019年までの定期刊行の紙の雑誌から、20年春より“INDEPENDENT GIRL”をコンセプトにデジタルメディアとしてリスタートしました。自立心を高めながら、クリエイティブに、アクティブに日々を謳歌する。そんな“INDEPENDENT GIRL”に向けたファッションはもちろん、周辺のカルチャーにもフォーカスした多彩なコンテンツをお届けします。 WEB:https://perk-magazine.com Instagram:@perkmagazine YouTube:PERK magazine @perkmagazine1436
MY RULE【KIPI 早瀬 忍さん】逆張りではじめたレイヤーを極めてわかったこと
自分らしさってなんだろう。多様性のこの時代をサバイブするための、個性の見つけ方やスキルの磨き方術を伺います。 今回は、KIPI代表の早瀬 忍さん。レイヤースタイルの代名詞であるウルフを、流行する前に推そうと決めたきっかけや、そこから今につながっていることを聞きました。(この記事は2024年7月掲載時点での内容です) ウルフを習得するまで重ねた努力はそこ知れず ―単刀直入に、早瀬さんといえばウルフカットというイメージがあるのですが、ご自身としてはいかがでしょうか? 「今はめちゃくちゃ推しているわけではないのですが…(笑)、ブームになる前からウルフカットに力をいれていたのは事実です。というのも数年前に切りっぱなしボブが大流行した時代があったんです。日本中の女の子がそのスタイル。正直つまらないなって思いました。そこで逆張りで、ウルフといったレイヤーカットの練習をはじめたんです」 ―つまり、誰もやってないということですよね。どのようにスタイルを勉強したんでしょうか? 「カットの基礎的なことは当時働いていたサロンで教わったんですが、いいなと思うスタイルは海外のモード誌やファッションショーなどを見て、どう再現するんだろうってウィッグで練習を重ねました。実は僕、すごく不器用なんです。なので、他の人の何倍も練習しましたね」 「直感よりも理論的思考タイプ。技術を身につけるには、頭の中でカットの展開図が引けるくらいまで練習をするしかなかったんです。ここまでやったおかげで、『毛先のここを軽くしているので、こう巻くといい』というようにお客さまに理論的な説明ができるようになりました」 ―たくさんの努力で技術をものにされたんですね。長い間練習を続けてこられたモチベーションはなんでしょうか? 「負けず嫌いなんです。むしろ、それしかないです。勉強してみてわかったんですが、レイヤーって、入ることで髪がとても扱いやすくなるんです。多毛も癖っ毛も、動かすだけでおしゃれに見える。レイヤーを入れた方が生活が豊かになる人は多いはず、だから絶対に技術をものにしたいと思いました」 早瀬さんのレイヤースタイルコレクション 経営者として目指すのは“技術のスペシャリスト集団” ―早瀬さんは現在、お店の代表をされていますよね。後輩へはどんな指導をされているんでしょうか? 「はじめのうちは、ひとつ得意なことを伸ばすための努力をしていこうねと伝えています。つまり、それぞれのスタッフが極めたスキルを持っている、そんな『技術のスペシャリスト集団』を目指しているんです」 ―誰かが極めた技術や上達のコツを他の方に教えていってというのができるから、全体のスキルアップが早そうです。早瀬さんが編み出されたレイヤーカットのコツなんかもスタッフの方に伝授されているんでしょうか? 「もちろんです!新人の子がやっても上手くできる確実なカットの仕方や僕なりのノウハウはあるんです。でもここでは秘密にさせてください(笑)。ハサミは、僕は早く切りたいので長いものをよく使いますね」 ―なるほど。最後にこれからの目標を教えてください。 「レイヤーカットを推さなくなった。わけではないのですが、メンズカットに一層力をいれていきたいと思っています。街で見かけて『おしゃれな子だな~』と思うのって、女の子がほとんどじゃないですか。それを変えたい、おしゃれな男の子のスタイルを提案していきたいです」 KIPI代表 早瀬 忍 関西美容専門学校を卒業後、東京・表参道のサロンに新卒入社。その後、フリーランスを経て2020年に「KIPI」を立ち上げ。現在は育児にも奮闘中! Instagram : @hayaseshinobu <SALON DATA> KIPI/キピ 大阪市北区豊崎3-14-5 Instagram : @kipi_official_osaka
【開催まであと3日!5月17日(土)B-fes | 美フェス】
ついに開催まで【あと3日】🎊 美容学生たちもラストスパートで準備に励んでいます🔥 今回の目玉は、美容学生たちが魅せるヘアショー! 学生ならではの感性と技術が光るステージは、ここでしか観られません✨ さらに、憧れのサロンと直接話せるガイダンス、美容メーカー様のスペシャルステージ、フォトスポットなど楽しいコンテンツも盛りだくさん🎨 入場は無料! 美容学生さん、美容師さん、美容に興味のある方ならどなたでも参加OK🙆♀️ ぜひこの週末、美容の「今」と「未来」を感じに【なんでもアリーナ】へ! —————————————————— 【公式HP】 https://am-yu.info/b-fes/ —————————————————— 【イベント情報】 日時:5/17(土)13:00〜18:00 場所:関西テレビ内「なんでもアリーナ」 開催場所はコチラ —————————————————— 【コンテンツ内容】 ・ヘアショー ・サロンガイダンス ・メーカー様スペシャルステージ ・フォトコンテスト表彰式 ※内容は変更になる場合があります —————————————————— 美容学生さん、美容師さん、美容に興味のある方も大歓迎! みなさんのご来場、お待ちしてます! イベントの詳細はコチラをご確認ください!
「超・主観的」私のこだわりワーク愛テム #5 パナソニック「プロバリカン ER1510P-S」 & 宝紀工房のシザー
毎日お仕事で使用している美容師のみなさんだからこそ語れる、お気に入りアイテムの「ここがいい!」を、個人的な偏見満載で紹介! メーカーのカタログからだけじゃ知り得ない、「愛した者にしか感じられない魅力」が今、明かされる…⁉(この記事は2023年10月掲載時点の内容です) <PROFILE> DOUBLE M オーナー/スタイリスト 的場 千敏さん 石川県出身。22年間勤めた大正区のサロンから独立。きめ細やかで丁寧なカウンセリング・スタイリングで、お客様一人ひとりの理想を叶える。 スタイリスト昇格時から愛用するバリカンは自分の手にジャストフィット ―お仕事で欠かせないアイテムを教えてください。 パナソニック社の「プロバリカン ER1510P-S」です。これは、私がスタイリストに昇格した時からずっと愛用しているバリカンで、20年近く使っていると思います。古くなれば同じ機種を買い直して使うほど気に入っています。 ―特に、どういった部分が気に入っていますか? 他にもいろいろなバリカンを持っていて用途によって使い分けていますが、この「プロバリカン ER1510P-S」はスリムボディで軽く、すごく持ちやすい。小回りが効いて細かい部分まで綺麗に整えることができるので、ついつい手に取ってしまうんですよね(笑)。それともう一つ、仕事に欠かせないアイテムがあります。 「宝紀工房」のシザーは小ぶりな6インチがお気に入り ―紹介していただけますか。 和歌山県にある「宝紀工房」のシザーです。「宝紀工房」は美容師・理容師が使うプロ仕様のシザーやシザーケースなどを手掛けているメーカーなんです。以前勤めていたサロンとお付き合いがあって、私も使うようになりました。いろいろなサイズを持っていますが、特に6インチのミニがすごく気に入っています。 ―見るからにかなり小さいですよね。 サイズはかなりコンパクトですが、切れ味が良く、驚くほど使いやすいんですよ。女性のショートやセミロング程度の長さであれば、これとセニングシザーがあれば十分です(笑)。これからもずっと使い続けたいアイテムですね。 <SALON DATA> DOUBLE M(ダブルエム) 大阪市住之江区北加賀屋5-6-18 リアライズ北加賀屋T02 Instagram :@double_m_hair
MY CULTURE #31 工藤花観/〈KAKAN〉デザイナー
スタイルのある女性に聞く 愛しのカルチャーヒストリー マイスタイルを謳歌する“INDEPENDENT GIRL”に、自身のアイデンティティに影響を与えたカルチャーについて聞く連載コンテンツ。 28回目の今回は、ファッションブランド〈KAKAN〉のデザイナー工藤花観さんに、よしもとばななの小説とアメリカ出身の写真家によるドキュメンタリー映画、スタイリスト北村道子さんの書籍を教えてもらった。 PHOTO_Shunsuke Kondo TEXT_Mikiko Ichitani EDIT_Yoshio Horikawa (PERK) ROFILE Kakan Kudo 工藤花観 18歳で渡英。名門セントラル·セント·マーチンズ基礎課程修了後、2022年イタリアのイスティチュート·マランゴーニのファッションデザインコースを卒業。24年に自身のブランド〈KAKAN〉を設立し、24-25年秋冬コレクションでデビューを果たした。 @kakan.ars @kakankudo ありのままの私を 肯定してくれるものたち 幼少期から美術教室に通い、アートや創作に触れてきた工藤さん。高校生の時に出合ったよしもとばななさんの長編小説『みずうみ』は、多感な当時の彼女の価値観を静かに揺さぶり、現在でも旅先に持ち歩いては何度も読み返すほど思い入れのある一冊なのだそう。 MY CULTURE #31 工藤花観/〈KAKAN〉デザイナーの記事の続きはこちら FASHION & CULTURE MEDIA for “INDEPENDENT GIRL” 『PERK』は2019年までの定期刊行の紙の雑誌から、20年春より“INDEPENDENT GIRL”をコンセプトにデジタルメディアとしてリスタートしました。自立心を高めながら、クリエイティブに、アクティブに日々を謳歌する。そんな“INDEPENDENT GIRL”に向けたファッションはもちろん、周辺のカルチャーにもフォーカスした多彩なコンテンツをお届けします。 WEB:https://perk-magazine.com Instagram:@perkmagazine YouTube:PERK magazine @perkmagazine1436